本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米・長期金利の動向』と『5日に[欧)ECB金融政策結果発表]、6日に[米)雇用統計]の発表を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
注目度の高いものの発表はない。
米国以外では、
・09時30分:豪)第4四半期経常収支
・09時30分:豪)住宅建設許可件数
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
・16時00分:独)小売売上高
・18時30分:英)建設業PMI
・19時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
・22時30分:加)GDP&第4四半期GDP
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月初め要因(3月の月初め2日目の営業日)
・欧州の大手金融機関の決算発表→バークレイズ
・米国の主要企業の決算発表→ベストバイ、その他
・明日に[加)BOC政策金利&声明発表]を控える
・明日に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]を控える
・明後日(5日)に[英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表]を控える
・明後日(5日)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える
・週末(6日)に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を控える
・米国の国債市場と長期金利の動向
・主要な株式市場の動向
・米国の金融政策への思惑
・欧州の金融政策への思惑
・ギリシャ問題
・原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
・金融当局者や要人による発言
・日本の金融政策への思惑
・金融市場のリスク許容度
・ルーブルの動向(ロシアの対応も)
・中国の景気動向への思惑
などの要因が重要。
★★★
本日は、3月の月初め2日目の営業日で、[豪)RBA政策金利&声明発表]が行われる。
また、明日に[加)BOC政策金利&声明発表]と[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]、木曜日には[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表]、週末・金曜日には[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表が控える。
注目度の高い米国の経済指標の発表はない。
経済指標以外では、複数の主要企業の決算発表が予定されている。
米国の株式市場の動向は金融市場の方向性を見極める上で非常に重要な要因。
米国の長期金利(米国債)や金・原油などの商品市場の動向も為替相場と関連性が高い。
先月中旬から相次いでいる米国の主要企業の決算発表は米国の株式市場への影響力が大きい。
先週の為替相場は、イエレンFRB議長の議会証言の前後で大きく上下した後、週末にかけてドル買い・ユーロ売り・円売りが優勢となって、ドル円は119円後半まで上昇し&ユーロドルは大きく下落して1.120を割り込んでいる。
週明けの為替相場は、ドル買いが優勢な上にユーロ売りと円売りが重なって、ドル円は大きめに上昇して120台乗せ&ユーロドルは大きめに下落してジリジリと下値を試している。
直近の為替相場は、米国の国債市場と長期金利の動向、主要な株式市場の動向、米国の金融政策への思惑、欧州の金融政策への思惑、ギリシャ問題、原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)などが主な焦点。
本日も、直近で大きな変動要因となっている主要な株式市場及び米・長期金利の動向と共に為替相場の行方を見極めたい。
また、明日に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]、木曜日に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]、週末・金曜日に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を控える点も重要となる。
ドルに対しては米国の株式市場と米国の長期金利の動向、ユーロに対しては欧州の金融政策への思惑とギリシャ問題の影響を受けやすくなっている。ここからは、徐々に週末に控える[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]と[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]への思惑が焦点になってくると思われる。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第4四半期経常収支
・09時30分:豪)住宅建設許可件数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きい。日本時間の昼過ぎに金融政策の結果発表を控える点にも注意
・12時30分:豪)RBA政策金利&声明発表
→0.25%の利下げが市場のコンセンサス。その結果や声明の内容、今後の金融政策への思惑で大きく変動する可能性が高い
・16時00分:独)小売売上高
→発表でのユーロへの影響はまずまず
・18時30分:英)建設業PMI
→発表での英ポンドへの影響は大きめ
・19時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
→内容次第も、5日にBOE金融政策結果発表を控えるため、その思惑で大きな反応に繋がりやすい
・22時30分:加)GDP&第4四半期GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きい
※本日は、『注目度の高い米国の経済指標』の発表はない
■3月2日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼米国の国債市場と長期金利の動向
▼主要な株式市場の動向
▼米国の金融政策への思惑
▼欧州の金融政策への思惑
▼ギリシャ問題
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油価格の動向(金を中心としたその他の商品も)
▼金融当局者や要人による発言
▼日本の金融政策への思惑
▼金融市場のリスク許容度
▼ルーブルの動向(ロシアの対応も)
▼中国の景気動向への思惑
▼今週(3/2~)に→オーストラリア、英国、欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はない)
▼来週(3/9~)に→ニュージーランドの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はない)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ時期
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ時期
▼3月の月初め要因
▼5日(木)に[米)ECB金融政策結果発表]
▼6日(金)に[米)雇用統計]
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3月3日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・3月の月初め2日目の営業日 ・欧州の大手金融機関の決算発表→バークレイズ ・米国の主要企業の決算発表→ベストバイ、その他 ・明日に[加)BOC政策金利&声明発表]を控える ・明日に[米)地区連銀経済報告(ベージュブック)]を控える ・明後日(5日)に[英)BOE政策金利&声明発表&BOE資産購入枠発表]を控える ・明後日(5日)に[欧)ECB政策金利&声明発表&ドラギECB総裁の記者会見]を控える ・週末(6日)に[米)雇用統計:非農業部門雇用者数/失業率]の発表を控える |
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09:30 | 豪)第4四半期経常収支 | ○ | -110億 | -125億 | ||||||||||
豪)住宅建設許可件数 [前月比/前年比] |
◎ | -2.0% | -3.3% | |||||||||||
-1.7% | +8.8% | |||||||||||||
12:30 | 豪)RBA政策金利&声明発表 | ◎ | 0.25% 利下げ 2.00% |
0.25% 利下げ 2.25% |
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15:45 |
ス)第4四半期GDP [前期比/前年比] |
× | +0.3% | +0.6% | ||||||||||
+1.7% | +1.9% | |||||||||||||
16:00 |
独)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.4% | +0.2% (+0.6%) |
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+3.0% | +4.0% (+4.8%) |
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18:30 | 英)建設業PMI | ○ | 59.0 | 59.1 | ||||||||||
19:00 |
欧)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | -0.7% | -1.0% | ||||||||||
-3.0% | -2.7% | |||||||||||||
英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | ||||||||||||
22:30 | 加)GDP | ◎ | +0.2% | -0.2% | ||||||||||
↑・第4四半期GDP | +2.0% | +2.8% | ||||||||||||
加)鉱工業製品価格 | × | -0.9% | -1.6% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | -6.3% | -7.6% | |||||||||||
24:00 | 米)IBD/TIPP景気楽観指数 | C | 47.5 | 47.5 | ||||||||||
翌 07:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 49.9 | ||||||||||
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レンジ内でのロング:[押し目狙い&回転] (※中長期的には上値を試す可能性が高いが、しばらくは115円~121円でのレンジが継続しやすいと判断)
ショート:[戻り狙い&下落加速時に追随] (※特に現在は5日のECB金融政策結果発表に向けて、ユーロ売りが継続・加速しやすいと判断)
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