足元のユーロ/米ドルは、高値圏のもみ合いに入っていますが、チャートをよく見ると、10月15日の最高値1.4159ドルをアタマとした「ヘッド&ショルダー(※)」を形成しつつあるということも見て取れると思います。
(※編集部注:「ヘッド&ショルダー」はチャートのパターンの1つで、天井を示す典型的な形とされている。人の頭と両肩に見立てて「ヘッド&ショルダー」と呼び、仏像が3体並んでいるように見えるため「三尊」と呼ぶこともある)
ユーロ/米ドル 日足

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:ユーロ/米ドル 日足)
この段階では「ヘッド&ショルダー」のパターンが完成しているわけではないので、まだ断定はできません。
ただ、1.36ドル台後半を下抜けてくるような展開があれば、いよいよ「下落トレンド」に転換してくる形が完成してきます。
そうなれば、少し流れが出てくる可能性が高まってきますので、今後の動向を注目しておきたいと思います。
■11月第1週は相場の起爆剤となるような材料が多い
来週はFOMCがありますし、週末には10月分の米国雇用統計も発表されます。
この段階では「ヘッド&ショルダー」のパターンが完成しているわけではないので、まだ断定はできません。
ただ、1.36ドル台後半を下抜けてくるような展開があれば、いよいよ「下落トレンド」に転換してくる形が完成してきます。
そうなれば、少し流れが出てくる可能性が高まってきますので、今後の動向を注目しておきたいと思います。
■11月第1週は相場の起爆剤となるような材料が多い
来週はFOMCがありますし、週末には10月分の米国雇用統計も発表されます。
米国の雇用指標

(詳しくはこちら → 経済指標/金利:米国主要経済指標の推移)
FOMCでは、追加でどの程度の量的緩和が実施されるかが焦点となってきます。
また、雇用統計は、失業率が9.6%、非農業部門就業者数変化が7万人のプラスという予想になっています。
相場の起爆剤となるような材料が多くあるだけに、今後の展開を占うにあたっても、来週の動きには注目をしておきたいと思います。
FOMCでは、追加でどの程度の量的緩和が実施されるかが焦点となってきます。
また、雇用統計は、失業率が9.6%、非農業部門就業者数変化が7万人のプラスという予想になっています。
相場の起爆剤となるような材料が多くあるだけに、今後の展開を占うにあたっても、来週の動きには注目をしておきたいと思います。
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