本日の為替相場の焦点は、『ECB政策金利発表&トリシェ総裁の会見』と『米国の経済指標』、そして『NY株式市場の動向』にあり。
米国の経済指標は、
・「週間新規失業保険申請件数」
・「ISM非製造業景況指数」
への注目度が高い。
米国以外の経済指標は、
・「豪)貿易収支」
・「英)サービス業PMI」
・「欧)小売売上高」
などが主な注目材料。
経済指標以外では、
・「月初要因」
・「欧)ECB政策金利発表」
・「欧)トリシェ:ECB総裁の記者会見」
・「明日に『米雇用統計』の発表が控える」
・「明日から『G20財務相会合』が開催される」
・「米国の株式市場」
・「上海株式市場」
・「米国の長期金利」
・「原油価格」
・「金融当局者や要人による発言」
などの要因に注意したい。
★★★
本日は「ECB政策金利の発表とトリシェECB総裁の記者会見」が行われる点が一番の注目点。
「ECB政策金利」は据え置きが濃厚視されており、「トリシェECB総裁の記者会見」での発言内容に大きな注目が集まっている。
米国の経済指標は、「ISM非製造業景況指数」と「週間新規失業保険申請件数」がメイン。
明日に「雇用統計」の発表を控える点にも注意したい。金融市場のビッグイベントを控えて、思惑などで動意づく可能性も高い。
「NY株式市場」と「米国の長期金利」の動向は引き続き最重要項目。
「NYダウ」の動向でリスク許容度が、「米金利」の動向でドルへの嗜好が左右されやすい傾向が続いている。各々の注目材料での「NYダウ」や「米金利」の反応を見極めたい。
ここ最近影響力が増している「原油価格」や「上海株式市場」の動向も重要となる。
上海株式市場の軟調な推移が継続しているほか、NY株式市場も続落していることから、目が離せない状況となっている。
昨日の「FOMC議事録の公表」には反応が薄かったが、本日に「ECB政策金利発表&トリシェ総裁の発言」、明日に「米雇用統計」や「G20財務相会合」など、ビッグイベントが相次ぐ点にも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ
・10時30分:豪)貿易収支
・17時30分:英)サービス業PMI
・18時00分:欧)小売売上高
・20時45分:欧)ECB政策金利発表
・21時30分:欧)トリシェ:ECB総裁の記者会見
・21時30分:米)週間新規失業保険申請件数
・23時00分:米)ISM非製造業景況指数
8月31日からの週の為替相場の焦点(ドル中心)は以下。
▼NY株式市場
▼上海株式市場
▼米国の経済指標
▼米国の長期金利
▼原油価格
▼FOMC議事録(8月11日・12日開催分)
▼ECB政策金利発表やトリシェ総裁の発言
▼G20財務相会合(9月4日・5日)
▼来週月曜日が米国の祝日で連休となる点
▼金融当局者や要人による発言
▼月末・月初要因
▼衆議院選の結果への反応
GMO外貨「外貨ex」今ならザイFX!限定4000円がもらえるキャンペーン中!
9月3日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&重要度) |
コンセン サス |
前回 発表値 |
||||||||
・ECB政策金利発表&トリシェ総裁記者会見の日 ・明日に『米雇用統計』の発表が控える ・明日から『G20財務相会合』が開催される |
|||||||||||
10:30 | 豪)貿易収支 | ◎ | -8.80億 | -4.41億 | |||||||
16:55 | 独)サービス業PMI【確報値】 | × | 54.1 | 54.1 | |||||||
17:00 | 欧)サービス業PMI【確報値】 | × | 49.5 | 49.5 | |||||||
南ア)第2四半期経常収支 | × | -993億 | -1637億 | ||||||||
17:30 | 英)サービス業PMI | ◎ | 54.0 | 53.2 | |||||||
18:00 |
欧)小売売上高 [前月比/前年比] |
○ | +0.1% | -0.2% | |||||||
-2.2% | -2.4% | ||||||||||
20:45 | 欧)ECB政策金利発表 | ◎ | 1.00% 据え置き |
1.00% 据え置き |
|||||||
21:30 | 欧)トリシェ:ECB総裁の記者会見 | ◎ | 要人発言 | ||||||||
米)週間新規失業保険申請件数 | A | 56.5万件 | 57.0万件 | ||||||||
23:00 | 米)ISM非製造業景況指数 | AA | 48.0 | 46.4 | |||||||
23:00 | 欧)シュタルク:ECB理事の講演 | △ | 要人発言 | ||||||||
|
底確認
押し目買い&上値追随
株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)