ヘッジファンド様子見で為替相場に方向感は出ていない
衆議院選挙が終わって2週間が経過しました。しかし、為替市場には方向感が出てきていません。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
一番の要因はヘッジファンドなどの海外の投資家が本格的なポジションテイクをしてこないことです。
高市首相は確かに責任ある積極財政という考え方を打ち出してはいますが、冷静に考えてみると、中身がよくわかりません。
「責任ある」という言葉の意味を今後、具体的に出てくる政策を見ながら判断していくということで、彼らも今はまだ様子見をしているのだろうと推測しています。
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円高リスク後退で米ドル/円は徐々に157円に向かうイメージ
ただ、先週(2月9日~)はよく見られた、選挙の前に短期的に円売りにして勝負をかけていたファンドなどの利益確定の円買いが今週(2月16日~)はあまり見られなくなってきました。
そういう中ですので、円高リスクは徐々になくなってきています。おそらく、米ドル/円は152円台が当面の底値だったことが確認されるでしょうし、細かい上下動を繰り返しながら、徐々に157円に向かっていくイメージを持っています。
この先、1週間は米ドル/円のロング(買い)ポジションを中心にやっていきます。

(出所:TradingView)
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日本の米国への巨額投資の行方が鍵を握るか
今後、注目しておくべきことは、日本から米国への85兆円投資の進捗です。
先日、その第1弾が発表になりました。人工ダイヤモンド、ガス火力発電所の建設、そして原油の輸出プロジェクトです。
ただ、まだ詳細はよくわかっていません。来月(3月)、高市首相はトランプ大統領と会談するために訪米する予定です。その場までには、ある程度具体化しておく必要があるのではないかと思います。
実際にスタートすれば、日本から米国への投資資金として、円を売って米ドルを買うオペレーションが起きます。

(出所:TradingView)
それがいつになるのかをよく注視しておくことが重要です。円安誘発要因になるはすです。円安になってくると、また口先介入が出てくるでしょうから、それに気を付けながら、米ドル円を中心に買い(つまり円売り)戦略を続けます。
また、メキシコペソ/円などの高金利通貨でのスワップ金利稼ぎも続行します。

(出所:TradingView)
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米国のイラン攻撃のマーケットへの影響は限定的か
最後に、米国がイランを攻撃する可能性が話題になっています。
いわゆる地政学リスクということですが、仮に攻撃をしたとしてもあまり大きな影響は出ないと考えています。
それは、まず、米国とイスラエルVSイランでは、多分勝負にならないからです。
ロシアもウクライナの問題を抱えていますので、主体的にはイランを支援することは難しいと思います。そうなると、勝負は始まる前から見えているということです。
また、地理的にみても、多少原油価格に影響はあるかもしれませんが、さほど重要な位置づけには捉えられないのではないでしょうか。

(出所:TradingView)
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