本日の為替相場の焦点は、『次期FRB議長人事への思惑』と『米国の長期金利の動向』、そして『[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・26時00分:米)7年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・ドイツ銀行の決算発表
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
・米国の国債市場と長期金利
・次期FRB議長人事
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・主要な株式市場
・トランプ政権の動きや発言
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・日本の政局や政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、ドイツ銀行の決算発表と[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]が行われる。
米国の経済指標は、[米)新規失業保険申請件数]と[米)中古住宅販売保留]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)7年債入札]が予定されている。
今週の為替相場は、日本の選挙を受けて、円売り方向に窓を空けてスタート。その後、円売り・ドル買いの流れが強まって、ドル円は何度か114円台に乗せるも維持できずに113円半ば~後半で推移し、ユーロドルは1.17半ば~1.18前半での揉み合いとなっている。また、昨日のNY市場ではドル売りの流れも発生し、ユーロドルは直後にECB金融政策発表を控えることもあって1.18台に乗せて推移している。
本日は、次期FRB議長人事への思惑と[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]が重要となる。
その他、注目度の高い米国の経済指標の発表や主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向、ここまで加速してきたリスクオンの流れの行方、北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ政権の動きや発言、金融当局者や要人による発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・20時45分:欧)ECB政策金利&声明発表
・21時30分:欧)ドラギECB総裁の記者会見
→内容次第。テーパリングへの思惑が高まる。ただ、ドラギECB総裁の記者会見では、特にサプライズがなくても今後の金融政策への思惑でユーロが大きく動くキッカケになりやすい
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時00分:米)中古住宅販売保留
・26時00分:米)7年債入札
→現在、次期FRB議長人事への思惑と米国の長期金利の動向が為替相場を支配している
本日は、21時30分の経済指標と同時刻にドラギECB総裁の記者会見がはじまる点にも注意
ここまで長く続いてきたリスクオンの流れ
昨日は米国の株式市場がマイナスで引けたが、本日続落する事になれば金融市場の雰囲気が変わりそうだ
■10月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/23~)に、ユーロ圏とカナダの金融政策
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)明け
▼24日に中国共産党大会が閉幕
▼26日に[欧)ECB金融政策]
▼来週(11月1日)に[米)FOMC金融政策]
▼来週(11月3日)に[米)雇用統計]
▼来週(10/30~)に、日本と英国、米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)
▼次期FRB議長人事
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼トランプ政権の動きや発言
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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10月26日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・ドイツ銀行の決算発表 ・米国の大手金融機関や主要企業の決算発表→アマゾン、コムキャスト、バイドゥ、コノコフィリップス、エクスペディア、フォード、ファーストエナジー、ギリアド・サイエンシズ、アルファベット、インテル、マイクロソフト、ニューモント・マイニング、S&P、ツイッター、バレロ・エナジー、ベリサイン、ゼロックス、その他 |
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06:45 | NZ)貿易収支 | △ | -9.00億 | -12.35億 | ||||||||||
09:30 | 豪)第3四半期輸入物価指数 | △ | -1.5% | -0.1% | ||||||||||
↑・第3四半期輸出物価指数 | -4.0% | -5.7% | ||||||||||||
15:00 | 独)GFK消費者信頼感調査 | × | +10.8 | +10.8 | ||||||||||
16:45 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
18:30 |
南ア)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | +0.4% | ||||||||||
+4.9% | +4.2% | |||||||||||||
19:00 | 英)CBI流通取引調査 | × | +14 | +42 | ||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利&声明発表 | ◎ | 0.00% 据え置き |
0.00% 据え置き |
||||||||||
21:30 | 欧)ドラギECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | AA | 23.5万件 | 22.2万件 | |||||||||||
米)卸売在庫【速報値】 | C | +0.4% | +0.9% | |||||||||||
23:00 |
米)中古住宅販売保留 [前月比/前年比] |
A | +0.5% | -2.6% | ||||||||||
-4.2% | -3.1% | |||||||||||||
24:00 | 米)カンザスシティ連銀製造業活動指数 | C | +17 | +17 | ||||||||||
26:00 | 米)7年債入札 | A | 280億ドル | |||||||||||
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[26日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を積み重ねる
・ドル円が115円を大きく超えて上昇するまでのドル買い及び円売りの要因は現時点では存在しない
・リスクオンの流れがあまりにも長く続いているため、流石にそろそろ米国の株式市場を中心に調整入りする可能性も高く、その際にはドル円は下方向に向かうと思われる
・北朝鮮からここしばらく音沙汰がなく、24日に中国共産党大会が閉幕した事で、地政学リスクが再燃しやすい
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[26日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→[欧)ドラギECB総裁の記者会見]での反応とその後の流れに臨機応変に対応
■スイング・トレード基本戦略
→[欧)ドラギECB総裁の記者会見]消化待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)