「TradingView(トレーディングビュー)」を通貨ペアの分析で使うなら、TradingViewチャートを提供しているFX会社に口座(FX口座)を開設するのがもっとも手軽です。TradingViewの提供タイプによりますが、通常のTradingViewでは月額料金の支払いが必要となる機能の一部を、無料で使える口座もあります。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒TradingView(トレーディングビュー)とは?無料で使えるFX口座を紹介!
・TradingViewを「無料」で使えるおすすめのFX口座一覧
2026年3月27日 更新
| FX口座名 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
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セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 ⇒詳細はこちら |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 ⇒詳細はこちら |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 ⇒詳細はこちら |
JFX 「MATRIX TRADER」 ⇒詳細はこちら |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 ⇒詳細はこちら |
ゴールデンウェイ・ジャパン 「FXTF GX-FX」 ⇒詳細はこちら |
松井証券 ⇒詳細はこちら |
インヴァスト証券 「トライオートFX」 ⇒詳細はこちら |
サクソバンク証券 ⇒詳細はこちら |
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| キャンペーン情報 | |||||||||
| 【最大100万5000円キャッシュバック】 | 【最大102万3000円キャッシュバック】 | 【最大101万2000円キャッシュバック+最大3200FXポイント(3200円相当)+1000円キャッシュバック】 | 【最大100万5000円キャッシュバック+オリジナルレポート】 | 【最大101万6000円キャッシュバック】 | 【最大8000円キャッシュバック】 | 【最大100万円キャッシュバック+松井証券ポイント最大400ポイント】 | 【最大20万3000円キャッシュバック】 | 【最大250万1000円キャッシュバック】 | |
| 最低取引単位 | 1000通貨 (※ハンガリーフォリント/円は1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円は1万通貨) |
1000通貨 (※ノルウェークローネ/円など6通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 | 1通貨 | 1000通貨 (※南アランド/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※トルコリラ/円は5000通貨、南アランド/円は1万5000通貨など通貨ペアによって異なる。最低取引単位以上なら1通貨単位で取引可能) |
| 通貨ペア | 27ペア | 38ペア | 30ペア | 41ペア | 38ペア | 29ペア | 32ペア | 23ペア | 155ペア |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 有料(※条件によっては無料) | 無料 | 無料 | 無料 |
| TradingViewの提供タイプ | 起動型 | 内蔵型 | 起動型 | レート提供型 | 内蔵型 | 内蔵型 | レート提供型 | 内蔵型 | 連携型 |
| 米ドル/円 スプレッド ⇒ ランキングへ |
0.2銭 原則固定 (例外あり) (17-24時) |
0.2銭 原則固定 (8-29時) |
0.2銭 原則固定 (例外あり) (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-27時) ~4/3までのキャンペーン |
0.2銭 原則固定 (8-29時) |
0.0銭 原則固定 (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-29時) |
0.2銭 原則固定 (8-27:59) |
| 米ドル/円 スワップ ポイント ⇒ ランキングへ |
138.5円 | 126円 | 124.36円 | 124.32円 | 126円 | 124.79円 | 119.32円 | 136.61円 | 74.21円 |
| 詳細はこちら (公式サイトへ) |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 |
ゴールデンウェイ・ジャパン 「FXTF GX-FX」 |
松井証券 |
インヴァスト証券 「トライオートFX」 |
サクソバンク証券 |
※スプレッドは通常の通貨ペアで1万通貨の取引を行ったときのもの。ラージ銘柄などの特殊な通貨ペアや1万通貨未満、1万通貨超の取引量の場合、あるいは特殊な注文方法の場合などは異なることがあります
※スワップポイントは1万通貨の買いポジションに付与された、「前月」の1日あたりの平均金額です(マイナスは支払い)。タイミングによっては対象期間として「前々月」のデータを参照している場合があります
※取引手数料は、無料でも注文方法などによってはスプレッド以外に何らかの手数料がかかる口座や、有料でも一定の条件を満たせば無料になる口座もあります
※表中の「-」は公式サイトなどでスプレッドやスワップポイントが公開されていない口座です。取引ツールや会員ページにて確認してください
※内蔵型、起動型、レート提供型、連携型に分類した「TradingViewの提供タイプ」の解説はこちら
※その他の注意事項はこちら
しかし、FX会社のTradingViewでは、そのFX口座が取り扱う銘柄(通貨ペア)しかチャートに表示できません。公式のTradingViewならアカウントを作成するだけの無料プラン「Basic」でも、為替の通貨ペア、株式、商品(コモディティ)、債券、暗号資産(仮想通貨)まで、幅広い金融商品の分析が可能です。
TradingViewには有料のプランもいくつかありますが、無料の「Basic」でもTradingViewの特徴的なさまざまな機能を十分に活用できます。
この記事ではTradingViewのアカウントの作成方法、無料プランの「Basic」でできること、TradingViewの主要な機能の使い方などを紹介します。チャートの機能については、FX会社のTradingViewで利用できるものと共通する部分も多いので、TradingViewが使えるFX口座を保有している人もぜひ参考にしてください。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒トレーディングビューの有料機能が無料で使える、おすすめのFX会社を公開! 大人気のチャート分析ツールを賢く使える裏ワザを紹介
【このページの目次】 (クリックで各項目へ移動します)
TradingViewアカウント(無料)の作成方法は?
TradingViewはアカウントを作成しない「未登録」の状態でも、公式サイトにアクセスしてチャートを閲覧したり、描画ツールでチャート上にラインなどを引いたりできます。しかし、未登録では売買ポイントの判断などに不可欠なインジケーター(テクニカル指標)をチャート上に表示できません。
無料の「Basic」ならアカウントを作成するだけで、豊富なインジケーターも使えるようになるので、TradingViewに少しでも興味があればアカウントを作成しておいて、決して損はないでしょう。
そのTradingViewの無料アカウントの作成方法には、メールアドレスを登録して作成する方法と、外部サービスであるGoogle、Facebook、X、Yahoo!、Apple、LinkedInのアカウントと連携して作成する方法の2とおりがあります。
1、メールアドレスを登録して作成
2、外部サービスと連携して作成
※連携できる外部サービス:Google、Facebook、X、Yahoo!、Apple、LinkedIn
※対応するサービスのアカウントを保有している必要あり
いずれの場合もTradingView公式サイト内の各ページ右上にある「始めましょう」、またはトップページ中央上段の「無料で始めましょう」のボタンをクリックします。どちらからでも同じページへ移動するので、移動先のページ右上にある「登録」ボタンをクリックします。すると、アカウントの登録画面が表示されます。

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アカウントの登録画面が表示されたら、好みの方法でアカウントを作成してください。作成方法は、先ほど紹介した2とおりです。
1、メールアドレスを登録して作成
自身のメールアドレスでアカウントを作成する場合は、メールアドレスと任意のパスワードを入力し、「私はロボットではありません」の項目にチェックがついたら「アカウントを作成」ボタンをクリックします(環境によっては不正アクセスやスパムを防止する、画像認証方式の「reCAPTCHA」への対応を求められることがあります)。

完了すると、「Eメールを確認して下さい」と表示されたページへ移動します。登録したメールアドレス宛てにTradingViewから確認メールが届くので、メール内の「アカウントを有効化」をクリック。表示されるページで「ユーザー名」を設定し、利用規約とプライバシーポリシーを確認してチェックボックスに対応しましょう。「次へ」ボタンをクリックすれば、アカウントの作成は完了です。

2、外部サービスと連携して作成
外部サービスであるGoogle、Facebook、X、Yahoo!、Apple、LinkedInのアカウントと連携して作成する場合は、連携したいサービスのアイコンをクリックし、画面の指示に従って認証作業などを進めるだけで手続きが完了します。以下はGoogle(グーグル)のアカウントと連携する際に表示される画面の一部ですが、どのサービスと連携しても同じような流れです。

いずれの方法でもアカウントの作成が完了してTradingViewへログインすると、ページ右上にログイン状態であることを示すアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、いくつかのメニューがあり、その中の「設定と請求」のページで「公開プロフィール」の設定、画像(アイコン)とユーザー名の変更、自身の保有しているSNSやウェブサイトのリンク登録などが行えます(すべて任意)。

TradingViewの無料プラン、「Basic」で使える機能は?
ここでは、TradingViewの無料プラン、「Basic」で使えるおもな機能を紹介します。
TradingViewには無料の「Basic」のほかに、「Essential」、「Plus」、「Premium」、「Ultimate」の4つの有料プランがあり、基本的には月額利用料が高いプランほど利用できる機能に加え、1つのタブに表示できるチャートの枚数、チャートごとのインジケーター表示可能数などが増えていきます。
・TradingViewの「Basic」と4つの有料プランのおもな機能の比較
| プラン | Basic | Essential | Plus | Premium | Ultimate |
|---|---|---|---|---|---|
| 利用料/月 | 無料 | 12.95ドル (1,883円) |
28.29ドル (4,102円) |
56.49ドル (8,191円) |
199.95ドル (28,993円) |
| 広告表示 | 有 | 無 | 無 | 無 | 無 |
| シンボル(銘柄) | 350万超 | 350万超 | 350万超 | 350万超 | 350万超 |
| チャートの表示枚数 | 1 | 2 | 4 | 8 | 16 |
| チャートタイプ | 17 | 17 | 17 | 21 | 21 |
| 時間足の種類 | 20 | 20+カスタム | 20+カスタム | 26+カスタム | 30+カスタム |
| 秒足 | × | × | × | ○ | × |
| ティック | × | × | × | × | ○ |
| インジケーター数(内蔵) | 400以上 | 400以上 | 400以上 | 400以上 | 400以上 |
| インジケーター数(コミュニティ提供) | 10万以上 | 10万以上 | 10万以上 | 10万以上 | 10万以上 |
| チャートごとのインジケーター表示数 | 2 | 5 | 10 | 25 | 50 |
| カスタムインジケーターテンプレート保存数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 描画ツールの種類 | 110以上 | 110以上 | 110以上 | 110以上 | 110以上 |
| チャートレイアウト保存数 | 1 | 5 | 10 | 無制限 | 無制限 |
| ウォッチリストの数 | 1 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| バーリプレイ機能 | ○ (制限あり) |
○ (制限あり) |
○ (制限あり) |
○ | ○ |
| 公開チャット機能 | × | ○ | ○ | ○ | ○ |
※表にはザイFX!がTradingViewの公式サイト、ツールを操作するなどして確認した情報を掲載しています
※おもにPC版の仕様を掲載しており、スマホアプリ版とは一部の仕様が異なる場合があります
※料金はTradingViewの公式サイトに掲載されている年次サブスクリプション価格を月額に換算した価格。1米ドル=145円でザイFX!が円換算して参考価格を掲載
※表の比較項目の解説はこちら
上の比較表を見ると、「Basic」でもTradingViewのチャート分析機能のほとんどを使えることがわかります。また、後述するコミュニティ・インジケーターをうまく活用すれば、実質的に3つ以上のインジケーターを1つのチャートに表示させることも不可能ではないため、一般的なユーザーなら無料の「Basic」でおおむね事足りるでしょう。
ただし、「Basic」では広告が頻繁に表示されます。特に、コンパクトなサイズでチャートを表示させている場合は、チャートの一部が広告で隠れることもあります。煩わしさを感じる場合は、通貨ペアのチャートの分析には広告の非表示がデフォルトで適用されているFX会社のTradingViewを使うのも手です。
FX会社のTradingViewチャートは、分析できる銘柄こそ取り扱い通貨ペアに限定されていますが、公式では上位のプランでしか使用できない「ティックチャート」や「秒足」を無償で提供している場合もあります。したがって、通貨ペアの分析にはFX会社のTradingViewチャート、通貨ペア以外の銘柄の分析には公式のTradingViewチャートというように、銘柄によって使い分けるのもおすすめです。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒トレーディングビューの有料機能が無料で使える、おすすめのFX会社を公開! 大人気のチャート分析ツールを賢く使える裏ワザを紹介
なお、TradingViewの有料プランには、「Essential」、「Plus」、「Premium」は30日間、「Ultimate」は14日間の無料お試し期間があります(本記事公開時点)。より多くの機能を試してみたい人は、無料トライアルの申し込みを検討するのも良いでしょう(※)。
(※無料トライアルの利用にはクレジットカードの登録が必要です。無料期間が終了すると自動的に月額料金が発生するので、有料プランの契約をしない場合は無料期間中の手続きが必要になります)
また、JFX「MATRIX TRADER」では対象通貨ペアで一定数量の新規取引を達成すると、取引量に応じてTradingViewの各有料プラン1カ月分をプレゼントするキャンペーンを、継続的に実施しています。
【※関連記事はこちら!】
⇒JFX「MATRIX TRADER」で実施中のキャンペーンを一覧でチェック!
詳しくは後述しますが、JFXはTradingViewに自社レートを提供しているので、公式TradingViewのチャート上で実際の配信レートを使ってチャートを分析できます。公式TradingViewの利用プランに応じた機能を利用できるので、こうしたキャンペーンを活用して有料プランを試してみるのもおすすめです。
【※記事内の関連項目はこちら!】
⇒公式TradingViewとFX会社のTradingView、どちらを使うのがおすすめ? TradingViewを無料で使えるFX口座も一覧で紹介!
TradingViewでチャートを表示させ、時間軸や表示期間を設定する方法
ここからは、TradingViewチャートの画面構成と、主要な機能の基本的な使い方を紹介していきます。どのプランを契約しても基本操作に変わりはありませんが、ここでは「Basic」プランにログインした状態での操作方法を説明します。
まずは「チャートの表示方法」です。サイト内の各ページ上部にある検索窓(PCの場合は「Ctrl+K」でも表示可能)に表示させたい銘柄のシンボルを入力し、出てきた候補の中から選択して「チャートを開く」ボタンをクリックするとチャート画面に移動します。

すでにチャート画面を起動している場合は、左上の虫眼鏡のマークのある「シンボル検索」窓にシンボルを入力して、出てきた候補の中から選択します。いずれの場合も銘柄のジャンルを指定することで、候補を絞り込むことが可能です。
チャートが表示されたら検索窓と同じ上部メニューバーにある「チャートタイプ」と「時間軸」の設定機能で、分析する時間軸、チャートの足型を設定し、最後に画面に表示させる期間を調整します。

※上の図を含め、本記事で紹介するチャート画面は編集部が設定画面でレイアウトをカスタマイズしたもので、ローソク足の色やレートの表示精度などは、デフォルトの状態と異なるものがあります
TradingViewの「Basic」プランで使える時間軸と足型は以下のとおりです。
| TradingView「Basic」プランで利用できる時間軸と足型 | |
|---|---|
| 時間軸 | 1分/3分/5分/15分/30分/45分/1時間/2時間/3時間/4時間/日足/週足/月足/3カ月/6カ月/12カ月/1レンジ/10レンジ/100レンジ/1000レンジ |
| 足型 | バー/ローソク足/中空ローソク足/ライン/マーク付きライン/ステップライン/エリア/HLCエリア/ベースライン/棒グラフ/ハイロー/平均足/練行足/新値足/カギ足/ポイント&フィギュア/レンジ |
表示期間はチャート下部の日付の部分をドラッグし、左右にスライドさせて指定するだけでなく、「カスタム範囲」機能で具体的な始点と終点の指定もできます。チャート部分をドラッグして上下左右に動かせばチャートの表示位置、右側のレート部分をドラッグして上下に動かせばレートの表示範囲の調整も可能です(設定画面でも操作可能)。

これで基本となるチャートが表示されました。ここにインジケーターを追加したり、描画ツールを使ってチャート上にトレンドラインなどを引いたりすることで、値動きやトレンドの分析が可能になります。
ちなみに、TradingViewには多くのFX会社や金融機関がレートを提供しており、同じ銘柄でもレート提供元の数だけ候補が存在します。たとえば、「FX」のカテゴリを指定して米ドル/円(USDJPY)を検索するだけでも40以上の候補が出てきますが、基本的に表示させたい銘柄と一致していれば、どの提供元を選択してもチャートに大きな違いはありません。しかし、厳密には実際に取引するFX会社とは値動きに加え、それをもとに算出されるインジケーターの各数値などは異なる場合があります。また、各社の取引時間の違いで、チャートの時間軸によっては始値や終値が異なる場合もある点には注意しましょう。
TradingViewチャートで使える分析に役立つ機能
次に、TradingViewのチャートで使える主要な機能の中から、分析に役立つものをいくつか紹介します。
★インジケーターを表示させる
基本のチャートが表示されたら、次はそのチャート上に「インジケーター(テクニカル指標)」を表示させてみましょう。画面上部の「インジケーター」をクリックし、出てきた選択画面の中から表示させたいインジケーターを選んで(複数選択も可能)、右上の「×」ボタンで選択画面を閉じます。

下の画像はテクニカルの項目の中から、SMA(単純移動平均)とRSI(相対力指数)を選択して表示させた画面です。

「Basic」プランでは、1つのチャート上に最大で2つのインジケーターを表示できます。上の図のように、相場の方向性を把握するトレンド系と、モメンタムを把握するオシレーター系のインジケーターを1つずつ表示させるような使い方も可能です。
また、デフォルトだとチャート下部に独立して表示されるオシレーター系のインジケーターは、ワンクリックでチャート上部に移動できるだけでなく、ダブルクリックで最大化させて単体表示したり、チャート部分へのドラッグ&ドロップでチャートと重ねて表示したりもできます。
ほとんどのインジケーターで、数値の算出に用いる期間などのパラメーターを任意に変更できるのもメリット。この高い自由度で詳細なチャート分析ができる点も、TradingViewが世界中の多くのトレーダーに利用されている理由の1つです。

有料プランでしか利用できないもの、個別株分析用の決算内容などを表示するインジケーターも一部ありますが、公式サイトによると内蔵インジケーターだけで400以上もあるので、FX会社の自社ツールには搭載されていないようなインジケーターも数多く見つかります。
さらに、TradingViewユーザーが作成・公開している10万以上の「コミュニティインジケーター」も利用可能です。既存のインジケーターを応用して作成されたものも数多くあり、分析の幅を広げてくれるでしょう。
コミュニティインジケーターの中には、期間の異なる複数の移動平均線を一括で表示させるようなものもあります。こうしたコミュニティインジケーターを使えば、最大で2つしかインジケーターを表示できない「Basic」プランでも、実質的に3つ以上のインジケーターを1つのチャート上に表示させることもできます。
個人で作成されたものがほとんどのため、中には十分な検証がされておらず、有用性や正確性が不確かなものも含まれますが、インジケーターごとに概要を紹介するページがあり、ソースコードも公開されているので、興味のある人はチェックしてください。
★銘柄を追加して値動きの比較や相関性を確認する
TradingViewではチャート画面の検索窓右にあるプラスボタンから銘柄を追加することで、銘柄同士の値動きの比較や相関性の確認なども、かんたんに行えます。
たとえば以下の図のように、日本円が絡んだ複数の通貨ペアを並べ、ある地点からのパフォーマンス(騰落率)がどのようになっているかを調べることが可能です。

また、TradingViewは通貨ペア同士といった同一ジャンルの金融商品だけでなく、異なるジャンルの金融商品の値動きも比較できます。ほかにも、米ドル/円の値動きを予測するうえで欠かせない日米の金利差そのものも表示できるので、以下のように米ドル/円のチャート上に日米の長期金利の差を追加して、相関性を確認するなどといった使い方も可能です。

このように、ジャンルの違う金融商品の値動きや相関性を手軽に比較・確認できるのも、公式TradingViewの大きな特徴です。FX会社のTradingViewにも比較の機能はありますが、そのFX口座で取引できる通貨ペア同士の比較しかできないので、金融市場全体の状況や通貨ペアとの関連性を知りたいときは、特に役立つでしょう。
★豊富な描画ツールで自分だけのチャート画像を作成
TradingViewは「描画ツール」も豊富です。トレンドラインや水平線などの「ライン」、平行チャネルや回帰トレンドなどの「チャネル」に加え、フィボナッチ、ギャン、パターンからエリオット波動まで、多種多様なラインやパターンをチャートに表示できます。
コメントやアイコン、さまざまな図形も自由に追加でき、さらに作成したチャート画像は保存もできるので、チャート上の気になるポイントに目印を付けたり、トレードの履歴を書き込んだりして、あとで見返すなどの使い方もできます。

そのほかにも、指定した任意の範囲の値幅や期間を調べることができる「ものさし」、正確にラインを引くのをサポートしてくれる「マグネット」、描画のロックや非表示などといった豊富な機能が搭載されています。また、それらすべてがチャートの左端にまとめられているので、どこに何があるのかがわかりやすいのも特徴です。
チャートの色味やチャートに表示させる情報(ステータス)などは、テンプレートとして保存できます。TradingViewにはブラウザ版だけでなく、デスクトップ版やスマホアプリもありますが、同じアカウントでログインすれば、変更した内容がすべてのツールで反映される点も便利です。
TradingViewにはそのほかにも、価格が指定した条件に到達した際にアプリのプッシュ通知やメールでお知らせしてくれる「アラート」機能、指定した範囲の値動きを再生する「リプレイ」機能、X(旧Twitter)への投稿機能、TradingViewユーザーが自由に参加できるチャット機能など、従来のチャート分析ツールの枠を超えたさまざまな機能があります。
公式TradingViewとFX会社のTradingView、どちらがおすすめ?
このように、アカウントを作成すれば豊富なチャート分析機能の多くを無料で利用できるTradingViewですが、FXトレーダーなら分析できる銘柄は取り扱い通貨ペアに限られるものの、有料機能の一部を無料で使うことができるFX会社のTradingViewを利用するのも有力な選択肢となるでしょう。
公式のTradingViewとFX会社のTradingView、どちらを使うのが最善かは一概には言えませんが、それぞれ以下のようにメリットとデメリットがあるのは確かです。しっかりとメリット、デメリットを把握したうえで、どちらかを選ぶ、もしくは状況に応じて両者を使い分けるのもおすすめです。
| ■公式TradingViewの特徴(メリットやデメリット) |
| ◆メリット |
| ・FX以外の金融商品のチャート分析も可能(株式・商品・債券・暗号資産など) ・無料でもTradingViewの機能の多くを使える(膨大なインジケーター、リプレイ、SNS機能など) |
| ◆デメリット |
| ・実際に取引するFX口座の配信レートで分析できる可能性が低い ・トレードにはTradingViewと取引口座(FX口座)との併用が必要 ・プランによっては利用料が高額になることも |
| ■FX会社のTradingViewの特徴(メリットやデメリット) |
| ◆メリット |
| ・有料機能の一部を無料で利用できる(広告の非表示・3つ以上のインジケーター表示など) ・自社のチャートツールに内蔵されているものが多く、発注までがスムーズで、実際の配信レートで分析できる |
| ◆デメリット |
| ・その口座で取り扱いのある銘柄(通貨ペア)しか分析できない ・利用できるインジケーターの数に制限があるなど、TradingViewの機能を完全に活用できない |
公式TradingViewのデメリットとして「実際に取引する口座の配信レートで分析できる可能性が低い」と記載しましたが、FX会社の一部にはTradingViewに自社のレートを提供しているところもいくつかあります。
JFX「MATRIX TRADER」や松井証券も、TradingViewに自社のレートを提供しているFX会社です。
公式TradingViewのチャート上で銘柄を検索する際にJFXや松井証券の通貨ペアを選択すれば、実際のFX口座で配信しているレートを使ってチャートを分析できます。FX会社の取引ツール内に内蔵されているタイプなどとは異なり、公式TradingViewのチャートを使うので、公式TradingViewで利用しているプランに応じて制限なく機能を活用できます。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒FXのスキャルピングとは? スキャルOK!のFX会社、JFXの社長で元為替ディーラーの小林芳彦氏に、スキャルピングの取引手法としての魅力や上達のコツを徹底取材!
また、サクソバンク証券もTradingViewに自社のレートを提供しているFX会社の1つです。しかも、サクソバンク証券は公式TradingViewでサクソバンク証券のレートを使ったチャート分析ができるだけでなく、直接注文を出すことも可能。スプレッドなどの取引条件は、サクソバンク証券が独自ツールで提供しているものとまったく同じなので、分析から注文までの一連の流れが公式のTradingView内だけで完結します。
サクソバンク証券が取り扱う8600以上のCFD銘柄にも対応しているので(一部例外あり)、FXもCFDもアクティブにトレードしたい人はサクソバンク証券の口座をTradingViewに連携するのも良いでしょう。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒サクソバンク証券の特徴やスプレッド、スワップポイント、取り扱い通貨ペア数などを紹介!
以下ではザイFX!で掲載しているFX口座のうち、「TradingViewを無料で使えるおすすめのFX口座」を一覧で紹介しているので、こちらも参考にしてください。
・TradingViewを「無料」で使えるおすすめのFX口座一覧
2026年3月27日 更新
| FX口座名 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 ⇒詳細はこちら |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 ⇒詳細はこちら |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 ⇒詳細はこちら |
JFX 「MATRIX TRADER」 ⇒詳細はこちら |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 ⇒詳細はこちら |
ゴールデンウェイ・ジャパン 「FXTF GX-FX」 ⇒詳細はこちら |
松井証券 ⇒詳細はこちら |
インヴァスト証券 「トライオートFX」 ⇒詳細はこちら |
サクソバンク証券 ⇒詳細はこちら |
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| キャンペーン情報 | |||||||||
| 【最大100万5000円キャッシュバック】 | 【最大102万3000円キャッシュバック】 | 【最大101万2000円キャッシュバック+最大3200FXポイント(3200円相当)+1000円キャッシュバック】 | 【最大100万5000円キャッシュバック+オリジナルレポート】 | 【最大101万6000円キャッシュバック】 | 【最大8000円キャッシュバック】 | 【最大100万円キャッシュバック+松井証券ポイント最大400ポイント】 | 【最大20万3000円キャッシュバック】 | 【最大250万1000円キャッシュバック】 | |
| 最低取引単位 | 1000通貨 (※ハンガリーフォリント/円は1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円は1万通貨) |
1000通貨 (※ノルウェークローネ/円など6通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※ロシアルーブル/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 | 1通貨 | 1000通貨 (※南アランド/円など2通貨ペアは1万通貨) |
1000通貨 (※トルコリラ/円は5000通貨、南アランド/円は1万5000通貨など通貨ペアによって異なる。最低取引単位以上なら1通貨単位で取引可能) |
| 通貨ペア | 27ペア | 38ペア | 30ペア | 41ペア | 38ペア | 29ペア | 32ペア | 23ペア | 155ペア |
| 取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 有料(※条件によっては無料) | 無料 | 無料 | 無料 |
| TradingViewの提供タイプ | 起動型 | 内蔵型 | 起動型 | レート提供型 | 内蔵型 | 内蔵型 | レート提供型 | 内蔵型 | 連携型 |
| 米ドル/円 スプレッド ⇒ ランキングへ |
0.2銭 原則固定 (例外あり) (17-24時) |
0.2銭 原則固定 (8-29時) |
0.2銭 原則固定 (例外あり) (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-27時) ~4/3までのキャンペーン |
0.2銭 原則固定 (8-29時) |
0.0銭 原則固定 (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-27時) |
0.2銭 原則固定 (9-29時) |
0.2銭 原則固定 (8-27:59) |
| 米ドル/円 スワップ ポイント ⇒ ランキングへ |
138.5円 | 126円 | 124.36円 | 124.32円 | 126円 | 124.79円 | 119.32円 | 136.61円 | 74.21円 |
| 詳細はこちら (公式サイトへ) |
セントラル短資FX 「FXダイレクトプラス」 |
トレイダーズ証券 「みんなのFX」 |
外為どっとコム 「外貨ネクストネオ」 |
JFX 「MATRIX TRADER」 |
トレイダーズ証券 「LIGHT FX」 |
ゴールデンウェイ・ジャパン 「FXTF GX-FX」 |
松井証券 |
インヴァスト証券 「トライオートFX」 |
サクソバンク証券 |
※スプレッドは通常の通貨ペアで1万通貨の取引を行ったときのもの。ラージ銘柄などの特殊な通貨ペアや1万通貨未満、1万通貨超の取引量の場合、あるいは特殊な注文方法の場合などは異なることがあります
※スワップポイントは1万通貨の買いポジションに付与された、「前月」の1日あたりの平均金額です(マイナスは支払い)。タイミングによっては対象期間として「前々月」のデータを参照している場合があります
※取引手数料は、無料でも注文方法などによってはスプレッド以外に何らかの手数料がかかる口座や、有料でも一定の条件を満たせば無料になる口座もあります
※表中の「-」は公式サイトなどでスプレッドやスワップポイントが公開されていない口座です。取引ツールや会員ページにて確認してください
※内蔵型、起動型、レート提供型、連携型に分類した「TradingViewの提供タイプ」の解説はこちら
※その他の注意事項はこちら
もし利用するFX口座がTradingViewを提供していれば、公式のTradingViewを使った経験があってもなくても、まずは使ってみることをおすすめします。紹介したとおり、公式と比べてデメリットになる面もありますが、有料プランで利用できる機能の一部を無料で利用できる場合もあるので、使ってみて損はありません。
【※おすすめの関連記事はこちら!】
⇒TradingViewを無料で使えるおすすめのFX口座を比較! 公式の有料プランとの違いや利用できるインジケーターの数なども詳しく紹介!
もっとも、公式TradingViewにはFX会社のTradingViewでは利用できない機能が豊富に揃っているのも事実です。そうした点も考えると、TradingViewが使えるFX会社の口座と公式TradingViewの併用を検討する価値は十分にあるのではないでしょうか。
TradingViewは無料の「Basic」プランでも、搭載された機能の多くを利用できます。一度にすべての機能を把握して使いこなすのは大変ですが、アカウントの作成も非常にかんたんなので、トレードに欠かせないチャート分析ツールとして、この機会にTradingViewのアカウントを作成してみては?
<補足情報>
| ■FX口座におけるTradingViewの提供タイプ | ||
|---|---|---|
| 提供タイプ | 概要 | |
| 内臓型 | FX口座の取引ツールやスマホアプリの中にTradingViewチャートが搭載されている。独自チャートとTradingViewチャートの切り替えができるかどうかはFX口座による。公式のTradingViewに自社の為替レートは提供していない。FX口座が提供するTradingViewで分析できるのは取り扱い通貨ペアのみ(例: トレイダーズ証券「みんなのFX」) | |
| 起動型 | FX口座の取引ツール内やマイページに設置されたボタンなどからTradingViewを別ウィンドウで起動する。公式のTradingViewに自社の為替レートは提供していない。FX口座が提供するTradingViewで分析できるのは取り扱い通貨ペアのみ(例:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」) | |
| レート提供型 | TradingViewに自社の為替レートを提供している。公式のTradingViewにアクセスすればFX口座の為替レートをチャートに表示できる。利用できるサービスは公式プランの契約状況による。口座の連携はできず、TradingViewからの直接発注には対応していない(例:JFX「MATRIX TRADER」) | |
| 連携型 | TradingViewとFX口座を連携することで、TradingViewから直接発注できる。利用可能なサービスは公式プランの契約状況による。TradingViewに自社の為替レートを提供しており、公式のTradingViewにアクセスすればFX口座の為替レートをチャートに表示できる(例:サクソバンク証券) | |
※表は編集部が作成
※表はTradingViewの公式サイトなどを参考に編集部が作成
























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