本日の為替相場の焦点は、『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』と『米国の金融政策への思惑』、そして『明日にECB金融政策の発表を控える点』にあり。
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10月16日(水)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表→ASML(サプライズで昨日発表済み)、USバンコープ、アボットラボラトリーズ、モルガンスタンレー、アルコア、CSX、キンダーモルガン、PPG、その他 | ||||||||||||||
06:45 |
NZ)第3四半期消費者物価指数 [前期比/前年比] |
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+0.7% | +0.4% | ||||||||||
+2.2% | +3.3% | |||||||||||||
07:00 | 豪)ハンターRBA総裁補佐の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
08:00 | 米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
08:30 | 豪)ウエストパック景気先行指数 |
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- | -0.05% | ||||||||||
08:50 |
日)機械受注 [前月比/前年比] |
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-0.1% | -0.1% | ||||||||||
+3.6% | +8.7% | |||||||||||||
10:30 | 日)安達日銀審議委員の発言[あいさつ] |
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要人発言 | |||||||||||
15:00 |
英)消費者物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.3% | ||||||||||
+1.9% | +2.2% | |||||||||||||
↑・消費者物価指数【コア】[前年比] | +3.4% | +3.6% | ||||||||||||
英)生産者物価指数 [前月比/前年比] |
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-0.3% | -0.3% | |||||||||||
-0.6% | +0.2% | |||||||||||||
英)小売物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.6% | |||||||||||
+3.1% | +3.5% | |||||||||||||
↑・小売物価指数【コア】[前年比] | - | +2.8% | ||||||||||||
20:00 | 米)MBA住宅ローン申請指数 |
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- | -5.1% | ||||||||||
21時頃 | 米)モルガン・スタンレー決算 |
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大手金融決算 | |||||||||||
21:15 | 加)住宅着工件数 |
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23.75万件 | 21.74万件 | ||||||||||
21:30 | 加)製造業出荷 |
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-1.5% | +1.4% | ||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
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-0.4% | -0.3% | |||||||||||
±0.0% | +0.8% | |||||||||||||
27:40 | 欧)ラガルドECB総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・08時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・21時頃:米)モルガン・スタンレー決算
・21時30分:米)輸入物価指数
に注目が集まる。
米国以外では、
・06時45分:NZ)第3四半期消費者物価指数
・10時30分:日)安達日銀審議委員の発言[あいさつ]
・15時00分:英)消費者物価指数
・15時00分:英)生産者物価指数
・15時00分:英)小売物価指数
・27時40分:欧)ラガルドECB総裁の発言
に注目が集まる。
経済指標及び要人発言以外では、
・米国の主要企業の決算発表→ASML(サプライズで昨日発表済み)、USバンコープ、アボットラボラトリーズ、モルガンスタンレー、アルコア、CSX、キンダーモルガン、PPG、その他
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の金融政策への思惑(次回金融政策発表は11月7日)
・注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は17日の新規失業保険申請件数と小売売上高がメイン)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官や日銀関係者の発言に注目)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(明日10月17日に金融政策発表あり)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・日本の金融政策への思惑(次回金融政策発表は10月31日)
・米国の主要企業の決算発表(先週から決算発表シーズン開始)
・米国の大統領選挙への思惑
・石破首相の方針や総選挙への思惑(10月27日に投開票)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
・中東情勢
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、輸入物価指数ぐらいしかない。
一方、経済指標以外のイベントでは、ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)とモルガン・スタンレーの決算発表が予定されている。
今週の為替相場は、週明けこそ日本円売り・米ドル買いの流れが優勢となって、ドル円は一時150円直前まで上昇し、ユーロドルは一時1.09割れまで下落したが、昨日に米ドルが不安定に上下する中、日本円買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円は149円後半から何度か149円割れまで下落し、ユーロドルは上値重く推移した後に再度1.08後半まで下落している。
本日は、主要な株式市場及び米国債利回りの動向とユーロ圏の金融政策への思惑(明日17日にECB金融政策の発表を控える)、米国の金融政策への思惑が重要となる。
その他、金融当局者や要人による発言(FRB高官の発言多い)、注目度の高い米国の経済指標の発表(今週は明日17日の新規失業保険申請件数と小売売上高がメイン)、米ドル、日本円、ユーロの方向性、中東情勢、米国の主要企業の決算発表、日本の金融政策への思惑、石破首相の方針や総選挙への思惑(27日に投開票)、米国の大統領選挙への思惑などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・06時45分:NZ)第3四半期消費者物価指数
→NZドルが大きく動きやすい
・10時30分:日)安達日銀審議委員の発言[あいさつ]
→発言の内容次第も注目度高い
・15時00分:英)消費者物価指数
・15時00分:英)生産者物価指数
・15時00分:英)小売物価指数
→発表での英ポンドへの影響は非常に大きなモノになりやすい
・27時40分:欧)ラガルドECB総裁の発言
→明日にECB金融政策の発表を控える中、発言内容によっては反応しやすい
・08時00分:米)ボスティック:アトランタ連銀総裁の発言(投票権あり)
・21時頃:米)モルガン・スタンレー決算
・21時30分:米)輸入物価指数
→週明けのリスクオンの流れから、昨日は一転して米国の株価指数が大きめに下落
米ドルが不安定に上下するなか、日本円買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円は反落して上値重く推移し、ユーロドルは安値付近で上値重く推移した
引き続き、ドル円やクロス円での押し目を狙いたいが
■■特に注目すべき材料やイベント(今週)
※FRB高官の発言相次ぐ
▼10月14日(月)
日本が祝日で休場
米国の債券市場が休場(株式市場や先物市場などは通常通り)
カナダが祝日で休場
▼10月15日(火)
英)雇用統計
加)消費者物価指数
米)NY連銀製造業景気指数
米)シティグループ、バンクオブアメリカ、ゴールドマンサックス決算
▼10月16日(水)
英)消費者物価指数
米)モルガンスタンレー決算
▼10月17日(木)
欧)ECB金融政策(総裁の記者会見あり)
米)新規失業保険申請件数
米)小売売上高
米)ネットフリックス決算
▼10月18日(金)
日)全国消費者物価指数
・週明けのリスクオンの流れから、昨日は一転して米国の株価指数が大きめに下落
・米ドルが不安定に上下するなか、日本円買い・ユーロ売りの流れが優勢となって、ドル円は反落して上値重く推移し、ユーロドルは安値付近で上値重く推移した
・引き続き、ドル円やクロス円での押し目を狙いたいが
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