ザイFX! - 初心者必見のFX総合情報サイト

ザイFX!キャンペーン比較
----年--月--日(-)日本時間--時--分--秒

【GMOクリック証券】取引コストが安い! 今ならザイFX!限定で現金4000円がもらえる!

西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」
バックナンバー

NZドル/円の下値余地が、大幅に拡大中!
ナスダックの調整幅がさらに広がれば、
NZドル/円は60円に向けて続落の可能性も

2022年01月27日(木)18:44公開 [2022年01月27日(木)18:44更新]

GMOクリック証券はFX取引高世界1位! ザイFX!限定で4000円もらえる

FOMCの結果はやや「肩透かし」。もっとインフレに対して強く対処するという内容を期待したが…

 みなさん、こんにちは 。

 今月(1月)最大のイベントであるFOMC(米連邦公開市場委員会)が開催され、日本時間本日(1月27日)未明に結果が公表されました。

 FOMCでは「インフレ率が2%を大きく上回り、労働市場に力強さが見られる状況で、FF金利(※)の誘導目標レンジ引き上げが近く、そして適切になると見込んでいる」と表明。

(※編集部注:「FF金利」とは、フェデラルファンド金利のことで、FFレートとも呼ばれる。米国の政策金利)

 具体的に3月になるとは明言しなかったものの、パウエル議長は、3月会合での利上げをFOMCは意識していると明らかにした上で、毎回の会合での利上げの可能性を否定しませんでした。

パウエルFRB議長は、3月会合での利上げをFOMCは意識していると明らかに。そして、毎回の会合での利上げの可能性を否定しなかった (C)Bloomberg/GettyImages

パウエルFRB議長は、3月会合での利上げをFOMCは意識していると明らかに。そして、毎回の会合での利上げの可能性を否定しなかった (C)Bloomberg/GettyImages

 よって、多くのアナリストは3月に0.25%引き上げ、年内にさらに3回、その後も追加利上げがあると予想。

 バランスシートについては、FOMCは利上げ開始後に縮小すると示唆しました。

 個人的にはもっとインフレに対して強く対処するという内容を期待したのですが、やや「肩透かし」な印象です。

 FOMC前の米国株の乱高下に、パウエル議長は少し腰が引けたといったところでしょうか?

★ザイFX!で人気の西原宏一さんの有料メルマガ「トレード戦略指令!」では、タイムリーな為替予想や実践的な売買アドバイスなどをメルマガや会員限定ウェブサイトで配信! 10日間の無料体験期間もあります! 詳しくは、以下のバナーをクリック!

西原宏一 トレード戦略指令!

為替はリスクオフ環境下、「米ドル高・円高」シナリオを維持

 FOMCの結果として「問題先延ばし」という印象は拭えませんが、先延ばしたことでインフレが沈静化するわけもなく、米10年債利回りはレジスタンスだった1.8000%をクリアに上抜け、1.8700%台でクローズ。

米長期金利 日足
米長期金利 日足

(出所:TradingView

 これに反応したのが、FOMC後、取引時間がわずかしか残っていなかった米国株よりも、本日(1月27日)の日経平均でした。

 FOMCの結果を受けて、日経平均は2万7000円の節目を割り込むと、本稿執筆時点では2万6150円と大幅に値を下げています(前日比860円安)。

日経平均 日足
日経平均 日足

(出所:TradingView

 個人的には、米10年債利回りの上昇とともにナスダック総合指数、日経平均は下落、リスクオフの環境下、為替は「米ドル高・円高」というシナリオを維持。

 以下は、年初からの主要通貨の対米ドル騰落率です。

対米ドル騰落率

 今年(2022年)の米10年債利回りは1.52%レベルから1.87%へと上昇しています。そしてナスダック総合指数や日経平均が急落する過程で、円は米ドルに対して値を上げたのですが、特筆すべきはNZドル(ニュージーランドドル)/円。

NZドル/円のショート(売り)がもっとも良いパフォーマンスを出しているといえます。

 対米ドルに対する下落リストのトップは、NZドルが豪ドルになるなど、順位が変動することはありますが、リスクオフの過程で他通貨に対する円のパフォーマンスは一貫して良好。

 では、今回のリスクオフの環境下、なぜNZドル/円のショートがもっとも良好なパフォーマンスを出せるのか検証してみましょう。

★ザイFX!で人気の西原宏一さんの有料メルマガ「トレード戦略指令!」では、タイムリーな為替予想や実践的な売買アドバイスなどをメルマガや会員限定ウェブサイトで配信! 10日間の無料体験期間もあります! 詳しくは、以下のバナーをクリック!

西原宏一 トレード戦略指令!

RBNZの利上げは織り込み済。NZドル/円の売りを選択

過去のコラムで何度かご紹介させていただいているとおり、インフレに対処するためにFRBの連続利上げが予想されている環境下では、構成銘柄にグロース株を含むナスダック総合指数は大きく値を崩す傾向があります。

【参考記事】
米ドル/円は、下値余地がさらに拡大中!利上げに出遅れた米国では、3月のFOMCで50bp(0.5%)の利上げが必要との見方も(1月20日、西原宏一)

 FOMC後に、米10年債利回りは重要なレジスタンスである1.8000%をクリアに超えており、ナスダック総合指数は本格的に調整局面入り。

ナスダック総合指数 日足
ナスダック総合指数 日足

(出所:TradingView

 リスクオフ環境下で、米国株、日本株を売るのは教科書どおりですが、今回、筆者は為替において、豪ドル/円ではなくNZドル/円の売りを選択しています。

 その理由は、RBNZ(ニュージーランド準備銀行[ニュージーランドの中央銀行])の政策金利の引き上げをOIS(※)ではすでに完全に織り込んでいるためです。

(※編集部注:OIS(Overnight Index Swap)は固定金利と変動金利の翌日物レートを交換するスワップ取引のこと。短期金利の指標のひとつとして、中央銀行の金融政策に対する市場の見方を示していると言われている)

 以下は、RBNZの政策金利の金利先物市場での織り込み度。

金利先物市場の織り込み度

(※筆者提供のデータを元にメルマガ事業部が作成)

金利先物市場では、RBNZの政策金利は今年(2022年)11月に、2.50%まで引き上げられることを織り込んでいます。

 現在の政策金利は0.75%ですから、毎月のように利上げされることが予想されているわけです。

米10年債利回り急伸、ナスダック総合指数が調整幅拡大となれば、NZドル/円は60円に向けて続落する公算

 ただ、これはニュージーランドの景気が良いというわけではなく、米国同様、インフレに対応するために、先んじて対応するというスタンス。

 しかし、これがオミクロン株の拡大や、ウクライナの地政学的リスクの拡大から景気が失速してくればどうなるでしょう?

 もちろん、金利先物市場ですでに政策金利の引き上げを織り込んでいるNZドルは急速に後退する。つまり、売り込まれる可能性が高いわけです。

 逆に予定どおり、政策金利が淡々と引き上げられても、すでにマーケットで織り込まれているわけですのでサプライズではありません。

 結果、NZドルは反落する可能性のほうが高く、リスクオフでの円高も相まって、NZドル/円の下落余地が拡大しているわけです。

 今年(2022年)1月4日(火)に、79.24円の高値をつけたNZドル/円ですが、本稿執筆時点で75.70円とすでに3.50円急落。

ニュージーランドドル/円 日足
ニュージーランドドル/円 日足

(出所:TradingView

 FOMCの対策が後手に回り、タイムラグを伴いながら利上げされる状況下では、ナスダック総合指数の下落余地は大きく拡大したまま。

 結果、リスクアセットであるNZドル/円の下落余地もさらに拡大。

 今後、米10年債利回りが2.00%を超えて急伸し、ナスダック総合指数の調整幅がさらに拡大すれば、NZドル/円は60円に向けて続落する公算が高まっています。

ニュージーランドドル/円 月足
ニュージーランドドル/円 月足

(出所:TradingView

 「米金利高・株安・米ドル高・円高」というリスクオフの環境下、下値余地が大幅に拡大している、NZドル/円の動向に注目です。


【ザイFX!編集部からのお知らせ】

 2022年6月11日(土)14時から「2022年後半のFX作戦会議&セミナー+【初心者限定】FXトレーダー養成講座」を東京原宿ダイヤモンド社で開催します。

 こちらのセミナーは参加費無料で、専用フォームから申込めば誰でも参加することができます(申し込みは以下のバナーをクリック)。

2022年後半のFX作戦会議&セミナー+【初心者限定】FXトレーダー養成講座

 今回は、14時から専業トレーダーで投資家の田向宏行氏によるプレセミナー「【初心者限定】FXトレーダー養成講座」、その後、15時からは西原宏一氏と大橋ひろこ氏による本セミナー「2022年FX作戦会議&セミナー」の2本立てで開催します。

 セミナー後にはメルマガ「トレード戦略指令!」読者限定の懇親会も開催するので、メルマガ読者の方で西原さんや大橋さんとトレードトークをしてみたい!という人は、ぜひご参加ください(詳しくは以下のバナーをクリック)。

2022年後半のFX作戦会議&セミナー+【初心者限定】FXトレーダー養成講座

 まだ「トレード戦略指令!」を購読していない人はメルマガ登録後10日間は無料解約できるので、ぜひ一度体験していただき、トレードの参考にしてみてください。

西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」
西原宏一 (にしはら・こういち)

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。現在はCKキャピタル代表取締役・CEO。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。近著に『30年勝ち続けたプロが教える シンプルFX』(扶桑社)がある。

執筆者のサイト
FX TREND 西原宏一オフィシャルサイトへ
「ザイFX!×西原宏一 FXトレード戦略指令!」を配信中!(10日間無料)

当コラムのバックナンバー

>>>バックナンバー一覧

ザイFX!公式twitter フォローしてね

ザイFX!公式フェイスブック
現在 いいね数 2810人 ザイFX!のFacebokにいいね!する

ザイFX!公式ツイッター(@ZAiFX)
現在のフォロー者数 110073人 ザイFX!のtwitterをフォローする

おすすめFX会社
link

ザイFX!限定で5000円!

セントラル短資FX[FXダイレクトプラス]

マーケット情報充実!今ならザイFX!限定5000円がもらえるキャンペーン中!

link

ザイFX!限定5000円&オリジナルレポート

JFX[MATRIX TRADER]

新規口座開設+1万通貨以上取引でもれなく限定5000円&オリジナルレポート!

【全41口座徹底調査】スプレッドやスワップポイントがお得なFX会社は? FX会社比較!
最短5分で決着、最低50円から取引可能!人気のバイナリーオプションを徹底比較!
FX会社のiPhone対応を徹底比較!
システムトレード(シストレ)口座を徹底比較!
NYダウや金にも直接投資できる CFD取引会社を徹底比較!
メキシコペソ/円のスワップポイントを徹底比較!
人気のザイFX!限定タイアップキャンペーンをPickUp!
FX初心者のための基礎知識入門
外貨ex byGMO[外貨ex] JFX[MATRIX TRADER] 外為どっとコム[外貨ネクストネオ]
外貨ex byGMO[外貨ex] JFX[MATRIX TRADER] 外為どっとコム[外貨ネクストネオ]
『羊飼いのFXブログ』はこちら
FXと為替の総合情報サイト「ザイFX!」カンタンナビ
「ザイFX!」をまるっとすべて見たい人は → 「ザイFX!」トップページへ
プロの為替相場見通しなどが知りたい人は → 「ザイ投資戦略メルマガ」
メタトレーダー4(MT4)の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×メタトレーダー(MT4)」
ビットコインなど仮想通貨の情報を知りたい人は → 「ザイFX!×ビットコイン」
FX初心者のための基礎知識入門

相場を見通す 超強力FXコラム












元ミス慶応 葉那子と[FXトレード戦略指令!]でFXトレードを始めよう!



ザイFX!のMT4専門サイト ザイFX!×メタトレーダー4(MT4)