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 イギリスは25ベーシスポイントの利下げで、ECBは変化なし。どちらも事前の予想通りの結果となった。あまりにも予想と一致したので、マーケットに影響はなかった。しかし経済指標のほうが不完全な形とは言え、相場の流れをやや変えた。

米CPIは政府閉鎖中の分は集計できないということで、前月比が作成されず、前年比だけの公表となった。前月分がないというのに、前年比のデータが出るというのもおかしな話しではある。それでも数値が予想を大きく下回ったので、それは来年の金利動向の見通しも押し下げるのではないかとの観測が強まった。

 ドル金利は低下。それを好感して米国株は5日ぶりに切り返した。ドル相場も軟化。ドル円は155円台の後半で推移していたものが、そこから50ポイント以上の下げを演じることとなった。しかし反応はここまでで、下値ではドルの押し目買いが相変わらず強い。今年最後の大型イベントとなるであろう日銀の会合を控えているので、それまでは大きくは動けないのだ。

 その日銀だが金融政策のほうは25ベーシスの利上げを行った。これも予想通りなのだが、この状態を「まだ足りない」と思っているのか、「十分に目標に達した」と感じているのか、日銀総裁の会見が待たれるところだ。物価高を抑制しなければならない理由もあるので、これ以上の円安は進んで欲しいはないだろう。しかし景気の足は引っ張りたくはない。首相が「成長を取り戻す」と言っているのだから。表現の仕方が難しいところだ。

日本時間 14時45分

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外為どっとコム「外貨ネクストネオ」の主なスペック
米ドル/円 スプレッド	ユーロ/米ドル スプレッド	最低取引単位	通貨ペア数
0.2銭原則固定 (9-27時・例外あり)	0.3pips原則固定 (9-27時・例外あり)	1000通貨	30ペア
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※スプレッドはすべて例外あり。この表は2025年12月1日時点のデータをもとに作成しているため、最新の情報とは異なっている場合があります。最新の情報はザイFX！の「FX会社おすすめ比較」や、各FX会社の公式サイトなどで確認してください

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