本日の為替相場の焦点は、『次期FRB議長人事への思惑』と『米国の長期金利の動向』、そして『明日に[米)FOMC金融政策発表]を控える点』にあり。
米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)第3四半期雇用コスト指数
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:中)製造業PMI
・10時00分:中)非製造業PMI
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・正午過ぎ:日)BOJ経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
・19時00分:欧)消費者物価指数【速報値】
・19時00分:欧)第3四半期GDP【速報値】
・21時30分:加)GDP
・28時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
・翌6時45分:NZ)第3四半期失業率&就業者数
に注目が集まる。
経済指標や要人発言以外では、
・月末(10月・月末での最後の営業日)
・米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
・明日(11月1日)に[米)FOMC金融政策発表]
・米国の国債市場と長期金利
・次期FRB議長人事(11月2日に発表予定でパウエル氏が濃厚)
・米国の税制改革
・トランプ陣営へのロシア疑惑
・トランプ政権の動きや発言
・米国の金融政策
・主要な株式市場
・地政学リスク(北朝鮮がメイン)
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策
・日本の金融政策
・原油と金を中心とした商品市場
・金融市場のリスク許容度
・英国のEU離脱
などが重要となる。
★★★
本日は、10月・月末での最後の営業日で、[日)BOJ政策金利&声明発表]及び[日)黒田日銀総裁の記者会見]が行われる。
また、明日(11月1日)には[米)FOMC金融政策発表]を控える。
米国の経済指標は、[米)第3四半期雇用コスト指数]と[米)シカゴ購買部協会景気指数]、[米)消費者信頼感指数]がメイン。
米国の経済指標以外のイベントは、特に予定されていない。
先週の為替相場は、週明けから円売り・ドル買いの流れが優勢となる中、ドル円は113円半ば~114円前半で、ユーロドルは1.17半ば~1.18前半で揉み合いに。その後、木曜日にECB金融政策発表及びドラギ総裁の記者会見を受けてユーロ売りが加速し、ユーロドルは直近安値を更新して一時1.15後半まで下落。ドル円は底堅いながらも上値が重い展開が継続して、何度も114円台に乗せたが週末クローズにかけて113円60銭レベルまで下落した。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、ドル売り・円買いの流れが優勢となって、ドル円はジリジリと113円前半まで下落し、ユーロドルは1.16半ばまで上昇している。
本日は、次期FRB議長人事への思惑(11月2日に発表予定でパウエル氏が濃厚)と主要な株式市場&米国の長期金利&原油価格の動向が重要となる。
その他、明日(11月1日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える点や注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の税制改革への思惑、米国の金融政策への思惑、トランプ陣営へのロシア疑惑、北朝鮮を巡る地政学リスク、トランプ政権の動きや発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・正午過ぎ:日)BOJ政策金利&声明発表
・正午過ぎ:日)BOJ経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表
・15時30分:日)黒田日銀総裁の記者会見
→注目度はそれなりにあるが、今回の反応は限定的か
・21時30分:加)GDP
→発表でのカナダドルへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)第3四半期雇用コスト指数
・22時45分:米)シカゴ購買部協会景気指数
・23時00分:米)消費者信頼感指数
→ついに、ここまで長く続いてきたリスクオンの巻き戻しがくるかどうかに注目
注目度の高い米国の経済指標の発表も目白押しで、明日(11月1日)に[米)FOMC金融政策発表]を控える
・28時30分:加)ポロズBOC総裁の発言
→発言内容次第も、今後の金融政策への思惑でカナダドルが大きくキッカケに
■10月30日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円が中心)
▼今週(10/30~)に、日本と英国、米国の金融政策発表
▼来週(11/6~)に、ニュージーランドとオーストラリアの金融政策発表と日本の議事録公表
▼欧州の大手金融機関の決算発表が相次ぐ
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ
▼10月の月末要因
▼11月の月初め要因
▼11月1日に[米)FOMC金融政策]
▼11月3日に[米)雇用統計]
▼11日5日~7日までトランプ米大統領が来日
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場
▼次期FRB議長人事
▼トランプ政権の動きや発言
▼米国の金融政策
▼地政学リスク(直近では北朝鮮がメイン)
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼欧州の金融政策
▼原油や金を中心とした商品市場
▼日本の金融政策
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱
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10月31日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・月末(10月・月末での最後の営業日) ・米国の主要企業の決算発表→AKスチール、エレクトロニック・アーツ、マスターカード、ファイザー、アンダーアーマー、USスチール、その他 ・明日(11月1日)に[米)FOMC金融政策発表] |
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06:45 | NZ)住宅建設許可 | × | - | +10.2% | ||||||||||
08:30 | 日)失業率 | × | 2.8% | 2.8% | ||||||||||
↑・有効求人倍率 | 1.53 | 1.52 | ||||||||||||
08:50 |
日)鉱工業生産【速報値】 [前月比/前年比] |
× | -1.6% | +2.0% | ||||||||||
+2.0% | +5.3% | |||||||||||||
09:00 | NZ)ANZ企業景況感 | △ | - | ±0.0 | ||||||||||
↑・ANZ企業活動見通し | - | +29.6 | ||||||||||||
09:01 | 英)GFK消費者信頼感調査 | × | -10 | -9 | ||||||||||
10:00 | 中)製造業PMI | ◎ | 52.0 | 52.4 | ||||||||||
中)非製造業PMI | ○ | - | 55.4 | |||||||||||
正午 過ぎ |
日)BOJ政策金利&声明発表 | ◎ | - | - | ||||||||||
日)BOJ経済・物価情勢の展望(基本的見解)公表 | ◎ | - | - | |||||||||||
14:00 | 日)住宅着工戸数 | × | -3.2% | -2.0% | ||||||||||
日)建設工事受注 | × | - | -10.6% | |||||||||||
15:30 | 日)黒田日銀総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
18:30 | 南ア)失業率 | × | - | 27.7% | ||||||||||
19:00 | 欧)消費者物価指数【速報値】 | ○ | +1.5% | +1.5% | ||||||||||
欧)第3四半期GDP【速報値】 [前期比/前年比] |
○ | +0.5% | +0.6% | |||||||||||
+2.4% | +2.3% | |||||||||||||
欧)失業率 | × | 9.0% | 9.1% | |||||||||||
21:00 | 南ア)貿易収支 | × | +100億 | +59億 | ||||||||||
21:30 | 加)GDP | ◎ | +0.1% | ±0.0% | ||||||||||
加)鉱工業製品価格 | △ | +0.5% | +0.3% | |||||||||||
加)原料価格指数 | △ | +0.4% | +1.0% | |||||||||||
米)第3四半期雇用コスト指数 | A | +0.7% | +0.5% | |||||||||||
22:00 |
米)S&P/ケース・シラー住宅価格指数 [前月比/前年比] |
C | +0.40% | +0.35% | ||||||||||
+5.93% | +5.81% | |||||||||||||
22:45 | 米)シカゴ購買部協会景気指数 | BB | 60.0 | 65.2 | ||||||||||
23:00 | 米)消費者信頼感指数 | AA | 121.3 | 119.8 | ||||||||||
28:30 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
加)ウィルキンスBOC副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
翌 06:45 |
NZ)第3四半期失業率 | ◎ | 4.7% | 4.8% | ||||||||||
↑・就業者数 [前期比/前年比] |
+0.8% | -0.2% | ||||||||||||
+2.5% | +3.1% | |||||||||||||
翌 07:30 |
豪)AIG製造業指数 | × | - | 54.2 | ||||||||||
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[31日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を積み重ねる
・本日の想定レンジは、112円半ば~113円後半
・基本戦略は、113円前半~113円半ばで戻り目を形成した後に垂れたところでショートポジションを取り、それを回転させる事で利益を狙う
・113円60銭レベルまで上昇した場合は一旦中止
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
[31日17時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→様子見
■スイング・トレード基本戦略
→様子見
・決済したポジションはなし
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)