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 FOMCの議事録では何のフレッシュさもなかった。次回の利上げには慎重さを要するとし、利上げにはやや歯止めがかかった形となっている。しかしFEDにおける年内あと一回の追加利上げ予想を覆してはいない。目新しいことはなかったので、米ドル金利はあまり動かず、米国株も高値圏での推移を維持しつつ狭いレンジないで終始した。

 ドル相場は欧州時間で売り調整のクライマックスを迎え、ドル円は147円台の前半まで沈んだ。ドル円は押しても149円台までだろうと思っていた人に取っては、あまりにも意外な深押しだったろう。しかしニューヨーク時間ではドルは見直し買いが入って、やや値を戻した。

 そこで149円台を割り込んできたドル円を見せられては、多くの人がドル円でベア転してしまう。私も間違いなくベアになった。かなり行くところまで突っ込んでいくぞいう感じになった。それで朝の148円台の前半でも素直に売り込んでいけた。

 しかし気になったのはドル円のボラティリティ、とくに1ヶ月くらいのボラティリティがあんまり上がっていないことだった。それほども市場は下サイドの突っ込みを見ていないのだろうか。

 ニューヨーク時間に入っても、私はドル円をショートで攻め続けた。翌朝に用事を抱えていたので早めに寝てしまったが、148円台に戻してきたのは議事録が出てからの遅い時間であった。

日本時間 15時10分

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