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西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」
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米ドル/円は、135円付近のオプションの
攻防を経て140円へ。豪ドル/円は100円台が
ターゲット、RBAがタカ派スタンスに変化

2022年06月09日(木)18:02公開 [2022年06月09日(木)18:02更新]
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今井雅人は資金5倍トレード達成!米ドル/円の攻めトレードが成功したのには理由があった!

米ドル/円は135円をうかがう動き。巧妙なヘッジファンド勢の動きと黒田総裁の発言で円売り加速

 みなさん、こんにちは。

 今週(6月6日~)の米ドル/円は急騰。

 今週(6月6日~)月曜日、前回高値である131.35円を突然ブレイクし、132.00円まで駆け上がりました。そのきっかけは、ヘッジファンド勢の動き。

 彼らが前回高値レベルで、米ドル/円のキャッシュとオプションの大量の買いを持ち込んだことから、米ドル/円は急騰しました。今回のヘッジファンド勢の動きは巧妙でした。

 米ドル/円のキャッシュとオプションを購入すると同時に、米10年債を売って、米10年債利回りを再び3.00%まで押し上げています。

 当コラムでも何度かご紹介させていただいたように、過去数カ月、米10年債利回りと米ドル/円の相関性はかなり高水準で推移しています。

米ドル/円&米10年債利回り 日足
米ドル/円&米10年債利回り 日足

(出所:TradingView

 そのため、マーケット参加者の多くは、米ドル/円のトレードをする時は、米10年債及び米2年債をチェックします。

 今回、彼らの米国債売りにより、今週(6月6日~)の米10年債利回りが3.00%台を回復。そのため、筆者も含めて多くのトレーダーは米ドル/円のロング(買い)を積み増したと想定されます。

 これで前回高値の131.35円をブレイクしたことで、米ドル/円は再び上昇トレンドに乗ります。

 加えて、米ドル円の上昇をさらに加速させたのが、下記の記事でした。

黒田総裁、金融緩和はこれまでのところ半分しか成功していない

日本銀行の黒田東彦総裁は8日、他の主要中央銀行と同様に日銀は為替レートを金融政策の目標にしていないと述べた。

出所:Bloomberg

 結果、本稿執筆時点での米ドル/円は134.56円まで駆け上がっており、135.00円をうかがう動きになっています。

米ドル/円 日足
米ドル/円 日足

(出所:TradingView

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米ドル/円は135.00円にバリアオプションの噂。134.90~135.00円での攻防が繰り返されるか

 そうした中、マーケットの噂になっているのが、135.00円のバリアオプション。バリアオプションがある場合、しばらく134.90~135.00円での攻防を繰り返します。

【参考記事】
【西原宏一が教える FXトレード戦略超入門】オプションを知れば節目がわかる!

 しかしこのところ、米10年債と米ドル/円のトレードがうまくはまっているヘッジファンド勢が135.00円のバリアオプションをノックアウトさせようと虎視眈々と狙っているとの噂もあります。

 なにか米ドル/円にとってポジティブな報道があれば、彼らは135.00円のバリアオプションをノックアウトさせようとしてくることが予想されるため要注意です。

 一方、以下は米ドル/円の月足チャートです。前回の高値は135.15円で、到達したのが2002年1月ですので20年前となります。

米ドル/円 月足
米ドル/円 月足

(出所:TradingView

 そのため、前述のバリアオプションも含め、135.00~10円水準は一定のレジスタンスラインとなります。

 ただ今週(6月6日~)の米CPIをきっかけに、米10年債利回りが続伸すると、呼応して米ドル/円も上昇し、結果、135.00円のバリアオプションが決壊する可能性も高いので、引き続き、米10年債利回りと米ドル/円の動向に注目です。

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豪ドル/円は上値余地が拡大。100円台が視野に入ってきた

 米ドル/円以外では、今週(6月6日~)注目したいのが豪ドル/円。

 きっかけは6月7日(火)のRBA(オーストラリア準備銀行[豪州の中央銀行])理事会でした。

 RBAは政策金利をコンセンサスだった0.40%ではなく、0.50%引き上げてきました。この報道だけであれば、0.10%の相違は大きなインパクトではないため、「セル・ザ・ファクト」で豪ドル/円は売られるはずです。

 実際発表後、いったん1円ほど値を崩しました。ただ、その後は96.88円まで反発しています。

 その要因は、RBAのスタンスの変化。

 今回、RBAは声明で「安定的」という言葉を削除し、「今後、数カ月にわたって豪州の金融情勢を正常化する過程でさらなるステップを踏む」と示唆したことが、豪ドルを底堅くしています。

 モルガン・スタンレーのエコノミストは、7月と8月に0.50%、9月から11月に0.25%の追加利上げを行い、年末までにRBAの「より正常な」水準である2.6%まで引き上げる可能性があると見ているようです。OIS(金利先物市場)では年末までに、政策金利が3.00%を超えている事を織り込み始めています。

 これは豪ドル/米ドルの上昇要因となりますが、ただFRB(米連邦準備制度理事会)も今月(6月)、来月(7月)と0.50%の利上げをする予定なので、対米ドルでのインパクトは大きくありません。

 豪ドル/円は、米ドル/円と豪ドル/米ドルを合成した通貨ペア(米ドル/円レート×豪ドル/米ドルレート=豪ドル/円レート)ですので、豪ドル/円の上値余地は拡大するはずです。

 本稿執筆時点で、豪ドル/円は96円台前半で推移しています。

 何度か当コラムでご紹介させていただいていますが、豪ドル/円は100円台に今回到達するのではないかと想定しています。

豪ドル/円 日足
豪ドル/円 日足

(出所:TradingView

 ヘッジファンド勢がバリアオプションの待つ135.00円超えを狙い、140円がターゲットとなる米ドル/円、そしていよいよ100円台が視野に入ってきた豪ドル/円の行方に注目です。


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西原宏一の「ヘッジファンドの思惑」
西原宏一 (にしはら・こういち)

青山学院大学卒業後、1985年に大手米系銀行のシティバンク東京支店へ入行。1996年まで同行に為替部門チーフトレーダーとして在籍。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店でジャパンデスク・ヘッド、シンガポール開発銀行シンガポール本店でプロプライアタリー・ディーラー等を歴任した後、独立。現在はCKキャピタル代表取締役・CEO。ロンドン、シンガポール、香港など海外ヘッジファンドとの交流が深く、独自の情報網を持つ。近著に『30年勝ち続けたプロが教える シンプルFX』(扶桑社)がある。

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