■底堅い米ドル/円だが、目先は狭いレンジでの気迷い相場
さて、米ドル/円ですが、先週末10月21日(金)に103.522円まで下押ししたものの、一目均衡表の雲の上限、103.51円がかなり意識されたこともあり、その後は米長期金利の上昇につれて一時104.875円まで値を上げました。
ただ、105円には多くのオプションなどが設定されているほか、輸出勢の売りなども観測されており、節目を一気に上抜けていくような地合いとはなっていません。
(出所:ヒロセ通商)
全般的に米ドル高となっていることで底堅く推移してはいるものの、「円を売る」といった状況とはなっていないのです。
日経平均も節目の1万7500円を前にして伸び悩んでおり、なかなか方向感を持った動きにはなれないでいます。ひとことで言えば、「混迷している」と言えましょう。
(出所:株マップ.com)
目先は、狭いレンジでの気迷い相場となるのではないかと思っています。
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