昨日も東京時間ではリスクオフが継続。ドル相場のほうはドル高水準をキープしており、ドル円は115円台で、ユーロドルは1.08台で推移していた。ユーロドルが1.08台の後半まで緩やかに上がってきたので、逆張りとはなるのだがユーロを売りたくてたまらなかったのだから仕方がない。流れに逆らってでも、ユーロドルをショートにしてみた。
東京クローズから欧州序盤にかけて一層のリスク回避が進んだので、ユーロ円なども下落。思った通りにドル円は余り下がらなくて、ユーロドルが下がってきた。利食いで買い戻して、また売り場を探すことにした。
同じようなところで、つまり1.08台の後半部分で売れるには売れたが、どうも今度のユーロの戻しは腰が強い。1.09台に乗せてきたので、あっさりと損切り。どうやら欧州政府が欧州での共同債を発行しようとしているらしく、それがユーロ買いを誘った模様だ。
またニューヨーク序盤ではウクライナがNATO加盟を事実上、諦めるような発言をしたことで、ややリスクの巻き返しが見られた。しかし米国の禁輸措置が即日実施とバイデン大統領が言ったことで、原油価格は一気に129ドル台まで跳ね上がり、それがマーケットの足を引っ張った。ニューヨーク時間ではユーロ円が買い戻され、126円台の後半まで進んでいる。
市場はたいへん上下に動きやすくなっているが、やはりユーロドルはショート攻めしたいところだ。ウクライナ紛争が続いている間はもちろんのこと、来週のFOMCまではスタンスを変えたくはない。
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