本日の為替相場の焦点は、『金融市場のリスク許容度』と『米ドルの方向性』、そして『主要な株式市場及び米国の長期金利の動向』にあり。
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7月9日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→デルタ航空、その他 | ||||||||||||||
08:01 | 英)RICS住宅価格 |
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-25% | -32% | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
|
-5.4% | -12.0% | ||||||||||
-17.1% | -17.7% | |||||||||||||
10:00 | 日)黒田日銀総裁の発言 |
|
要人発言 | |||||||||||
10:30 | 中)消費者物価指数 |
|
+2.5% | +2.4% | ||||||||||
中)生産者物価指数 |
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-3.2% | -3.7% | |||||||||||
15:00 | 独)貿易収支 |
|
+70億 | +35億 | ||||||||||
日)工作機械受注 |
|
- | -52.8% | |||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
|
-30.9% | -1.2% | ||||||||||
-43.3% | -5.4% | |||||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 |
|
19.50 万件 |
19.35 万件 |
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21:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
|
137.5万件 | 142.7万件 | ||||||||||
23:00 | 米)卸売在庫【確報値】 |
|
-1.2% | +0.3% | ||||||||||
23:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
|
- | +65 | ||||||||||
25:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 |
|
要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)30年債入札 |
|
190億ドル | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・10時00分:日)黒田日銀総裁の発言
・10時30分:中)消費者物価指数
・10時30分:中)生産者物価指数
・21時15分:加)住宅着工件数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→デルタ航空、その他
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米ドルの方向性(リスクオンで米ドル売り、リスクオフで米ドル買いの傾向あり)
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・トランプ大統領の発言(FRB批判、ドル高歓迎、マイナス金利要求、デモ・暴動、中国絡み等)
・新型コロナウイルス感染第2波懸念(パンデミックリスク)
・米国の金融政策(マイナス金利導入やYCC導入への思惑も、6月10日に金融政策を発表済み)
・英国のEU離脱問題(6月29日に通商協議を再開、再度合意なき離脱懸念も噴出)
・欧州の新型コロナウイルス復興基金(7月17日18日のEU首脳会議で加盟27カ国全会一致での承認を目指す)
・主要国の金融施策や経済対策(主要各国の新型コロナショックへの対応・対策、欧州の新型コロナウイルス復興基金も含む)
・原油と金を中心とした商品市場
・金融当局者や要人による発言
・米国の大統領選挙
・米中関係悪化懸念(新型コロナ、香港絡み、貿易合意絡み等)
・米中貿易交渉の進展や先行き
・米国での黒人男性死亡に対する抗議デモ・暴動
・欧州の金融政策(6月4日に金融政策を発表済み)
・日本の金融政策(6月16日に金融政策を発表済み)
・人民元
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言 と30年債入札が予定されている。
今週の為替相場は、週初から頻繁に米ドルの強弱が変化しているが、昨日のNY市場で米ドル売り・日本円売りの流れが優勢となって、ドル円はジリジリと107円前半まで下落し、ユーロドルは上値を試して一時1.13半ばまで上昇している。
本日は、金融市場のリスク許容度と米ドルの方向性、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要。
その他、新型コロナウイルス感染第2波懸念やトランプ米大統領の発言、英国のEU離脱問題、米国の金融政策、原油と金を中心とした商品市場、米国の大統領選挙、金融当局者や要人による発言などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・21時30分:米)新規失業保険申請件数
・25時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言
・26時00分:米)30年債入札
→金融市場は結局リスクオンに
為替相場は、リスクオンの際の最近の傾向である、米ドル売り・日本円売りの流れが優勢に
引き続き、金融市場のリスク許容度と米ドルの方向性がキモ
■7月6日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(7/6~)に、オーストラリアの金融政策の発表を予定
▼来週(7/13~)に、日本、欧州、カナダの金融政策の発表を予定
▼米国の雇用統計発表明け
▼米国が連休明け(独立記念日の振り替えで3日・金曜日から休場)
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(7日→3年債、8日→10年債、9日→30年債)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米ドルの方向性(リスクオンで米ドル売り、リスクオフで米ドル買いの傾向あり)
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼トランプ大統領の発言(FRB批判、ドル高歓迎、マイナス金利要求、デモ・暴動、中国絡み等)
▼新型コロナウイルス感染第2波懸念(パンデミックリスク)
▼米国の金融政策(マイナス金利導入やYCC導入への思惑も、6月10日に金融政策を発表済み)
▼英国のEU離脱問題(6月29日に通商協議を再開、再度合意なき離脱懸念も噴出)
▼欧州の新型コロナウイルス復興基金(7月17日18日のEU首脳会議で加盟27カ国全会一致での承認を目指す)
▼主要国の金融施策や経済対策(主要各国の新型コロナショックへの対応・対策、欧州の新型コロナウイルス復興基金も含む)
▼原油と金を中心とした商品市場
▼金融当局者や要人による発言
▼米国の大統領選挙
▼米中関係悪化懸念(新型コロナ、香港絡み、貿易合意絡み等)
▼米中貿易交渉の進展や先行き
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼米国での黒人男性死亡に対する抗議デモ・暴動
▼欧州の金融政策(6月4日に金融政策を発表済み)
▼日本の金融政策(6月16日に金融政策を発表済み)
▼人民元
羊飼いの都合により、7月8日~17日の戦略コメントはお休み
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