昨日の朝、日本のGDPが出た。予想を大きく下回るものだったので、東京時間での午前中はリスク回避が進んで日経先物は14180円まで軟化した。そしてドル円も101円台の中盤まで押し込まれて、先週来の安値も下に抜けてきた。それでもドル円の安値模索はとてもゆっくりなもので、とてもバリバリと落ちて行くといイメージが持てない。
そのうえ日本株が切り返してきて、東京クローズの段階ではなんと全戻しとなった。ドル円も小幅な値動きではあったが、目先の底を打った感じとなった。ユーロ円も朝に138円台に落ち込んだ後はずっと139円台をキープしていた。
そして昨日はアメリカがお休みだった。だから海外市場での動きは少ないだろうと思われた。私も半分以上、気持ちとしてはお休みモードに入っている。ただドル円が101円台の後半、それも101.90を越えてきたのでちょっとだけ売り込んでおこうと思った。これは自分が想定していたレンジの上限に近づいてきたからである。
102円台に乗せてきたらすぐに買い戻せばよいだけだし。そんなに長く持つショートポジションのつもりもなかった。102.05で買い戻しのストップ注文だけをおいて、101.92で売ってみた。しかしニューヨーク時間でのドル円は高値張り付きが続き、102円台に乗せてくることはないものの、それでも下がりもしなかった。
つまりユーロドルも含めて、まったく動きがなかったということだ。その動かないなかでグローベックスの米国株がやや上昇をして、すでに歴史的な最高値にまたあと一歩という水準まで上がってきていた。
本日の朝は本邦勢からのドル円の買いが集中した。お陰で私の損切りは東京市場の現物株がスタートするよりもずっと前にあっさりついてしまった。しかもドル円は102円台に乗せてもなおも堅調だ。お昼に日銀の会合を控えての期待がその要因だろう。
毎回、同じことなのだが期待ベースでとにかくリスクテークに走る。いうまでもなくユーロ円を筆頭にクロス円は上昇する。ドル円ももちろん上昇するのだが、会合の後では逆転することが多い。だから私も一度は止めてものの、もう一度ドル円のショートポジションを作るところを探していた。
昼間の日銀会合の結果は、予想通りに変更はなかった。ファーストアクションはリスクオフで反応したものの、すぐに切り返してきた。ドル円は101円台に差し込んで海外市場での安値も下回ってきたが、すぐに102.20あたりまで跳ね返された。その後のビディッシュな状況が続く。なんか変な感じがして、ドル円を売る気も起こらない。
奇妙なドル円ラリーとなった。貸し出しプログラムを強化するというものに反応したことになっているが、内容はそんなにインパクトのあるような話しではない。それでもみなが私のように何も出て来ないだろうし、また反落するのではないかと見ていたのだろう。ドル円は102.73近辺までショートカバーも手伝って上昇した。
今日の海外市場はドイツの景況感に始まり、トルコ中銀の金利会合、そしてアメリカの景況感も出る。米国株はすでに歴史的な最高値に急接近していることもあり、神経質な展開を強いられそうだ。リスク重視の動きがメインになるのは明らかで、米国株の動向は要ウォッチである。
日本時間 16時30分
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