本日の為替相場の焦点は、『5月下旬から優勢となっている米ドル売りの流れの行方』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『米国の金融政策への思惑(来週にFOMC)』にあり。
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6月11日(火)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債) ・明日(12日・水)に、TCMB金融政策発表を控える ・明後日(13日・木)に、SNB金融政策発表を控える |
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07:45 | NZ)第1四半期製造業売上高 | × | - | -0.5% | ||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 | △ | - | +3 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | ±0 | ||||||||||||
15:30 | 仏)企業センチメント指数 | × | 100 | 99 | ||||||||||
17:30 | 英)失業率 | ◎ | - | 3.0% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | 2.29万件 | 2.47万件 | ||||||||||||
18:00 | 英)テンレイロMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
英)サンダースMPC委員の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
英)ブロードベントBOE副総裁の発言 | △ | 要人発言 | ||||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 | C | 101.8 | 103.5 | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | +0.4% | +0.8% | ||||||||||
+1.3% | +1.2% | |||||||||||||
21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
A | +0.1% | +0.2% | ||||||||||
+2.0% | +2.2% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.3% | +2.4% | |||||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 | AA | 380億ドル | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
・明日(12日・水)に、TCMB金融政策発表を控える
・明後日(13日・木)に、SNB金融政策発表を控える
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の金融政策(来週・6月19日にFOMC金融政策発表を予定)
・対メキシコ関税問題
・米中貿易問題(貿易戦争が過熱)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・欧州の金融政策(先週・6月6日にECB金融政策発表を消化済み)
・英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定も、不安が再燃)
・原油と金を中心とした商品市場
・人民元
・世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
・日本の金融政策(来週・6月20日に日銀金融政策発表を予定)
・日米貿易問題
・米欧貿易問題
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、3年債の入札が予定されている。
週明けの為替相場は、先週末の終値よりも日本円売り・米ドル買い方向に窓を空けてスタートした後は、明確な方向性は出ずに、ドル円は108円半ばで、ユーロドルは1.130ちょうどを挟んでの揉み合いとなっている。
本日は、5月下旬から優勢となっている米ドル売りの流れの行方と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要となる。
その他、米国の金融政策(来週・6月19日にFOMC金融政策発表を予定)やトランプ大統領による発表や決定及び発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、対メキシコ関税問題、米中貿易問題、金融当局者や要人による発言、英国のEU離脱問題、金融市場のリスク許容度などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・17時30分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・26時00分:米)3年債入札
→引き続き、5月下旬から優勢となっている米ドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
■6月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(6/10~)に、スイス、トルコの金融政策の発表が予定
▼来週(6/17~)に、日本、英国、米国の金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼ECB金融政策発表(6日に実施)明け
▼米国の雇用統計の発表(7日に実施)明け
▼G20財務相中央銀行総裁会議(8日・9日に実施)明け
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日・3年債、12日・10年債、13日・30年債)
▼来週・19日に、FOMC金融政策発表を控える
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼対メキシコ関税問題
▼米中貿易問題(貿易戦争が過熱)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼金融市場のリスク許容度
▼英国のEU離脱問題(10月31日まで延期が決定も、不安が再燃)
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の金融政策
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼欧州の金融政策
▼人民元
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
▼北朝鮮情勢(5月に何度かミサイルを発射)
▼日本の金融政策
羊飼いの都合により、6月3日~14日の戦略コメントはお休み
羊飼いの都合により、6月3日~14日の戦略コメントはお休み
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