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 金融当局の３者会談があったためでもなかろうが、ドル円は重い展開が続いた。完全にドル円の140円台は買ってはいけないという感じが蔓延し、相場には戻り売り圧力が強かった。私もドル円をなんとか売ってみたのだが、基本的にドルが強いのでなかなかスンナリと緩んでくれない。

 持っていても持ち心地が悪いのである。ちょっと利が乗ってきたら、すぐに辞めてしまう。しかしそれでも上がらないドル円を見ていると、やはりショートをもっていなければという思いがつよくなり、また売り込んでいくのである。

 しかしニューヨーク序盤ではふたたびドル買いの流れが強まって、ドル円は140円台に乗せてきた。こうなるとなかなかドル円は売りづらい。アジア時間にユーロ円が激しく落ちたこともあって、ユーロドルを売ることにした。

 ユーロドルは確かにしたサイドに突っ込んだが、1.06台のミドルよりも下はかなり買い需要が強かったものか、すぐに戻ってきた。ユーロドルでは損切りにはならなかったものの、持ったほどポイント数が取れなかったので、ちょっとフラストレーションとはなった。

 年内利下げの見通しが立たなくなってきて、イールドカーブの形状がだいぶフラットになってきた。今晩のISM景況感や明日の雇用統計で、年内利下げの根拠もなくなるのではないか。そうなると再びドル買い圧力が高まることになる。ドル円が140円台を遙かに超えてくるどころか、ユーロドルのパリティ割れも視野に入る。

日本時間 15時00分

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