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2024年07月08日(月)のFXニュース(1)

  • 2024年07月08日(月)10時05分
    東京外国為替市場概況・10時 ユーロ円、戻りが鈍い

     8日の東京外国為替市場でユーロ円は戻りが鈍い。10時時点では173.80円とニューヨーク市場の終値(174.21円)と比べて41銭程度のユーロ安水準だった。欧州政局への不安で173.65円まで下落後に下げ渋ったが、反発は限定的。一時174円台を回復していたものの、日経平均株価が小安く寄り付いたり、時間外取引のダウ先物がじり安となったりするなか173.80円付近まで押し戻された。

     ドル円も重い動き。10時時点では160.61円とニューヨーク市場の終値(160.75円)と比べて14銭程度のドル安水準だった。ユーロ円などクロス円の円買い傾向が徐々に重しとなり、160.56円まで下値を探った。朝方発表された実質賃金のマイナス幅拡大への反応は鈍かった。

     ユーロドルは10時時点では1.0821ドルとニューヨーク市場の終値(1.0840ドル)と比べて0.0019ドル程度のユーロ安水準だった。朝方に欧州政局を懸念した売りで1.0802ドルまで売り先行後に下げ渋って以降は次第に動きが落ち着いた。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:160.56円 - 160.83円
    ユーロドル:1.0802ドル - 1.0833ドル
    ユーロ円:173.65円 - 174.13円

  • 2024年07月08日(月)09時19分
    ドル円、やや上値重い 一時160.56円まで下押し

     ドル円はやや上値が重い。朝方の160.75円前後でのもみ合いから160.56円まで下振れている。5月国際収支で貿易赤字が縮小したことが円買いの材料となった面も少なからずあるが、今のところ持ち高調整の範囲内といった動き。なお、日経平均株価は先週末終値を挟んで方向感がない。

  • 2024年07月08日(月)09時09分
    ドル・円は主に161円を挟んだ水準で推移か、米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性

     5日のドル・円は、東京市場では161円54銭から160円54銭まで下落。欧米市場では160円35銭まで下げた後、一時161円33銭まで反発したが、160円79銭で取引終了。本日8日のドル・円は主に161円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の低下を受けてドルは伸び悩む可能性がある。

     パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は7月2日、欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、足元のインフレ圧力低下を認めながらも、利下げに先立ちそれを確証するデータを確認する必要があるとの認識を示した。今週9日と10日に予定されている議会証言でもほぼ同じ内容の見解を提示するとみられている。

     5日発表の6月米雇用統計で失業率は上昇し、長期金利は低下したが、11日発表予定の6月米消費者物価コア指数(CPI)が市場予想と一致した場合、年内利下げの可能性はやや高まりそうだ。ただ、日本銀行は次回会合で政策金利の据え置きを決める可能性があるため、リスク回避的な米ドル売り・円買いがただちに拡大するとの見方は増えていないようだ。

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  • 2024年07月08日(月)09時01分
    日経平均寄り付き:前週末比49.23円安の40863.14円


    日経平均株価指数前場は、前週末比49.23円安の40863.14円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は67.87ドル高の39375.87。
    東京外国為替市場、ドル・円は7月8日9時00分現在、160.61円付近。

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  • 2024年07月08日(月)08時55分
    日・5月経常収支:+2兆8499億円で黒字額は市場予想を上回る

    8日発表の5月経常収支は+2兆8499億円で黒字額は市場予想の+2兆3503億円程度を上回った。

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  • 2024年07月08日(月)08時50分
    日・5月現金給与総額:前年比+1.9%で市場予想を下回る

    8日発表の5月現金給与総額は前年比+1.9%で市場予想の+2.1%を下回った。

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  • 2024年07月08日(月)08時35分
    ドル円、160.69円前後で小動き 実質賃金はマイナス幅拡大

     5月の毎月勤労統計調査の実質賃金は、前月の-1.2%より弱い-1.4%となった。今回でマイナスが26カ月連続となり、過去最長を更新している。先週の1−3月期の実質国内総生産(GDP)確報値の大幅修正(前年比で-1.8%から-2.9%)、5月消費支出の予想比下振れ等、本邦の弱い経済指標結果が続いていることで、7月の日銀政策決定会合では積極的な政策変更が難しくなりそうだ。
     もっとも、結果を受けてのドル円の値動きは限られ、8時33分時点で160.69円前後で推移。

  • 2024年07月08日(月)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ユーロドル、売り先行

     8日の東京外国為替市場でユーロドルは売り先行。8時時点では1.0824ドルとニューヨーク市場の終値(1.0840ドル)と比べて0.0016ドル程度のユーロ安水準だった。仏総選挙の決選投票で左派の政党連合「新人民戦線(NFP)」が議会の最大勢力になる見通しとなり、第1回投票で首位だった極右政党「国民連合(RN)」が第3党に留まることになった。単独過半数を獲得した政党がいない、いわゆるハングパーラメント状態となることがほぼ確実視されたことで政局不安が意識され、一時1.0802ドルと先週末安値の1.0804ドルを下抜けた。一方、節目の1.0800ドルを前にショートカバーが入るなど、一巡後は下げ渋っている。

     ユーロ円も売り先行。8時時点では174.01円とニューヨーク市場の終値(174.21円)と比べて20銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの下落につれる形で早朝取引では一時173.65円まで値を下げた。ただ、東京勢が参入するにつれて買い戻しが入り174円台を回復している。

     ドル円は8時時点では160.76円とニューヨーク市場の終値(160.75円)と比べて1銭程度のドル高水準だった。早朝のオセアニア市場では160円台後半で動意が薄い。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:160.67円 - 160.83円
    ユーロドル:1.0802ドル - 1.0833ドル
    ユーロ円:173.65円 - 174.13円

  • 2024年07月08日(月)08時00分
    東京為替見通し=調整相場も実質賃金の下振れに要注意、選挙後の欧州通貨も要警戒

     先週末の海外市場でのドル円は、6月米雇用統計では非農業部門雇用者数が予想を上回り、円売り・ドル買いが先行。一時161.00円付近まで上げた。ただ、4月分と5月分が下方修正されたこともあってすぐに失速。失業率が4.1%と予想の4.0%より弱い内容となったことも相場の重しとなり、一時160.35円と日通し安値を更新した。ユーロドルは、米長期金利の低下に伴うユーロ買い・ドル売りが入り、1.0843ドルと日通し高値を更新した。

     本日の東京市場では調整色が継続する可能性があるものの、中長期的な円安の流れを変えるのは難しいだろう。先週は3日には1986年以来となる161.95円まで円安が進んだが、週後半は本邦輸出やポジション調整のドル売りも入ったことで160円台前半まで円が買い戻された。円安が続いたことで調整相場になりやすいが、円を積極的に買うには材料不足なことで、中長期的な円安の流れは変わらないと思われる。

     本日は本邦から複数の経済指標が発表されるが、注目したいのは5月の毎月勤労統計調査で発表される実質賃金の推移。4月は速報値では前年比-0.7%となったが、確報値では-1.2%と下方修正された。これで過去最長となる25カ月連続のマイナスを記録している。また、先週発表された、1−3月期の実質国内総生産(GDP)確報値も、前期比で改定値の-0.5%から-0.7%、前年比で-1.8%から-2.9%へと大幅に下方修正されている。実質賃金速報値、GDP改定値とも6月の日銀政策決定会合前に結果が出たあとに、確報値が修正されていることで、日銀は修正前水準でしか6月は景気見通しなどを判断していない。しかも、両指標とも改定幅が大幅に悪化したこともあり、これらの修正結果を見ていれば6月の日銀の見解と相違があっても不思議ではないだろう。また、5日に発表された5月消費支出は-1.8%となり、市場予想の+0.1%を下回る結果となっただけでなく、前月の313,300円から290,328円まで下がるなど内容も悪かった。相次ぐ経済指標の下方修正や、予想比下振れの指標結果が続いているが、5月の実質賃金の結果もさえないものとなった場合は、7月の日銀政策決定会合で短期金利引き上げなどの積極的な政策変更が難しくなるだろう。岸田政権が円安抑制策に対して全く手を打たない状況下で、7月に日銀が多少の長期国債の買い入れの減額にしか動けない場合は、さらに円安進行のリスクも高まりそうだ。なお、本日は日銀支店長会議も予定されている。

     東京時間では円相場が中心の値動きになるだろうが、欧州入り後は欧州通貨が大きく動意づきそうだ。週末7日に行われたフランスの決選投票では、左派の政党連合「新人民戦線(NFP)」が議会の最大勢力になる見通しと伝わった。マクロン大統領が左派連合とどの程度協力する意思を示すかにより、今後の仏政局が流動的になることが予想される。早朝はややユーロ安が進んでいるが、欧州勢がどのように反応するかが注目される。また、英国の総選挙で労働党が地滑り的な勝利をおさめたが、新財務相には予想通りに元イングランド銀行(BOE=中央銀行)のリーブス氏が就任した。歳出拡大よりも財政規律を重視する同氏就任が決まり、ポンドがどのような動きを示すか注目したい。そして、9年ぶりに行われたイラン大統領選挙では、改革派のペゼシュキアン氏が勝利をおさめた。イランの政治は最高指導者のハメネイ師が実権を握るが、欧米との協調を訴える新大統領を迎え、欧州相場並びにドルの動きが注目される。

  • 2024年07月08日(月)06時48分
    円建てCME先物は5日の225先物比175円高の41035円で推移

    円建てCME先物は5日の225先物比175円高の41035円で推移している。為替市場では、ドル・円は160円80銭台、ユーロ・円は174円00銭台。

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  • 2024年07月08日(月)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:30 毎月勤労統計(5月) 2.1% 1.6%
    08:50 国際収支(経常収支)(5月) 2兆3935億円 2兆505億円
    08:50 貸出動向 銀行計(6月)  3.4%
    08:50 銀行貸出動向(含信金前年比)(6月)  3.0%
    14:00 景気ウォッチャー調査 現状判断(6月) 46.2 46.7
    14:00 景気ウォッチャー調査 先行き判断(6月) 47.1 46.3

      日銀支店長会議
      地域経済報告(さくらリポート)(7月、日本銀行)
      各地域からみた景気の現状(支店長会議における報告)
      宇宙ビジネスカンファレンス「スペースタイド」(10日まで)


    <海外>
    15:00 独・貿易収支(5月) 199億ユーロ 221億ユーロ
    20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(6月) 0.63% 0.87%
    20:00 ブ・FGV消費者物価指数(IPC-S)(先週)  0.22%
    20:25 ブ・週次景気動向調査
    27:00 ブ・貿易収支(先週)  7.56億ドル
    28:00 米・消費者信用残高(5月) 110.00億ドル 64.03億ドル

      露・印モディ首相が訪問(9日まで)
      フィリピン・日本とフィリピンの外務・防衛閣僚協議(2プラス2)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2024年07月08日(月)06時08分
    ドル円、160.75円前後で推移 先週末終値とほぼ変わらない水準で小動き

     ドル円は小動き。仏決選投票を受けたユーロの動きに市場が注目していることもあり、週明け早朝のオセアニア市場でドル円は動きが鈍く、160.75円前後と先週末終値とほぼ変わらない水準で推移している。

  • 2024年07月08日(月)06時02分
    ユーロドル、1.0802ドルまで売り先行 仏決選投票では極右政党が逆転敗北

     ユーロドルは売り先行。一時1.0802ドルまで下落し、先週末安値の1.0804ドルを下抜けているほか、ユーロ円も173.65円まで下げている。
     仏総選挙の決選投票では左派の政党連合「新人民戦線(NFP)」が議会の最大勢力になる見通しとなり、第1回投票で首位だった極右政党「国民連合(RN)」が逆転負けとなった。単独過半数を獲得した政党がいない、いわゆるハングパーラメント状態となることがほぼ確実視されたことで政局不安が意識されているか。

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