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バカラ村の「FX専業トレーダーの相場観」

ドル/円は111円台が目先の天井!ユーロの
下落も目立つがドル/円売りが良いワケは?

2018年05月29日(火)12:16公開 (2018年05月29日(火)12:16更新)
バカラ村

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■米朝首脳会談を巡り、金融市場は乱高下

米朝首脳会談の開催を巡って、金融市場は乱高下しています。

 5月24日(木)に、トランプ大統領が米朝首脳会談をキャンセルすると伝わり、リスク回避の動きとなって、米ドル円は一時、108.95円まで下落しました。

【参考記事】
トランプ大統領が米朝首脳会談中止を発表! 金利から政治リスクを意識する相場へ転換(5月25日、今井雅人)

 しかし、5月26日(土)に、米朝首脳会談の開催に向けて協議が進んでいるとの報道から、週明け28日(月)は上に窓を開けて、109.83円まで上昇しました。

米ドル/円 4時間足
米ドル/円 4時間足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 4時間足

■市場のテーマはあくまでも通商政策

 トランプ大統領は、北朝鮮の非核化に向けて、交渉を推し進めている状況です。

 まだ、米朝首脳会談は開催される可能性がありますが、仮に開催されても、合意するのか不調に終わるのかは、6月12日(火)の米朝首脳会談まではわかりません。

 ただ、今はこれを材料に、為替相場は乱高下していますが、市場のテーマは米朝首脳会談ではなく、トランプ大統領の通商政策の方だと考えています。

 あくまでも、短期的な動きの材料として米朝首脳会談が出ているだけで、中長期的にはトランプ大統領の貿易不均衡是正に向けた言動で、円高になるのではないかと考えています。

【参考記事】
米朝首脳会談の中止で円高になったわけではない! 円高になった真の理由とは?(5月25日、陳満咲杜)

 米ドル/円は直近で111.39円まで上昇しましたが、米長期金利が3.12%台から下がってきていることもあり、米ドル/円も111.39円が目先のトップになったと考えています。

米長期金利(米10年債利回り) 日足
米長期金利(米10年債利回り) 日足

(出所:Bloomberg)

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足

■米ドル/円の買い材料が減ってきた

 原油価格も、急落してきています。

 ここまで、産油国の協調減産で原油高となっていましたが、トランプ大統領はTwitterで、原油高に関して不快感を表していました。

 原油高が続いていましたが、サウジアラビアとロシアが協調減産を緩和したこともあり、原油価格は下落しています。

【参考記事】
政局混迷でユーロ/米ドルは6週連続陰線! サウジ増産示唆で原油急落! 影響は…!?(5月28日、西原宏一&大橋ひろこ)

NY原油(WTI原油先物) 日足
NY原油(WTI原油先物) 日足

(出所:Bloomberg)

 米長期金利の上昇の要因に原油高もありましたが、これで、長期金利の上昇の要因の1つが減ったことになります。

 FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げは、年内、あと2回は確実のため、米長期金利は下降トレンドにならないと考えていますが、横ばいか、上昇しても緩やかなものになるのではないかと思います。

 とすれば、米ドル/円の買い材料も、減ったように思います。

■ユーロ/米ドルの1.15ドル台はサポートゾーン

 ユーロ圏では、スペインとイタリアの政局不安が出ていることから、ユーロの下落が続いています。

 イタリアに関しては、ユーロ離脱懸念も出てきており、ユーロが売られています。

 ユーロ/円は、129円のサポートを割ったことで、下げやすいチャートとなっていますが、ユーロ/米ドルは1.15ドル台がサポートゾーンであり、いったんは下げ止まる水準ではないかと考えています。

【参考記事】
ユーロ/ドルの下落トレンドはいったん終了。円高リスクに備えた方が良い理由とは?(5月15日、バカラ村)

ユーロ/米ドル 月足
ユーロ/米ドル 月足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 月足

 ユーロ/米ドルは、当面は1.15~1.18ドルでの推移ではないかと考えています。

■ユーロ/ドルが下げ止まれば、ドル/円下落の方が大きい!?

ユーロ円の方は、129円が下抜けたことで、まだ下がる可能性が高いと考えていますが、ユーロ/米ドルが下げ止まるのであれば、米ドル/円の方が、下がる可能性があるのではないかと考えています。

ユーロ/円 日足
ユーロ/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/円 日足

 日米間の金利差を考えると、株式市場が平穏な状況になれば、米ドル/円は買い方向となりますが、来月(6月)からは日米の通商交渉も始まります。トランプ大統領が、輸入車に対して25%の関税を検討しているとの発言もあることから、日経平均も上値が重くなり、円高への圧力が出てきやすいのではないかと考えています。

米ドル/円は、111円台が目先の天井と考えて、売り方向でいいのではないかと考えています。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドル/円 日足

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