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 FOMCの結果、早期の利下げはなさそうだということで、期待が剥げ落ちた形で米国株は大幅に下げた。しかし昨日はアップル、アマゾン、メタといったハイテク企業の決算を控えて、下げた分はすべて取り戻して終了した。期待通りにそれらの決算発表は、アナリスト予想を上回るものばかりであった。

 ドル円はショートカバーしたと言っても、東京時間では147円台が既に重くなりつつあった。3月利下げが事実上なくなったというのだから、もっとドル買い戻しが激しくなってもよさそうなものなのに、一向に上がらなかった。

 アメリカの経済指標で雇用関連のデータが悪かったので、それがドル金利の低下をもたらした。これが決定的となりドル相場は下がることとなった。ドル円が145円台にも突入している。ユーロドルも狭いレンジながらも、日中のドル安値圏で引けている。

 今晩は雇用統計である。就業者数は16万人から18万人の増加が見込まれている。この通りだと景気の減速感はあるが、労働環境のタイト感は緩まっていない。また労賃がやや高めの予想となっており、これが近い将来の賃金インフレの懸念を想起させる。

 雇用のデータが悪くても、そう簡単にドル売り材料にはならないだろう。ドルの短期金利の下げ幅がここ2ヶ月ほどでどんどん鈍くなっているのに加えて、長期金利、特に10年ものの利回りが3.8％であるというのは、相当に将来の短期金利が安くなることを織り込まないといけないからだ。

日本時間 15時40分

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米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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