■レンジ相場はまだまだ続きそう
前回、前々回と、このコラムの中で、当面は、レンジ相場が続くという見方を示してきました。
そう考える理由は、すでに説明していますので、過去のコラムをご参照ください。
【参考記事】
●株が乱高下する中で為替が方向感を失ったワケは? 米ドル/円は当面、107~110円か(4月9日、今井雅人)
●長期目線で株は二度とない絶好の買い場! でも、為替相場は短期のトレンド狙いで!(4月2日、今井雅人)
直近、1週間の展開を見てみると、ほとんどの通貨ペアが、レンジの中での動きとなっています。私も、こうした相場に合わせて、レンジトレードを続けています。
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
今後に関しても、こうした状況は、まだまだ続くと考えていますので、当面は、これまでと同様にレンジトレードを継続していくということになってきます。
■米ドル/円は106.80~109.30円ぐらいのレンジを想定
では、主要通貨のそれぞれのレンジを、どの程度にとっておくかについて、今回は考えてみたいと思います。
まず、米ドル/円です。
米ドル/円は、112円台から101円台に急落したあと、一転して上昇に転じ、111円台にまで上昇しました。その後、上がりすぎの反動からやや軟化し、そこからレンジ相場に入っています。
(出所:Trading View)
底値ですが、チャートを確認してみると、106円台の後半あたりで2度、底打ちしていますので、その水準を一つのメドとしておけば良いのではないかと考えています。
一方の高値ですが、これらは109円台のどこかという程度かな、と考えています。
あくまでも、大体ですが、最近の高値・安値を参考にしながら、106.80~109.30円ぐらいのレンジを想定して、トレードに臨んでいきたいと考えています。
【参考記事】
●株が乱高下する中で為替が方向感を失ったワケは? 米ドル/円は当面、107~110円か(4月9日、今井雅人)
(出所:Trading View)
次にユーロです…
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