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 昨日は悪い経済指標が相次いだ。なかでも求人数の減少がインフレ抑制につながると見られて、ドル金利の低下に寄与した。景況感の数字も悪く、それがFEDの来年早々の利下げにつながるとの思惑を強める結果となって、リスク資産に資金が集まることとなった。

 指標が出る前まではドル円が今年の最高値である147円台まで攻め込んでいたのだが、指標を受けて急速に勢いはしぼんで145円台まで急落した。私も指標が出てから何度かドル円のショート攻めでいそしんだのだが、入るタイミングが悪いのか、うまく取れなかった。むしろポジションを持っても苦しい時間帯の方が多く、とてもドルは下がっているなぁ、などと悠長なことは言っていられなかった。

 しかしながらドルがベアに転じたわけではない。目先ではまだパウエル議長は利上げ継続の時期を探っている段階である。そう簡単にドル金利が低下傾向に入ると考える方が無理であろう。現状のドル相場はあくまでも調整の一環と考えて相場には臨んでいくべきであろう。次に何がきっかけでサイドのドル上昇の波動が訪れるのかはわからないが。

 今晩も雇用関連のデータが出る。ADPの民間調査だ。ちょっとマーケットが雇用のデータにも神経質になってきているので注意を払いたい。ただ最近のADPの民間調査数は公式の雇用統計との乖離が見られる。

日本時間 15時00分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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