本日の為替相場の焦点は、『米ドルの方向性』と『金融市場のリスク許容度』、そして『日本が連休明けとなる点』にあり。
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8月11日(火)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・日本が連休明け ・米国の主要企業の決算発表→バイオンテック、シスコ、その他 |
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08:50 | 日)貿易収支(国際収支) |
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-1100億 | -5568億 | ||||||||||
日)経常収支(国際収支) |
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+1100億 | +11768億 | |||||||||||
10:30 | 豪)NAB企業景況感指数 |
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- | -7 | ||||||||||
↑・NAB企業信頼感指数 | - | +1 | ||||||||||||
14:00 | 日)景気ウォッチャー調査[現状判断DI] |
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40.0 | 38.8 | ||||||||||
↑・[先行き判断DI] | 44.0 | 44.0 | ||||||||||||
15:00 | 英)失業率 |
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- | 7.3% | ||||||||||
↑・失業保険申請件数 | +1.00 万件 |
-2.81 万件 |
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18:00 | 独)ZEW景況感調査 |
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+55.0 | +59.3 | ||||||||||
欧)ZEW景況感調査 |
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- | +59.6 | |||||||||||
19:00 | 米)NFIB中小企業楽観指数 |
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100.4 | 100.6 | ||||||||||
20:00 |
南ア)製造業生産 [前月比/前年比] |
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+30.0% | -44.3% | ||||||||||
-25.8% | -49.4% | |||||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 |
|
21.00 万件 |
21.17 万件 |
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21:30 |
米)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.3% | -0.2% | ||||||||||
-0.7% | -0.8% | |||||||||||||
↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比] |
+0.1% | -0.3% | ||||||||||||
±0.0% | +0.1% | |||||||||||||
24:00 | 米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
25:00 | 米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
26:00 | 米)3年債入札 |
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480億ドル | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・24時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・25時00分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
に注目が集まる。
米国以外では、
・15時00分:英)失業率&失業保険申請件数
・18時00分:独)ZEW景況感調査
・21時15分:加)住宅着工件数
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・日本が連休明け
・米国の主要企業の決算発表→バイオンテック、シスコ、その他
・今週に米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日→3年債、12日→10年債、13日→30年債)
・今週も米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
・今週にニュージーランド(12日)の金融政策の発表を予定
・来週に欧州(20日)、米国(19日)の議事録の公表を予定
・トランプ大統領による大統領令の行方(8日に大統領令にサイン済み)
・金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
・米ドルの方向性(リスクオンで米ドル売り、リスクオフで米ドル買いの傾向あり、先週末に米ドルの買い戻しが加速)
・米中対立の悪化
・米国の国債市場と長期金利
・主要な株式市場(米国中心)
・トランプ大統領の発言
・夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
・新型コロナウイルス感染拡大(パンデミックリスク)
・米国の金融政策(7月29日に金融政策を発表済み→8月19日に議事録の公表を予定)
・英国のEU離脱問題
・原油と金を中心とした商品市場
・米国の大統領選挙
・金融当局者や要人による発言
などが重要となる。
★★★
本日は、日本が連休明け。
本日の米国の経済指標は、生産者物価指数&【コア】がメイン。
一方、経済指標以外のイベントでは、複数のFRB高官の発言と3年債の入札が予定されている。
週明けの為替相場は、先週末の終値と同レベルでスタートした後は、米国の株価指数が強弱まちまちとなる中、米ドル買い・ユーロ売り・日本円買いの流れが優勢となって、ドル円は105円後半~106円前半での揉み合いとなり、ユーロドルはジリジリと1.17前半まで下落している。
本日は、金融市場のリスク許容度と米ドルの方向性、主要な株式市場及び米国の長期金利の動向が重要。
その他、トランプ大統領による大統領令の行方(8日にサイン済み)やトランプ米大統領の発言、米中対立の悪化、新型コロナウイルス感染拡大、英国のEU離脱問題、原油と金を中心とした商品市場、日本が連休明けとなる点、夏季休暇などで取引参加者が激減する時期である点などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・15時00分:英)失業率&失業保険申請件数
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・21時30分:米)生産者物価指数&【コア】
・24時00分:米)バーキン:リッチモンド連銀総裁の発言
・25時00分:米)デイリー:サンフランシスコ連銀総裁の発言
・26時00分:米)3年債入札
→週明けは米ドル買い・ユーロ売り・日本円買いの流れが優勢に
米国の株価指数が強弱まちまちなのが少し気になる所
引き続き、金融市場のリスクオンの流れや米ドルの方向性がキモ
夏季休暇などで取引参加者が激減する時期でもあるので、チョッピーな動きなどに気を付けながら、流れを掴みたい
■8月10日~の週の為替相場の焦点(ユーロドル及びドル円中心)
▼今週(8/10~)に、ニュージーランドの金融政策の発表を予定
▼来週(8/17~)に、トルコの金融政策の発表とオーストラリア、欧州、米国の議事録の公表を予定
▼米国の雇用統計の発表明け(先週末7日に発表済み)
▼10日(月)は、日本が祝日で休場
▼今週に、米国の中長期国債の入札が相次ぐ(11日→3年債、12日→10年債、13日→30年債)
▼今週も、米国の主要企業の決算発表が相次ぐ(ピークアウト)
▼トランプ大統領による大統領令の行方(8日にサイン済み)
▼金融市場のリスク許容度(米国の株価指数がメイン)
▼米ドルの方向性(リスクオンで米ドル売り、リスクオフで米ドル買いの傾向あり、先週末に米ドルの買い戻しが加速)
▼米中対立の悪化
▼米国の国債市場と長期金利
▼主要な株式市場(米国中心)
▼トランプ大統領の発言
▼夏季休暇などで取引参加者が激減する時期
▼新型コロナウイルス感染拡大
▼米国の金融政策(7月29日に金融政策を発表済み→8月19日に議事録の公表を予定)
▼英国のEU離脱問題
▼原油と金を中心とした商品市場
▼米国の大統領選挙
▼注目度の高い米国の経済指標の発表(米国が中心)
▼金融当局者や要人による発言
▼主要国の金融施策や経済対策(主要各国の新型コロナショックへの対応・対策)
▼欧州の金融政策(7月16日に金融政策を発表済み→8月20日に議事要旨の公表を予定)
▼日本の金融政策(7月15日に金融政策を発表済み)
▼人民元
羊飼いが夏休みのため、8月10日~21日の戦略コメントはお休み
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