■緊急事態宣言は5月末まで延長。自粛疲れも…
中国の春秋戦国時代を描いた漫画作品『キングダム』が人気を博していますが、4月からTVアニメ第3シーズンが放映され始め、子供といっしょに毎週楽しみにしていました。
ところが、第5話から突然休止。新型コロナウイルスの影響で、アニメ制作が滞り始めたからです。
こんなところにまで新型コロナの影響が出てきたのかと思うと、驚きました。やはり、テレワークで作品は作れないのでしょうか。
緊急事態宣言が5月末まで延長されることが決定されました。
なぜ延長を決めたのか、どのような条件がそろえば緊急事態宣言が解除されるのか、明確なことは示されていません。
周囲を見ていると、先の見えない「自粛」に疲れてきているように見えます。
■日本は海外の状況次第で6月にも緊急事態を解除か
政府はなぜ緊急事態解除の基準を示さないのか。
それはおそらく日本の状況によってというより、海外の状況に合わせて緊急事態を解除するつもりだからではないでしょうか。
4月7日(火)に緊急事態宣言を出す前、国内の感染者数も増えつつありましたが、欧州、そして米国もロックダウンに入っていったことが政府の背中を押したと思います。
ロックダウンをすれば、感染者数は確実に減ります。
最初の感染地である中国は、ロックダウンを曲がりなりにも成功させ、きれいな体になりました。
ロックダウンを始めた以上、欧米諸国はいずれ感染者を激減させ、経済活動を再開させるときがやって来るでしょう。いずれやって来ます。

(出所:TradingView)
もしその時、日本の感染者数が多く、経済活動を同時に再開できなかった場合、グローバルなサプライチェーンから弾き飛ばされてしまうリスクがあります。
政府としては、そうした状況だけは避けたいと思っているでしょう。
次のステージでは、感染抑制に成功し、きれいな体になった国々と、感染がコントロールできず、野放しになっている国々、2つのグループが生まれます。
そして、感染抑制に成功した国同士で人は行き来しますが、感染がコントロールできない国々は孤立する、という状況が目に浮かびます。
欧米各国は、段階を経つつもロックダウン解除の方向に動いています。
おそらく、日本も来月(6月)には緊急事態宣言が解除され、正常化に向かっているでしょう。
では、ロックダウン解除後の世界はどうなって…
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