昨日も債務上限の議論がどうなるかに注目が集まった。しかしマーケットは完全に楽観視しており、ニューヨーク時間の序盤ではドル買いが加速した。ドル円は1円近くも急騰し、さすがにユーロドルも1.07台に落ち込んだ。
私も前日の通貨ペアの選択ミスもあったので、ちょっと苦しい思いもしたが、なんとかドル円のロング攻めで参戦することができた。それでも137円台の後半をロングにするのは勇気が要る。
これまでのレンジで動いていた上限だからだ。しかしその分抜けたら大きいとも感じる。ドル円は138円台に乗せてからは一度も137円台逆戻りすることもなく、徐々に上がっていった。
ニューヨーク時間の午後には上院でもついて話し合うだろうというシューマー院内総務の見解で米国株は一段高。米国債のデフォルト回避が当たり前に事なのに、その通常の状態に戻れるということがリスクテークの要因になってしまっている。つまり企業利益などは減益しているので、それを頼りに買っていけないのだ。
ドルロングで攻めるのもいいが、ファンダメンタルズ的にはこれから利上げ中止や年内利下げが待っている。ドル売り要因である。その折り返しポイントを見極めるためにも、最近、調子よく上がっている日本株が日足で「星」を形勢しないかということも注視している。
日本時間 15時00分
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