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持田有紀子の「戦うオンナのマーケット日記」

アメリカ長期金利の上昇が気がかり、
ドル買い出動にも備えておきたい

2013年08月20日(火)16:09公開 (2013年08月20日(火)16:09更新)
持田有紀子

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 昨日は海外市場でイベントなし。だから株価の動きや原油相場など、外部環境に振り回されるポーションが大きくなる。そういう想定に基づいて取り組んでいこうと思った。欧州序盤では、ドル円は97円台の後半。アジア時間では20、30ポイントしか動かなかったので、動意薄と言える状況だった。ユーロドルは1.33台の前半で、ドルがやや全面高で推移していた。

 ドルが高い、もしくは下がりにくいというのは、ひとえにドルの金利の側面からのサポートが強いようだ。アメリカの短期金利は2015年まで上げないとFEDが公言しているのだから、注目は量のほう、すなわち長期債の利回りに向かっている。長期債の購入の縮小をやるのかやらないのかで問題になっているのだから、それも当然のことである。

 ベンチマークである10年債の利回りは、先々週の新発債の発行時にクーポンレートが2.50%だったということは、利回りもそのあたりだったはず。それから10日あまりで2.80%台を超えてきているのだから、長期金利の上昇は目覚ましい。やはりFEDの買い支えがないと、現行の高い株価を正当化するような低い長期金利は維持できないというところなのだろう。

 材料薄のなか、相対的にアメリカの長期金利に感心が集まる度合いが高くなっていた。そこに出て来たのが、昨日のブンデスバンクのコメントだった。「インフレ同湖によっては利上げもありうる」としたもの。ドラギ総裁は「何でもやる」とか「インフレはノーケア」だとか言ってるので、ユーロの利上げ方向の話しに、マーケットは無警戒だった。

 したがってこの月報が出た後、急速なユーロ買いに傾いた。ユーロ円は1円以上も上に跳ねて131円台まで上昇。ユーロポンドも上がった。ユーロドルは1.34台まで行くかもと思われたが、激しさの割には40ポイントほどしか上に上がらなかった。ドル円もユーロ円の上昇で98円台まで戻したのだが、なかなか一段高となりにくそう。ドル円の上値の重たさが再確認させられた。

 ニューヨーク時間ではむしろ、そうした欧州時間での動きの反動が出た。アメリカの長期金利の上昇は続いているので、金利上昇という側面からはユーロとドルがお互いに引っ張り合っているような形で進行。結果としてユーロドルは日に狭い動きにスタックすることとなった。

 為替相場それ自体としては、値幅は小さいものでおさまったので、私としても手を出すことはなかった、マーケット全体が様子見のようになっているので、なかなかフレッシュなレートに巡り会えない。どうもディールをしようと思うような、意欲を掻き立てるものが少ない~。

 そして今晩も材料が少ない。ドル円もユーロドルも、昨日のレンジを大きくはみ出さないだろう。注目は同じく株価と金利の動向だ。ここ数日間、軟調な展開を強いられている米国株だが、これが自律反発して値を戻そうならば、反対にアメリカの長期債は売られる。すなわち長期金利がさらに上昇することになる。

 10年ものの利回りが2.9%をトライしているところだが、3.0%レベルを超えてくると、大台が変わったというだけで大きく騒がれて、それを契機にドル買いも出てくるかもしれない。私としてはユーロドルはあまり売りたくないはないし、ドル買いをするとしたら、ドル円ということになりそう。


日本時間 16時00分
 

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