本日の為替相場の焦点は、『トランプ米大統領によるドル高懸念発言での各市場の反応』と『北朝鮮やシリアをめぐる地政学リスク』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴの決算発表
・時間未定:米)シティ・グループの決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・10時30分:豪)RBA金融安定報告
・時間未定:中)貿易収支
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・21時30分:加)製造業売上高
・23時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・明日からイースター休暇入り
・地政学リスク(北朝鮮やシリア)
・トランプ米大統領によるドル高懸念発言
・トランプ政権とその政策
・米国の国債市場と長期金利
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元(トランプ米大統領が12日に「中国を為替操作国に認定しない」と発言)
・欧州の政局不安(仏大統領選やその他)
・英国のEU離脱
・欧州の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、[豪)RBA金融安定報告]と[加)ポロズBOC総裁の発言]が行われる。
また、多くの国で明日からイースター休暇入りとなる。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)生産者物価指数&【コア】]、[米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)JPモルガン・チェースの決算発表]と[米)ウェルズ・ファーゴの決算発表]、[米)シティ・グループの決算発表]が予定されている。
今週の為替相場は、週初からドル売りの流れが優勢も北朝鮮やシリアをめぐる地政学リスクの高まりから円買い&ドル売りの流れが加速。そこへ更にトランプ米大統領のドル高懸念発言によるドル売りの流れも加わって、ドル円は大きく下落して一時109円割れとなり&ユーロドルは大きく上昇して一時1.06後半まで。
本日は、トランプ米大統領によるドル高懸念発言での各市場の反応と北朝鮮やシリアをめぐる地政学リスクが重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向と注目度の高い米国の経済指標の発表、複数の米国の大手金融機関の決算発表、米国の金融政策への思惑、明日からイースター休暇入りとなる点にも注目したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・10時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・10時30分:豪)RBA金融安定報告
→どちらも大きな注目を集める。発表での豪ドルへの影響は非常に大きなモノとなりやすい
・時間未定:中)貿易収支
→注目度は高いものの、金融市場や人民元への影響は限定的か
・21時30分:加)新築住宅価格指数
・21時30分:加)製造業売上高
→発表でのカナダドルへの影響はまずまず
・23時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
→内容次第
・時間未定:米)JPモルガン・チェースの決算発表
・時間未定:米)ウェルズ・ファーゴの決算発表
・時間未定:米)シティ・グループの決算発表
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・23時00分:米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】
→北朝鮮やシリアをめぐる地政学リスクで円買い&ドル売りの流れが優勢となっていたところにトランプ米大統領によるドル高懸念発言で更にドル売りが加速
トランプ米大統領によるドル高懸念発言と北朝鮮やシリアをめぐる地政学リスクでのこの流れが継続するのかどうかが重要
本日の注目度の高い米国の経済指標の発表での金融市場への影響は、敏感なものになりやすいと考える
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や複数の米国の大手金融機関の決算発表、明日からイースター休暇入りとなる点にも注目
■4月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(4/10~)→英国とカナダの金融政策発表が予定
▼[米)雇用統計]発表明け
▼米中首脳会談明け
▼米国の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼今週末からイースター休暇入り(16日がイースター、14日はグッドフライデー、17日はイースターマンデー)
▼15日に米国の半期為替報告書の提出期限
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(10日・3年債、11日・10年債、12日・30年債)
▼来週(4/17~)→オーストラリアの議事録公表が予定
▼トランプ政権や政策
▼米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼原油や金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の政局不安(仏大統領選やその他)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼人民元
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
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4月13日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・明日からイースター休暇入り | ||||||||||||||
07:30 | NZ)製造業PMI | × | - | 55.2 | ||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | +22% | +24% | ||||||||||
10:30 | 豪)失業率 | ◎ | 5.9% | 5.9% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +2.00万人 | -0.64万人 | ||||||||||||
豪)RBA金融安定報告 | ○ | - | - | |||||||||||
未定 | 中)貿易収支 | ◎ | +125.0億 | -91.5億 | ||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
× | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
16:15 |
ス)生産者輸入価格 [前月比/前年比] |
△ | +0.1% | -0.2% | ||||||||||
+0.9% | +1.3% | |||||||||||||
未定 | 米)JPモルガン・チェースの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
未定 | 米)ウェルズ・ファーゴの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
未定 | 米)シティ・グループの決算発表 | A | 大手金融決算 | |||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.2% | +0.1% | ||||||||||
+3.1% | +3.1% | |||||||||||||
加)製造業売上高 | ○ | -0.7% | +0.6% | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 24.5万件 | 23.4万件 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | ±0.0% | +0.3% | |||||||||||
+2.4% | +2.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.3% | ||||||||||||
+1.8% | +1.5% | |||||||||||||
23:00 | 米)ミシガン大消費者信頼感指数【速報値】 | AA | 96.5 | 96.9 | ||||||||||
23:30 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
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[13日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
・戻り目でショートを回転[NYクローズまでの想定レンジ→108円前半~109円後半、NYダウが前日比で120ドル以上のプラスになったり&米国の長期金利が急騰した場合は中止、明日からイースター休暇入りとなる点には十分に注意]
■スイング・トレード基本戦略
・@108.82で10万通貨のロング(4/13)、追加でロング狙い[想定レンジ下限→104円後半~110円前半での状況に応じて]
[13日16時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
・ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
・現在の持ち越しポジションはなし、様子見
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)