本日の為替相場の焦点は、『次期FRB議長人事への思惑』と『主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)5年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)第3四半期消費者物価指数
・17時00分:独)IFO景況指数
・17時30分:英)第3四半期GDP【速報値】
・23時00分:加)BOC政策金利&声明発表
・24時15分:加)ポロズBOC総裁の記者会見
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・五十日(25日)
・メイ英首相の質疑応答
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]
・米国の国債市場と長期金利
・次期FRB議長人事
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・主要な株式市場
・トランプ政権の動きや発言
・米国の金融政策
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・日本の政局や政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、25日の五十日で、メイ英首相の質疑応答の他、[加)BOC政策金利&声明発表]及び[加)ポロズBOC総裁の記者会見]が行われる。
米国の経済指標は、[米)耐久財受注&【除輸送用機器】]と[米)新築住宅販売件数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントでは、[米)週間原油在庫]と[米)5年債入札]が予定されている。
また、 明日には[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]を控える。
今週の為替相場は、日本の選挙を受けて、円売り方向に窓を空けてスタート。その後、円売り・ドル買いの流れが加速して、ドル円は何度か114円台に乗せるも維持できずに113円半ば~後半で推移し、ユーロドルは1.17半ば~後半での揉み合いとなっている。
本日も、次期FRB議長人事への思惑とここまで加速してきたリスクオンの流れの行方が重要となる。
その他、主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向や北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ政権の動きや発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、金融当局者や要人による発言、明日に[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見]を控える点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)第3四半期消費者物価指数
→発表での豪ドルへの影響は非常に大きなものになりやすい
・17時00分:独)IFO景況指数
→早出の欧州勢が動き出すキッカケとして注視
・17時30分:英)第3四半期GDP【速報値】
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなものになりやすい
・23時00分:加)BOC政策金利&声明発表
・24時15分:加)ポロズBOC総裁の記者会見
→内容次第。サプライズがなくても、今後の金融政策への思惑で、カナダドルが大きく動くキッカケに
・21時30分:米)耐久財受注&【除輸送用機器】
・23時00分:米)新築住宅販売件数
・23時30分:米)週間原油在庫
・26時00分:米)5年債入札
→リスクオンの流れが継続し、ドル円は再度114円にタッチ。ユーロドルは揉み合い
今は、次期FRB議長人事と米国の長期金利が最も重要
本日は、久しぶりに注目度の高い米国の経済指標の発表が行われる
地合い的に、市場予想より良い結果でのドル買い方向に反応しやすいと思われる
■10月23日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/23~)に、ユーロ圏とカナダの金融政策
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の大手金融機関や主要企業の決算発表が相次ぐ
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)明け
▼24日に中国共産党大会が閉幕
▼26日に[欧)ECB金融政策]
▼来週(11月1日)に[米)FOMC金融政策]
▼来週(11月3日)に[米)雇用統計]
▼来週(10/30~)に、日本と英国、米国の金融政策
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼日本の衆議院議員総選挙(22日実施)
▼次期FRB議長人事
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼トランプ政権の動きや発言
▼米国の金融政策
▼欧州の金融政策
▼金融当局者や要人による発言
▼原油や金を中心とした商品市場
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
▼日本の金融政策
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10月25日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・五十日(25日) ・メイ英首相の質疑応答 ・米国の主要企業の決算発表→アムジュン、ボーイング、フリーポート・マクモラン、コカ・コーラ、ナスダック、ビザ、その他 ・明日に[欧)ECB政策金利&声明発表]及び[欧)ドラギECB総裁の記者会見] |
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09:30 |
豪)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
◎ | +0.8% | +0.2% | ||||||||||
+2.0% | +1.9% | |||||||||||||
17:00 | 独)IFO景況指数 | ○ | 115.1 | 115.2 | ||||||||||
↑・IFO現況指数 | 123.5 | 123.6 | ||||||||||||
↑・IFO景気期待指数 | 107.3 | 107.4 | ||||||||||||
17:30 |
英)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
◎ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.5% | +1.5% | |||||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 | C | - | +3.6% | ||||||||||
21:30 | 米)耐久財受注 | AA | +1.0% | +2.0% | ||||||||||
↑・耐久財受注【除輸送用機器】 | +0.5% | +0.5% | ||||||||||||
22:00 | 米)住宅価格指数 | C | +0.4% | +0.2% | ||||||||||
23:00 | 加)BOC政策金利&声明発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
25bp 利上げ 1.00% |
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米)新築住宅販売件数 | A | 55.4万件 | 56.0万件 | |||||||||||
23:30 | 米)週間原油在庫 | AA | - | -573.1万 | ||||||||||
24:15 | 加)ポロズBOC総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
26:00 | 米)5年債入札 | A | 340億ドル | |||||||||||
翌 06:45 |
NZ)貿易収支 | △ | -9.00億 | -12.35億 | ||||||||||
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[25日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を積み重ねる
・ドル円が115円を大きく超えて上昇するまでのドル買い及び円売りの要因は現時点では存在しない
・リスクオンの流れがあまりにも長く続いているため、流石にそろそろ米国の株式市場を中心に調整入りする可能性も高く、その際にはドル円は下方向に向かうと思われる
・北朝鮮からここしばらく音沙汰がなく、昨日に中国共産党大会が閉幕した事で、地政学リスクが再燃しやすい
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[25日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→ドル円をメインに
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
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