【ＮＹ為替オープニング】米政府機関閉鎖、FRBの利下げや米中関係の行方に焦点｜FX・為替ニュース

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2025年10月20日(月)22時33分ポスト
【ＮＹ為替オープニング】米政府機関閉鎖、FRBの利下げや米中関係の行方に焦点

■注目ポイント
・自民と維新の連立政権合意
・米景気先行指数の発表は延期
・中・GDP(7-9月)　＋4.8％（4.7％　5.2％）
・中・鉱工業生産指数(9月)：＋6.5％（＋5.0％、8月5.2％）
・中・小売売上高(9月)＋3.0％　3.0％　3.4％
・ハセット国家経済会議（NEC）の委員長
「政府機関閉鎖は今週中に終了するだろう」「もし、閉鎖が終了しなければ、政府は強い措置をとる」

20日のNY外為市場では政府機関閉鎖が20日目に突入し一部経済指標の発表がさらに延期され、金融政策の判断に不透明感が一段と広がった。一部地区連銀製造業指数などが活動縮小圏に落ち込むなど、景気減速のあらたな証拠となり年あと2回の利下げは市場に織り込まれた。引き続き連邦準備制度理事会（FRB）の利下げ軌道を睨む展開。米国の政府機関閉鎖の長期化や米中通商交渉の行方がリスクとなる。中国の7-9月国内総生産（GDP）は前年同期＋4.8％と、前期の＋5.2％から伸びが鈍化。

国家経済会議（NEC）のハセット委員長はインタビューで、「政府機関閉鎖は今週中に終了するだろう」「もし、閉鎖が終了しなければ、政府は強い措置をとる」とコメント。さらに、米中通商交渉を巡り、今週開催されるベッセント米財務長官と中国との会談で誤解をとくだろうと楽観的な見方を示し、警戒感が緩和しリスク回避の動きが後退しつつある。

また、自民と維新の連立政権合意を受け、高市総裁が首相に選出されることが確実な情勢となり、経済財政策の拡張を織り込む円売りが優勢となった。

・ドル・円、200日移動平均水準148.29円。

・ユーロ・ドル、200日移動平均水準1.0889ドル。

ニューヨーク市場はドル・円150円66銭、ユーロ・ドル1.1653ドル、ユーロ・円175円63銭、ポンド・ドル1.3410ドル、ドル・スイス0.7925フランで寄り付いた。

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