本日の為替相場の焦点は、『米国の新規失業保険申請件数と小売売上高の発表』と『主要な株式市場及び米国債利回りの動向』、そして『日本と米国の金融政策への思惑』にあり。
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1月16日(木)の為替相場の注目材料 | 指標ランク (注目度&影響度) |
市場 予想値 |
前回 発表値 |
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・米国の主要企業の決算発表(決算発表シーズン開始)→TSMC、ユナイテッドヘルス、バンクオブアメリカ、モルガンスタンレー、その他 | ||||||||||||||
08:50 |
日)国内企業物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.4% | +0.3% | ||||||||||
+3.8% | +3.7% | |||||||||||||
09:01 | 英)RICS住宅価格 |
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+27% | +25% | ||||||||||
09:30 | 豪)失業率 |
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4.0% | 3.9% | ||||||||||
↑・新規雇用者数 | +1.50万人 | +3.56万人 | ||||||||||||
14:30 | 加)グラベルBOC副総裁の発言 |
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要人発言 | |||||||||||
14:30頃 | - | 台)TSMC決算 |
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大手金融決算 | ||||||||||
16:00 | 英)GDP |
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+0.2% | -0.1% | ||||||||||
英)鉱工業生産 [前月比/前年比] |
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+0.1% | -0.6% | |||||||||||
-1.0% | -0.7% | |||||||||||||
↑・製造業生産高 [前月比/前年比] |
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±0.0% | -0.6% | |||||||||||
-0.5% | ±0.0% | |||||||||||||
英)商品貿易収支/貿易収支 |
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-179.00億 | -189.69億 | |||||||||||
-36.00億 | -37.18億 | |||||||||||||
独)消費者物価指数【改定値】 [前月比/前年比] |
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+0.4% | +0.4% | |||||||||||
+2.6% | +2.6% | |||||||||||||
19:00 | 欧)貿易収支 |
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+85億 | +68億 | ||||||||||
21時頃 | 米)バンク・オブ・アメリカ決算 |
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大手金融決算 | |||||||||||
21:30 | 欧)ECB理事会議事要旨公表(12月12日開催分) |
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- | - | ||||||||||
22時頃 | 米)モルガン・スタンレー決算 |
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大手金融決算 | |||||||||||
22:15 | 加)住宅着工件数 |
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24.50万件 | 26.24万件 | ||||||||||
22:30 | 米)新規失業保険申請件数 |
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21.0万件 | 20.1万件 | ||||||||||
米)小売売上高 |
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+0.6% | +0.7% | |||||||||||
↑・小売売上高【除自動車】 | +0.4% | +0.2% | ||||||||||||
米)フィラデルフィア連銀景況指数 |
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-5.0 | -16.4 | |||||||||||
米)輸入物価指数 [前月比/前年比] |
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+0.1% | +0.1% | |||||||||||
+2.1% | +1.3% | |||||||||||||
24:00 | 米)企業在庫 |
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+0.1% | +0.1% | ||||||||||
米)NAHB住宅市場指数 |
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45 | 46 | |||||||||||
24:30 | 米)週間天然ガス貯蔵量 |
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- | -40 | ||||||||||
25:00 | 米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり) |
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要人発言 | |||||||||||
翌 06:30 |
NZ)製造業PMI |
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- | 45.5 | ||||||||||
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米国の経済指標及びイベントは、
・21時頃:米)バンク・オブ・アメリカ決算
・22時頃:米)モルガン・スタンレー決算
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)小売売上高
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時30分:米)輸入物価指数
・25時00分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)
に注目が集まる。
米国以外では、
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
・14時30分頃:台)TSMC決算
・16時00分:英)GDP
・16時00分:英)鉱工業生産/製造業生産高
・21時30分:欧)ECB理事会議事要旨公表(12月12日開催分)
・22時15分:加)住宅着工件数
に注目が集まる。
その他、
・米国の主要企業の決算発表(決算発表シーズン開始)→TSMC、ユナイテッドヘルス、バンクオブアメリカ、モルガンスタンレー、その他
・来週1月20日(月)にトランプ次期大統領の就任式を控える点
・日本の金融政策への思惑(来週1月24日に次回金融政策発表を控える)
・米国の金融政策への思惑(再来週1月29日に次回金融政策発表を控える)
・トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(来週1月20日に大統領就任式)
・米ドル、日本円、ユーロの方向性
・注目度の高い米国の経済指標の発表(先週末に雇用統計の発表を消化。今週は15日の消費者物価指数がメインも、その他に生産者物価指数や小売売上高も)
・主要な株式市場(米国中心)の動向
・米国の国債利回りの動向(米国の長期金利)
・金融当局者や要人による発言(FRB高官や日銀関係者の発言に注目)
・ユーロ圏の金融政策への思惑(今週16日に議事要旨の公表あり、次回金融政策発表は再来週1月30日)
・米国の主要企業の決算発表(決算発表シーズン開始)
・原油と金を中心とした商品市場の動向
などが重要となる。
★★★
本日の米国の経済指標は、新規失業保険申請件数と小売売上高がメイン。
その他、フィラデルフィア連銀景況指数と輸入物価指数も発表される。
一方、経済指標以外のイベントでは、バンクオブアメリカ、モルガンスタンレーの決算の他、ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)が予定されている。
今週の為替相場は、植田日銀総裁の発言で日本円が買われる中、NY市場で米国の消費者物価指数の発表を受けて、米ドル売りの流れが加速。米ドルは大きく売られたが→次第に買い戻された後に→再度ジリジリと売られるなど大きく上下。また、ユーロ売りの流れも優勢となった。ドル円は下値を試して一時156円を割り込んだ後に反発して156円半ばで、ユーロドルは一時1.03半ばまで上昇→1.02半ばまで反落→1.02後半まで反発して、引けている。
本日は、米国の新規失業保険申請件数と小売売上高の発表、米ドル、日本円、ユーロの方向性、主要な株式市場及び米国債利回りの動向が重要となる。
その他、金融当局者や要人による発言(FRB高官や日銀関係者の発言に注目)、米国の金融政策への思惑(再来週1月29日に次回金融政策発表を控える)、日本の金融政策への思惑(来週1月24日に次回金融政策発表を控える)、トランプ次期大統領の方針への思惑や発言(来週1月20日に大統領就任式)、ユーロ圏の金融政策への思惑(1月月末に金融政策発表)などにも注意したい。
■□■本日のトレード用のエサ(羊飼いの見解)■□■(※毎日更新)
・09時30分:豪)失業率&新規雇用者数
→豪ドルが大きく動くキッカケに
・14時30分頃:台)TSMC決算
→注目度は高い
・21時30分:欧)ECB理事会議事要旨公表(12月12日開催分)
→再来週に金融政策の発表を控えて、思惑が高まりやすい
・21時頃:米)バンク・オブ・アメリカ決算
・22時頃:米)モルガン・スタンレー決算
・22時30分:米)新規失業保険申請件数
・22時30分:米)小売売上高
・22時30分:米)フィラデルフィア連銀景況指数
・22時30分:米)輸入物価指数
・25時00分:米)ウィリアムズ:NY連銀総裁の発言(投票権あり)
→生産者物価指数と消費者物価指数の発表で大きく上下
植田日銀総裁の発言をキッカケに来週に控える日銀金融政策発表への思惑も高まっている
来週1月20日(月)にはトランプ次期大統領の就任式も控えて、難しい局面
■■特に注目すべき経済指標やイベント(今週)
※先週末に米国の雇用統計の発表を消化(金融市場全体が大きく反応)
※FRB高官の発言多数あり(18日からブラックアウト期間)
▼1月13日(月)
日本休場
米)注目度の高い経済指標はない
▼1月14日(火)
日)氷見野日銀副総裁の発言
米)生産者物価指数
▼1月15日(水)
英)消費者物価指数
米)消費者物価指数
米)NY連銀製造業景気指数
米)JPモルガンチェース、ゴールドマンサックス、シティグループの決算
▼1月16日(木)
豪)雇用統計
欧)ECB議事要旨(12月12日開催分)
米)新規失業保険申請件数
米)小売売上高
米)フィラデルフィア連銀景況指数
米)バンクオブアメリカ、モルガンスタンレーの決算
※TSMCの決算もあり
▼1月17日(金)
米)住宅着工件数/建設許可件数
米)鉱工業生産
※週明け1月20日(月)はキング牧師記念日で米国の金融市場は休場(トランプ次期大統領の就任式もあり)
・生産者物価指数と消費者物価指数の発表で大きく上下
・植田日銀総裁の発言をキッカケに来週に控える日銀金融政策発表への思惑も高まっている
・来週1月20日(月)にはトランプ次期大統領の就任式も控えて、難しい局面
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