本日の為替相場の焦点は、『パウエルFRB議長の議会証言(2日目)』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『注目度の高い米国の経済指標の発表』にあり。
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7月11日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・半期に一度のFRB議長の議会証言・1日目明け(本日に2日目) ・FOMC議事録公表明け |
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08:01 | 英)RICS住宅価格 | × | -12% | -10% | ||||||||||
10:30 | 豪)住宅ローン貸出 | △ | - | -1.2% | ||||||||||
15:00 |
独)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.3% | +0.3% | ||||||||||
+1.6% | +1.6% | |||||||||||||
15:45 |
仏)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比] |
△ | +0.2% | +0.2% | ||||||||||
+1.2% | +1.2% | |||||||||||||
16:00 | ト)経常収支 | △ | +3.0億 | -13.3億 | ||||||||||
18:30 | 英)BOE金融安定報告書公表 | ◎ | - | - | ||||||||||
19:00 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.6% | +2.8% | ||||||||||
+1.3% | +4.6% | |||||||||||||
20:30 | 欧)ECB理事会議事要旨公表(6月6日開催分) | ○ | - | - | ||||||||||
21:30 |
加)新築住宅価格指数 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | ±0.0% | ||||||||||
+0.2% | +0.1% | |||||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 22.3万件 | 22.1万件 | |||||||||||
米)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
AA | ±0.0% | +0.1% | |||||||||||
+1.6% | +1.8% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.2% | +0.1% | ||||||||||||
+2.0% | +2.0% | |||||||||||||
22:10 | 豪)デベルRBA総裁補佐の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
23:00 | 米)パウエルFRB議長の議会証言(FRB議長による半期に一度の議会証言・2日目、上院銀行委員会) | SS | 要人発言 | |||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | +89 | ||||||||||
24:10 | 米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
25:15 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
25:30 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 | AA | 160億ドル | |||||||||||
26:30 | 米)クオールズFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)財政収支 | C | -64億 | -2078億 | ||||||||||
翌 06:00 |
米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
翌 07:30 |
NZ)製造業PMI | △ | - | 50.2 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・23時00分:米)パウエルFRB議長の議会証言(FRB議長による半期に一度の議会証言・2日目、上院銀行委員会)
・24時10分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
・25時15分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・25時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
・26時30分:米)クオールズFRB副議長の発言
・翌6時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・18時30分:英)BOE金融安定報告書公表
・19時00分:英)カーニーBOE総裁の発言
・20時30分:欧)ECB理事会議事要旨公表(6月6日開催分)
・21時30分:加)新築住宅価格指数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・半期に一度のFRB議長の議会証言・1日目明け(本日に2日目)
・FOMC議事録公表明け
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・米国の金融政策(7月10日に6月19日発表分のFOMC議事録を公表、7月31日にFOMC金融政策結果発表)
・トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
・米中貿易問題(6月29日に米中首脳会談を消化済み、米中通商交渉が再開中)
・金融当局者や要人による発言
・金融市場のリスク許容度
・原油と金を中心とした商品市場
・英国のEU離脱問題(保守党党首選の決選投票を実施中→7月22日に最終決定)
・イラン情勢
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日は、半期に一度のFRB議長の議会証言・1日目明け及びFOMC議事録公表明けで、BOE金融安定報告書公表やカーニーBOE総裁の発言、ECB理事会議事要旨公表(6月6日開催分)が行われる。
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と消費者物価指数&【コア】がメイン。
その他、経済指標以外のイベントでは、パウエルFRB議長の議会証言(半期に一度の議会証言・2日目)と30年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
今週の為替相場は、週初こそ日本円売り及び米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は108円後半まで上昇し、ユーロドルは1.12前半での揉み合いとなっていたが、昨日のNY市場でパウエルFRB議長の議会証言やFOMC議事録の公表を受けて、米ドル売りの流れが優勢となって、ドル円は108円半ばまで下落し、ユーロドルは1.12半ばまで上昇している。
本日は、パウエルFRB議長の議会証言(半期に一度の議会証言・2日目)と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、注目度の高い米国の経済指標の発表が重要となる。
その他、FRB議長の議会証言を受けて優勢となっている米ドル売りの流れの行方や米国の金融政策への思惑、トランプ大統領による発表や決定及び発言、米中貿易問題、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・21時30分:米)消費者物価指数&【コア】
・23時00分:米)パウエルFRB議長の議会証言(FRB議長による半期に一度の議会証言・2日目、上院銀行委員会)
・24時10分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
・25時15分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・25時30分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
・26時30分:米)クオールズFRB副議長の発言
・翌6時00分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
→パウエルFRB議長の議会証言を受けて米ドル売りの流れが優勢に
ここからは、この米ドル売りの流れが継続するかどうかがキモ
■7月8日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(7/8~)に、カナダの金融政策の発表と欧州、米国の議事録の公表が予定
▼来週(7/15~)に、南アフリカの金融政策の発表とオーストラリアの議事録の公表が予定
▼米国の雇用統計の発表(5日に実施)明け
▼ギリシャ総選挙明け(日本時間8日に大勢判明)
▼10日(水)に、FOMC議事録(6月18日・19日開催分)の公表
▼10日(水)・11日(木)に、FRB議長による半期に一度の議会証言(金融政策及び経済情勢に関して、10日に1日目・下院金融サービス委員会、11日に2日目・上院銀行委員会)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼米国の金融政策(7月10日に6月19日発表分のFOMC議事録を公表、7月31日にFOMC金融政策結果発表)
▼トランプ大統領や政権による発表や決定及び発言
▼米中貿易問題(6月29日に米中首脳会談を消化済み、米中通商交渉が再開中)
▼金融当局者や要人による発言
▼注目度の高い経済指標の発表(米国が中心)
▼金融市場のリスク許容度
▼原油と金を中心とした商品市場
▼英国のEU離脱問題(保守党党首選の決選投票を実施中→7月22日に最終決定)
▼人民元
▼イラン情勢
▼欧州の金融政策
▼日本の金融政策
▼香港デモ問題
▼世界経済減速懸念(米国の景気後退懸念や欧州の景気後退懸念、またはその複合)
▼日米貿易問題
▼米欧貿易問題
[11日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→戻り目でのショートを回転させる事で利益を積み重ねる
※戻り目は107円後半~108円後半を想定
■スイング・トレード基本戦略
→戻り売り
・持ち越したポジションはなし
[11日15時過ぎの時点]
■デイ&スキャル・トレード基本戦略
→押し目でのロングを回転させる事で利益を積み重ねる
※押し目は1.11後半~1.12後半を想定
■スイング・トレード基本戦略
→押し目買い
・持ち越したポジションはなし
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)