本日の為替相場の焦点は、『米中貿易問題(10日に対中関税引き上げ、本日に米中閣僚級貿易協議)』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『金融市場のリスクオフの流れの行方』にあり。
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5月9日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・EU非公式首脳会議 ・米中貿易協議(閣僚級、ワシントン、9日・10日実施予定) ・米国の主要企業の決算発表→ブッキング、シマンテック、その他 ・明日(日本時間10日13時を予定)に、米国による中国への関税引き上げを控える |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -22% | -24% | ||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ○ | +2.5% | +2.3% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | +0.6% | +0.4% | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.6% | -1.8% | ||||||||||
-0.2% | +0.6% | |||||||||||||
21:30 | 加)貿易収支 | ○ | -24.5億 | -29.0億 | ||||||||||
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | ±0.0% | ±0.0% | |||||||||||
+0.1% | +0.1% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 22.0万件 | 23.0万件 | |||||||||||
米)貿易収支 | A | -502億 | -494億 | |||||||||||
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
A | +0.2% | +0.6% | |||||||||||
+2.3% | +2.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.3% | ||||||||||||
+2.5% | +2.4% | |||||||||||||
米)パウエルFRB議長の発言 | SS | 要人発言 | ||||||||||||
22:45 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 | C | ±0.0% | +0.2% | ||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | AA | 190億ドル | |||||||||||
26:15 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)貿易収支
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・22時45分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
・26時15分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・21時30分:加)貿易収支
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・EU非公式首脳会議
・米中貿易協議(閣僚級、ワシントン、9日・10日実施予定)
・明日(日本時間10日13時を予定)に、米国による中国への関税引き上げを控える
・米中貿易問題(10日に対中関税の引き上げを決定、9日から米中閣僚級貿易協議)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の金融政策
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・北朝鮮情勢(4日にミサイルを発射した可能性)
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元
・日米貿易問題(日米貿易交渉及び日米首脳会談を消化済み)
・米欧貿易問題
・英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定)
・欧州の金融政策
・世界経済の減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
・日本の金融政策
などが重要となる。
★★★
本日は、ワシントンで米中閣僚級貿易協議が開催される他、パウエルFRB議長の発言が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と貿易収支、生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、パウエルFRB議長の発言と30年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、米中貿易問題への懸念から、日本円買い・米ドル買いの流れが優勢に。ドル円は週初に110円前半まで下落した後に一時110円後半まで戻したが、再度下値を試して一時109円後半まで下落している。一方、ユーロドルは週初に下値を試した後にイッテコイとなって1.120前後まで戻してからは、1.11後半~1.12前半での揉み合いとなっている。
本日は、米中貿易問題(10日に対中関税の引き上げを決定、9日から米中閣僚級貿易協議)と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、金融市場のリスクオフの流れの行方や米ドル・ユーロ・日本円の方向性、金融当局者や要人による発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、米国の金融政策、トランプ大統領による発表や決定及び発言、北朝鮮情勢(4日にミサイルを発射した可能性)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)貿易収支
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・21時30分:米)パウエルFRB議長の発言
・22時45分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
・26時15分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
→10日に対中関税の引き上げを決定し、本日から米中閣僚級貿易協議が行われる
直近の米中貿易問題を懸念した金融市場のリスクオフの流れの行方を見極めたい
■5月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(5/6~)に、ニュージーランド、オーストラリアの金融政策の発表と日本の議事録の公表が予定
▼来週(5/13~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼FOMC金融政策の発表(1日)明け
▼米国の雇用統計の発表(3日)明け
▼日本が6日まで大型連休で、7日に連休明けとなる
▼8日(水)から、米中貿易協議が開催(閣僚級、4月30日から北京で開催、8日からワシントンで再開)
▼米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日・3年債、8日・10年債、9日・30年債)
▼米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米中貿易問題(交渉期限は延長も時期は未定、4月30日から2週連続で米中貿易協議を予定)
▼米国の金融政策
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融当局者や要人による発言
▼北朝鮮情勢(4日にミサイルを発射した可能性)
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼日米貿易問題(日米貿易交渉及び日米首脳会談を消化済み)
▼米欧貿易問題
▼英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定)
▼欧州の金融政策
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日本の金融政策
▼人民元
[9日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→米中貿易問題絡みのイベント消化待ちのため、様子見
■スイング・トレード基本戦略
→押し目待ち
・持ち越したポジションはなし
[9日18時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→米中貿易問題絡みのイベント消化待ちのため、様子見
■スイング・トレード基本戦略
→戻り目待ち
・持ち越したポジションはなし
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