11月16日(火)■『米国の経済指標の発表』と『NYダウの動向』、そして『ドルの買い戻しが優勢な流れの行方』に注目！

本日の為替相場の焦点は、『米国の経済指標の発表』と『NYダウの動向』、そして『ドルの買い戻しが優勢な流れの行方』にあり。

米国の経済指標は、
・「米)生産者物価指数＆【コア】」
・「米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】」
・「米)鉱工業生産」
への注目度が高い。

米国以外の経済指標は、
・「英)消費者物価指数＆【コア】」
・「独)ZEW景況感調査」
・「欧)ZEW景況感調査」
・「欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】」
への注目度が高い。

経済指標以外では、
・「豪)RBA議事録(11月2日開催分)」
・「英)キングBOE総裁の議会証言」
・「ユーロ圏財務相会合(16日・17日)」
・「ドルの買い戻しが優勢な流れ」
・「欧州の財政・金融・信用不安」
・「金融市場のリスク許容度」
・「他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)」
・「金融当局者や要人による発言」
・「米国の主要企業の決算」
・「大手ヘッジファンドの決算月」
などの要因に注意。

★★★

「米国の経済指標」は、「生産者物価指数＆【コア】」と「対米証券投資【ネット長期フロー】」、「鉱工業生産」の3種類に注目が集まる。

本日は、「RBA議事録(11月2日開催分)」や「ユーロ圏財務相会合(16日・17日)」が行われる点にも注意したい。

「米国の株式市場」の動向は、金融市場の流れを見極める上で非常に重要な要因。
「米国の長期金利」及び「金や原油などの商品市場」の動向も為替相場と関連性が高い。

直近の為替相場は、「FOMC」及び「米・雇用統計」結果発表後から強まっている「ドルの買い戻し」が加速し、「欧州の財政・金融不安」の再燃で「ユーロ売り」や「リスク回避の流れ」も優勢となっている。

今週は、先週に強まった「ドルの買い戻し」、「ユーロ売り」、「リスク回避の流れ」の継続や更なる加速に注視したい。


■□■本日のトレード用のエサ■□■(※毎日更新)

▼主要材料

・09時30分：豪)RBA議事録(11月2日開催分)
→前回、サプライズ利上げが実行されただけに、内容次第では大きな反応に

・18時30分：英)消費者物価指数＆【コア】
→結果はポンドに大きなインパクトを与える

・19時00分：独)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)ZEW景況感調査
・19時00分：欧)消費者物価指数【確報値】＆【コア】
→ドイツZEWがメイン。ユーロが動くキッカケに

・22時30分：米)生産者物価指数＆【コア】
・23時00分：米)対米証券投資【ネット長期フロー】＆【ネットフロー合計】
・23時15分：米)鉱工業生産
→3つの時間に3種類の経済指標の発表が行われる。発表内容ももちろん重要だが、相場が動くキッカケとして注視したい

・24時30分：英)キングBOE総裁の議会証言
→言及次第

▼その他の本日の注目材料や注目点
・ユーロ圏財務相会合(16日・17日)
・ドルの買い戻しが優勢な流れ
・欧州の財政・金融・信用不安
・金融市場のリスク許容度
・他の金融市場の動向(米株式、米長期金利、金、原油、米国以外の株式市場など)
・金融当局者や要人による発言
・米国の主要企業の決算
・大手ヘッジファンドの決算月


11月15日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼G20サミット明け
▼ドルの買い戻しが優勢な流れ
▼欧州の財政・金融・信用不安
▼金融市場のリスク許容度
▼米国を中心とした主要経済指標
▼米国を中心とした株式市場
▼米国の長期金利
▼金融当局者や要人による発言
▼金や原油などの商品市場
▼米国の主要企業の決算
▼中国の景気動向及び金融政策
▼FRBによる追加金融緩和観測
▼大手ヘッジファンドの決算月

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11月16日(火)の為替相場の注目材料			指標ランク (注目度＆重要度)	コンセン サス	前回 発表値
・トルコ市場休場 ・ユーロ圏財務相会合(16日・17日) ・米国の主要企業の決算発表→ウォルマート・ストアーズ、ホーム・デポ、その他 ・ダイアモンドFRB理事候補への信任投票
08:50		日)第三次産業活動指数	△	-0.5%	-0.2%
09:30		豪)RBA議事録(11月2日開催分)	◎	-	-
15:00		日)工作機械受注【確報値】	×	-	+70.9%
16:30		欧)ファンロンパイEU大統領の発言	△	要人発言
16:45		仏)第3四半期非農業部門雇用者	×	+0.2%	+0.2%
17:00		欧)コンスタンシオECB副総裁の発言	△	要人発言
18:30		英)DCLG住宅価格	×	-	+8.3%
		英)消費者物価指数 [前月比/前年比]	◎	+0.2%	±0.0%
				+3.1%	+3.1%
		↑・消費者物価指数【コア】[前年比]		+2.6%	+2.7%
		英)小売物価指数 [前月比/前年比]	△	+0.3%	+0.4%
				+4.6%	+4.6%
		↑・小売物価指数【コア】[前年比]		+4.6%	+4.6%
19:00		独)ZEW景況感調査	◎	-6.0	-7.2
		欧)ZEW景況感調査	○	2.0	1.8
		欧)消費者物価指数【確報値】 [前月比/前年比]	○	+0.3%	+0.2%
				+1.9%	+1.9%
		↑・消費者物価指数【コア】		+1.0%	+1.0%
22:30		米)生産者物価指数 [前月比/前年比]	A	+0.8%	+0.4%
				+4.6%	+4.0%
		↑・生産者物価指数【コア】 [前月比/前年比]		+0.1%	+0.1%
				+2.1%	+1.6%
		加)製造業出荷	△	-0.7%	+2.0%
23:00		米)対米証券投資【ネット長期フロー】	A	-	+1287億
		↑・【ネットフロー合計】		-	+389億
23:15		米)鉱工業生産	AA	+0.3%	-0.2%
		米)設備稼働率	B	74.9%	74.7%
23:30		欧)シュタルクECB理事の発言	△	要人発言
24:00		米)NAHB住宅市場指数	B	17	16
24:30		英)キングBOE総裁の議会証言	○	要人発言
普通→太字→赤色太字の順番で重要。ピンク色太字は金融政策関連のモノ。 ピンク色のバックは米国の材料で黄色は要人発言、緑色は企業の決算を表す。 指標ランク について 米国の経済指標はSS→S→AA→A→BB→B→Cの7段階で表記 その他の経済指標は◎→○→△→×の4段階で表記 指標部分についての免罪 事項及びご利用上注意点

ドル買いが優勢な地合いは継続しやすい。メインはユーロドルだが、チャンスがあれば、上昇に追随

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各々の市場の流れを重視(特にNYタイム)しながら、ドルの買い戻し・ユーロ売りの継続・加速時に追随

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