本日の為替相場の焦点は、『イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)』と『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』、そして『明日(10日・金)に米国の雇用統計の発表を控える点』にあり。
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1月9日(木)の為替相場の注目材料 |
指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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- | ||||||||||||||
09:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | +41.50億 | +45.02億 | ||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 | ○ | +4.7% | +4.5% | ||||||||||
中)生産者物価指数 | ○ | -0.4% | -1.4% | |||||||||||
16:00 | 独)貿易収支 | × | +213億 | +215億 | ||||||||||
独)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
△ | +0.7% | -1.7% | |||||||||||
-3.7% | -5.3% | |||||||||||||
16:30 | ス)小売売上高 | △ | - | +0.7% | ||||||||||
18:30 | 英)カーニーBOE総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
19:00 | 欧)失業率 | × | 7.5% | 7.5% | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
× | -0.1% | +2.7% | ||||||||||
-1.9% | -0.8% | |||||||||||||
22:00 | 米)クラリダFRB副議長の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
22:15 | 加)住宅着工件数 | ○ | 21.00万件 | 20.13万件 | ||||||||||
22:30 | 加)住宅建設許可 | ○ | +1.0% | -1.5% | ||||||||||
米)新規失業保険申請件数 | A | 22.0万件 | 22.2万件 | |||||||||||
23:30 | 米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言 | AA | 要人発言 | |||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 | B | - | -58 | ||||||||||
25:30 | 米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言 | A | 要人発言 | |||||||||||
26:45 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
27:00 | 米)30年債入札 | AA | 160億ドル | |||||||||||
27:20 | 米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
27:45 | 加)ポロズBOC総裁の発言 | ◎ | 要人発言 | |||||||||||
28:00 | 米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言 | BB | 要人発言 | |||||||||||
28:10 | 独)バイトマン独連銀総裁の発言 | △ | 要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
豪)AIGサービス業指数 | × | - | 53.7 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・22時00分:米)クラリダFRB副議長の発言
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時30分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・25時30分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
・26時45分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・27時00分:米)30年債入札
・27時20分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・28時00分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)貿易収支
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・18時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
・22時15分:加)住宅着工件数
・22時30分:加)住宅建設許可
・27時45分:加)ポロズBOC総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・明日(10日・金)に、米国の雇用統計の発表を控える
・来週(15日・水)に、米中貿易協議・第1段階合意の署名を控える
・イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
・米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意→1月15日に署名を予定)
・トランプ大統領及び政権による決定や発言
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・英国のEU離脱問題(離脱期限は1月末も再度揉め出す)
・金融市場のリスク許容度
・金融当局者や要人による発言
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の金融政策(12月11日にFOMC金融政策発表を消化済み)
・人民元
・欧州の景気後退懸念
・トランプ大統領の弾劾問題
・欧州の金融政策(12月12日にECB金融政策発表を消化済み)
・日本の金融政策(12月19日に日銀金融政策発表を消化済み)
・香港情勢
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、クラリダFRB副議長の発言や30年債の入札の他、複数のFRB高官の発言が予定されている。
また、明日(10日・金)には米国の雇用統計の発表、来週(15日・水)には米中貿易協議・第1段階合意の署名を控える。
今週の為替相場は、一時リスクオフの流れが強まったが、その後に巻き戻しの米ドル買い・日本円売りの流れが加速して、ドル円は大きく上昇して109円前半まで、ユーロドルは下値を試して1.11割れ寸前まで下落している。
本日は、イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)と主要な株式市場及び米国の長期金利の動向、明日(10日・金)に米国の雇用統計の発表を控える点が重要となる。
その他、米中貿易問題(1月15日に貿易協議・第1段階合意の署名)やトランプ大統領による決定や発言、注目度の高い米国の経済指標の発表、英国のEU離脱問題、金融当局者や要人による発言、金融市場のリスク許容度、原油と金を中心とした商品市場などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・18時30分:英)カーニーBOE総裁の発言
→言及内容次第
・22時00分:米)クラリダFRB副議長の発言
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・23時30分:米)カシュカリ:ミネアポリス連銀総裁の発言
・25時30分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言
・26時45分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・27時00分:米)30年債入札
・27時20分:米)エバンス:シカゴ連銀総裁の発言
・28時00分:米)ブラード:セントルイス連銀総裁の発言
→リスクオフの流れが強まった後に壮絶な巻き戻しへ
引き続きイラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)とそれに対する反応、及び主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要
また、明日(10日・金)に米国の雇用統計の発表、来週(15日・水)に米中貿易協議・第1段階合意の署名を控える
■1月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(1/6~)に、主要国の金融政策の発表や議事録の公表の予定はない
▼来週(1/13~)に、南アフリカ、トルコの金融政策の発表と欧州の議事録の公表が予定
▼日本が正月休み明け(6日に大発会)
▼7日(火)から、英国の議会が再開(EU離脱協定法案を審議)
▼10日(金)に、米国の雇用統計の発表
▼11日(土)に、台湾総統選挙
▼来週(15日・水)に、米中貿易協議・第1段階合意の署名を控える
▼イラン情勢(中東情勢、地政学的リスク)
▼米中貿易問題(貿易協議は第1段階に関して合意→1月15日に署名を予定)
▼トランプ大統領及び政権による決定や発言
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼英国のEU離脱問題(離脱期限は2020年1月末も再度揉め出す)
▼金融市場のリスク許容度
▼金融当局者や要人による発言
▼原油と金を中心とした商品市場
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼米国の金融政策(12月11日にFOMC金融政策発表を消化済み)
▼人民元
▼欧州の景気後退懸念
▼トランプ大統領の弾劾問題
▼欧州の金融政策(12月12日にECB金融政策発表を消化済み)
▼日本の金融政策(12月19日に日銀金融政策発表を消化済み)
▼香港情勢
▼北朝鮮情勢
▼米欧貿易問題
▼日米貿易問題
クリスマス及び年末・年始のため、12月23日~1月10日の戦略コメントはお休み
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