本日の為替相場の焦点は、『米・追加金融緩和観測』と『金融市場のリスク許容度』、そして『欧州債務問題』や『FOMC結果発表絡みのイベント』にあり。
米国の経済指標は、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・27時00分:米)財政収支
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・21時30分:加)新築住宅価格指数
への注目度が高い。
経済指標以外では、
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
・10時10分:NZ)ボラードRBNZ総裁の議会証言
・16時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
・25時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)FOMC経済・金利見通し公表
・27時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
・ECB月例報告
・ダボス会議(11日~13日開催)
・欧州議会本会議(10日~13日開催)
・今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
・欧州債務問題への思惑
・金融市場のリスク許容度での方向性(欧米の株式市場が主導)
・他の金融市場の動向(米株式や国債・長期金利、金、原油、米国以外の株式など)
・欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
・世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
・欧州の追加金融緩和への思惑
・日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
・金融当局者や要人による発言
などの要因に注意。
★★★
夏季ダボス会議と欧州議会本会議が開催中。
そして、最大の注目点は、FOMC政策金利&声明発表、FOMC経済・金利見通し公表、バーナンキFRB議長の記者会見が行われる点。
米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と生産者物価指数&【コア】がメイン。
米国の株式市場の動向は、金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
今週相次ぐ米国の長期国債の入札は、米国の長期金利の動向に影響を与えやすい。
先週の為替相場は、週初からドル売り・ユーロ買いの流れが続いていたが、週末に発表された米国の雇用統計の影響でその流れが加速した。
今週の為替相場は、週明けこそ米国の雇用統計発表後の変動の反動からか、直後にビッグイベントを控えての調整からか、先週末の流れへの調整が主体となったが、その後は、ドル売り・ユーロ買いの流れが再開・加速している。
本日は、なんと言ってもFOMC結果発表が行われる点が最大の焦点。その上で、引き続き米国の追加金融緩和期待と金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)、欧州債務問題への思惑(欧州各国の国債の状況も含む)での方向性が重要。
また、加速しているドル売り・ユーロ買いの流れが継続するかどうかにも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)
・06時00分:NZ)RBNZ政策金利&声明発表
→据え置きがコンセンサスで、サプライズの可能性は低いながらも、今後の金融政策への思惑で大きな変動につながりやすい
・10時10分:NZ)ボラードRBNZ総裁の議会証言
→言及次第
・16時30分:ス)SNB政策金利&声明発表
→据え置きがコンセンサスで、サプライズの可能性は低いながらも、今後の金融政策への思惑で大きな変動につながりやすい
・21時30分:加)新築住宅価格指数
→発表での影響はまずまず
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・25時30分:米)FOMC政策金利&声明発表
・27時00分:米)財政収支
・27時00分:米)FOMC経済・金利見通し公表
・27時15分:米)バーナンキFRB議長の記者会見
→本日は注目イベントが目白押し。経済指標の注目及び影響度も高いが、最大の焦点はやはりFOMC絡みの発表。追加金融緩和がどうなるか、そしてそれを受けてのバーナンキFRB議長の記者会見での言及で大きな変動にもなりやすい
9月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)は以下
▼米国の雇用統計発表明けとなる点
▼ECB理事会結果発表明けとなる点
▼12日(水)に独連邦憲法裁判所によるESMに関する合憲判断が行われる点
▼13日(木)にFOMC結果発表が行われる点
▼今週に米国の長期国債の入札が相次ぐ点
▼米国の追加金融緩和への思惑(ドルに影響)
▼欧州債務問題への思惑(今週も絡みのイベントが多数)
▼金融市場のリスク許容度(欧米の株式市場が主導)
▼主要な株式市場の動向(欧米が主体)
▼主要な経済指標の発表(米国が主体)
▼米国の長期金利の動向(ドルに影響)
▼欧州各国の国債の動向(入札状況や利回りが焦点)
▼金融当局者や要人による発言
▼世界経済の先行き懸念(欧米が主体、中国の動向も重要)
▼欧州の追加金融緩和への思惑
▼日本の追加金融緩和への思惑(日米金利差への思惑やドルに影響)
▼金や原油などの商品市場の動向
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9月13日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ECB月例報告 ・ダボス会議(11日~13日開催) ・欧州議会本会議(10日~13日開催) |
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06:00 | NZ)RBNZ政策金利&声明発表 | ◎ | 2.50% 据え置き |
2.50% 据え置き |
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10:10 | NZ)ボラードRBNZ総裁の議会証言 | ○ | 要人発言 | |||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | -0.1% | -0.3% | ||||||||||
-0.7% | -1.8% | |||||||||||||
16:30 | ス)SNB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
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17:00 | 欧)ECB月例報告 | △ | - | - | ||||||||||
21:30 | 加)第2四半期設備稼働率 | × | 81.1% | 80.7% | ||||||||||
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | +0.2% | |||||||||||
+2.3% | +2.3% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 37.0万件 | 36.5万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | +1.2% | +0.3% | |||||||||||
+1.6% | +0.5% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.4% | ||||||||||||
+2.6% | +2.5% | |||||||||||||
25:30 | 米)FOMC政策金利&声明発表 | SS | 0.25% 据え置き |
0.25% 据え置き |
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26:00 | 米)30年債入札 | BB | 130億ドル | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | B | -1700億 | -696億 | ||||||||||
米)FOMC経済・金利見通し公表 | SS | - | - | |||||||||||
27:15 | 米)バーナンキFRB議長の記者会見 | SS | 要人発言 | |||||||||||
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なし
FOMC結果発表を控えての調整や発表消化での材料出尽くしに最大限の注意をしつつ、基本ロングヨリで考えたい
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