米ドルのリスクを投資家が避けている
ここ1週間の動きを見ていると、米ドルに関して言えば、通貨毎にばらばらな動きをしています。
米ドル/円に関して言えば、円安の影響を受けて、やや米ドルは上昇していますが、ユーロや英ポンドなど、他の主要通貨に対しては、むしろやや米ドル安になっています。
これは、米ドルの方向性がはっきり見えない中で、投資家が米ドルのリスクを避けてクロス円(米ドル以外の通貨と円との通貨ペア)に集中しているからと思われます。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
★ザイFX!と、今井雅人氏がタッグを組んで為替情報を配信する「ザイFX!プレミアム配信 with 今井雅人」では、実践的な売買アドバイスをメルマガで配信! メルマガ登録後10日間無料です。
トランプ大統領の言動がかなりの不安定要素
米国に関して言えば、トランプ米大統領の言動がかなり不安定要因となっています。
グリーンランドの買収に関して、欧州8カ国が反対を表明したことに対抗して、10%の関税を上乗せすることを宣言しました。ただ、ダボス会議で演説後には、一転して追加関税しない旨を発表しました。こういった不安定な発言自身、明らかに米国を含め、関係国の経済にはマイナスの影響が出ます。
また、トランプ米大統領は、パウエルFRB議長にも様々な形で圧力をかけて、大幅な利下げをさせようとしています。これに対してFRB側は徹底抗戦の姿勢を示しています。こうした状況なので、米ドルのリスクを投資家は避けているのでしょう。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:米ドルVS世界の通貨 日足)
高市首相が積極財政を見直さなければ介入の効果は限定的か?
一方の日本は非常に明快です。長期金利が急上昇し、円安が加速しても、高市首相は一向に気にせず、積極財政の道を突き進めようとしています。
【※関連記事はこちら!】
⇒【今週の見通し】衆院選の情勢がはっきり決まるまでは気迷い相場になる可能性が高い!(マットキャピタル今井雅人のFX戦略メモ)
為替相場については、米ドル/円での円安の進行が比較的遅いこともあって、現在は口先介入の段階ですが、どこかで実際に介入に踏み切るかもしれません。しかし、この円安のそもそもの原因である、積極財政を見直さないのであれば、介入の効果も限定的です。それどころか、介入で一時的に円高になったところは、乗り遅れている投資家の円売りが殺到するでしょう。

(出所:TradingView)
★ザイFX!と、今井雅人氏がタッグを組んで為替情報を配信する「ザイFX!プレミアム配信 with 今井雅人」では、実践的な売買アドバイスをメルマガで配信! メルマガ登録後10日間無料です。
クロス円で円売りポジションをとにかく持ち続けること!
現段階では、どのクロス円でも結構なので、とにかく円売りポジションを持ち続けることです。

(リアルタイムチャートはこちら → FXチャート&レート:世界の通貨VS円 日足)
スワップも稼ぎたいのであれば、従来から推奨しています、メキシコペソ/円に加え、南アフリカランド/円もいいと思います。
本日(1月23日)、衆議院が解散され、いよいよ選挙戦に突入します。今のところ与党での過半数は確実視されていますので、選挙が終わると、さらなる円安になる可能性はかなり高いと見ています。
【ザイFX!編集部からのお知らせ】
ザイFX!でもおなじみの今井雅人さんからのレポートを受けて、ザイFX!が 配信する「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人(月額:5,500円(税込))」。
その日のニュースをコンパクトに解説し、今後の為替の値動きについての予測とともに、今井氏のポジションについても可能な限り配信する、実践型の有料メルマガです。
「ザイFX! FXプレミアム配信 With今井雅人」には10日間の無料体験期間がありますので、ぜひ一度体験していただき、みなさんのトレードの参考にしてみてください。
















![ヒロセ通商[LION FX]](/mwimgs/9/7/-/img_975127cf2c6be2ac1a68a003ef3669c022946.gif)








株主:株式会社ダイヤモンド社(100%)
加入協会:一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)