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 昨日は珍しく純粋なリスク相場の展開となった。株価の上げ下げと金利の上げ下げがちょうど同じになるという状況だ。これまでは金利が下がれば株価が上がりという金融相場だったのだ。それで長らく株価が上がってきたのも事実だ。そうしたリスク展開の中では言うまでもなくドル相場も上がった。

 TMSCの決算が減収減益だったのだが、2024年の見通しが20％の増収になると言うことで市場に取っては好材料と捉えられた。これまで軟調だったアップル株なども上昇に転じた。

 ドル円はニューヨーク序盤の147円台前半のステイから、経済指標の発表とともに一気に148円台を回復してきた。私もこのステージでドル円を買ってみたのだが、金利だけを目安にしていた私としてはドルの長期債が一斉に利回りが上がりだしたので、このまま持っていても大丈夫かなと思えた。

 しかしすぐにドル円は反転し、148円台を割り込んできた。私は損切りを余儀なくされたが、また翌日以降はドルをどこかで買っておきたいというドルブルな姿勢には変わりはない。

 昨日の時点で３月利下げの可能性はだいぶ薄らいだ。雇用も良く、消費も良いとなれば、利下げ自体がインフレを起こす要因になりうるからだ。ずいぶんと利下げ期待分を織り込んできたのの反動である。ドル金利の上昇がもうちょっと続くようだと、ドル相場の一段高も避けられないかもしれない。

日本時間 15時10分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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