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FXで損した800万円はFXで取り返す! 破天荒な経歴を
持つ芸人、わっきゃいさんが提唱する「Wemof」は
「一日一善10pips」で着実に利益を伸ばす堅実な手法!?

2026年05月13日(水)13:15公開 (2026年05月13日(水)13:15更新)
ザイFX!編集部

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 空手の全米チャンピオンであり、京都大学法学部中退の高学歴。YouTube番組のプロデュースや台本制作、ローソンの「悪魔の実シリーズ」の開発に携わり、YouTuber(@wakkyai)としては登録者数77万人。プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルス・辰己涼介選手の特別顧問にも就任、芸人として1年目からR-1グランプリ準々決勝進出――。

 そんなウソのような経歴の持ち主がわっきゃいさんだ。

 「ウソみたいですけど、本当なんだから仕方がない。すべて証拠を出せます」

わっきゃい

わっきゃい
1998年8月3日生まれ、ロサンゼルス出身。サンミュージックプロダクション所属。京都大学中退。特技は空手(全米オープン優勝)、サッカー、ペットボトルキャップ投げ、FX。本業はお笑い芸人。「R-1グランプリ2026」準々決勝進出。FXでは独自のエントリーモデル「Wemof」を開発し、高い勝率で利益を積み重ねる。宮城県涌谷町の黄金大使としても活動中

FXはお笑いに比べたらかんたん!?

 プロ野球選手の特別顧問はさすがにウソでしょ……と思ったが、新聞記事にもなっていた。

 (楽天の辰己選手は)「テラーノ氏、ウェバー氏に加えて特別顧問としてワクヤ・ヒノ氏とも契約を結んだもようだ」
2025年11月1日ニッカンスポーツ・コムより)

 「ワクヤ・ヒノ」はわっきゃいさんの本名だ。

 わっきゃいさんの本業はお笑い芸人。「R-1グランプリ2026」でも準々決勝まで進出した。

 「お笑いはいちばん結果が出ていないかもしれません。他の分野と違って、お笑いは適切なプロセスを踏んでも結果が出るとは限らないので。その点、FXはかんたんです。正しいプロセスを踏んでいれば結果が出るので」

FXの連勝ぶりで注目が集まる。230連勝!?

 多才なわっきゃいさんをFX界隈で目にするようになったのは2026年から。注目されたのは、その連勝ぶりだ。

「てかみんなもう飽きてきてるというか麻痺してるというか報告するのも面倒くさかったんですけど、今230連勝以上してます」
(わっきゃいさんのXポストより)

 取材前に取引履歴を見せてくれたわっきゃいさん。そこにはたしかに200連勝超の記録が残されていた。

「介入でマイナス800万円」がやる気に火をつけた

 わっきゃいさんは、なぜFXを始めたのだろうか。

 「もともとはLINEさんのCMに出演させてもらったことがきっかけでした。『LINEさんからもらったギャラはLINEさんに返そう』と、LINE証券に入金し、自分のお金も足してFXを始めました」

 FXを始めて早々、わっきゃいさんを襲ったのが為替介入だ。

 「今でもやらないくらいの高ロットでトレードしていたら為替介入を食らって、800万円くらい損してしまいました」

わっきゃいさんの写真

FXをはじめてすぐに為替介入に遭い800万円の損失を出す。意気消沈するどころか「FXで被った損失はFXで取り返す」とやる気に火が付いたという

 今でこそ、さまざまな知識を身につけたわっきゃいさんだが、当時はFXどころか経済にも疎かった。

 「大損からのスタートだったことが原動力にもなりました。一瞬で800万円やられ、『こうなったらFXでしか取り返せない』というのもありましたし、僕の本業はどこまでいっても芸人。芸ごと以外に費やした時間は意地でも芸ごとに活かしたいと思っていました」

 持ち前の学習能力でFXの知識を猛スピードで身につけていく。

 「よく見ていたのがトレーダーによるYouTubeのFX配信です。配信のコメント欄はみんなの『集合知』。盛り上がっている話題を見れば相場のテーマがわかるし、その会話についていければ座学は大丈夫なレベルだろうと思いました」

損切り不要の手法「Wemof(ウェモフ)」

 さまざまなアプローチを試したわっきゃいさんは、自らの弱点に気がつく。

 「僕は損切りが苦手でした。大谷翔平が『微積とベクトルが苦手なんです』って言っても誰も文句は言わない。あれだけ野球がうまければ、微積が苦手でも問題はないわけです。それと同じように、損切りが苦手なら損切りをしなくてもいいモデルを作ればいい――そう思って生まれたのがWemof(ウェモフ)です」

 Wakkyai’s Entry Model of FXの頭文字をとってWemof(ウェモフ)。どんな手法なのか。

 「ひとことで言えば『ここが天井なわけがない』というところでロングし、『ここが底なわけがない』というところでショートする手法です」

Wemofのエントリーイメージ

※筆者作成

 ロングが失敗となるのは、買ったところが天井だったとき。そこが天井でないかぎり、待っていれば、いつかは利益確定のチャンスがある。

 「Wemofのエントリーは『放っておいたらいつかは利確できるポイント』です。極端な話、今(159円台)からバーッと上がって162.5円になったとします。そこから先の相場において162.5円が底になると思いますか?」

 短時間で2円も急騰したことから考えると、今すぐか1週間後かはわからないけど下がる場面はあるだろう。

 「『ここが底なわけがない』し、放っておけばいつかは利確できそうですよね。そういう『底じゃなさ』や『天井じゃなさ』の強いところでエントリーすればいいんです」

 これがWemofの基本的な発想だ。

 トレード中に熱くなってくると値ごろ感で「ここが底になって反転しそう」なんて思うことがあるが、Wemofの「天井じゃなさ」「底じゃなさ」はあいまいな感覚では決まらない。

 「目安となるのは、ボリンジャーバンドの±3σ(シグマ)へのタッチです。ただ、本当に大事なのは『レートがボリンジャーバンドのどこにあるか』よりも、『どうやって3σへ向かったか』なんです」

上昇・下落の「純度」を見る

 ここからのキーワードが「純度」。上昇・下落時に買い手と売り手がどれだけ攻防したか、だ。

 「単純化してわかりやすくいえば、上昇トレンドにおける陽線の比率です。上ヒゲのない陽線がずっと続いて上がれば、買い手と売り手が戦わず、一方的に上がったということになります。この場合、『純度は高い』」

 買い手はエネルギーを消費した一方、売り手はまだ余力がたっぷりある状態だから、いずれ反発する可能性は高い。

 「純度高く上がってきて+3σにタッチしたら売り、純度高く-3σまで下がってきたら買い。そのように買い手・売り手が戦わずに一方的に上がった・下がったときの逆張りエントリーがWemofです」

Wemofの例

※筆者作成。チャートの出所はTradingView

5分足のボリンジャーバンドが基本

 使うチャートは、5分足だ。

 「放っておいたらいつかは利確できるとはいえ、1カ月放置するのは苦しい。時間軸はなるべく短く見たほうがいいので、5分足を使っています。ただ、Wemofにはエントリーの除外条件があります。理由があって3σにタッチした場合です」

 Wemofのエントリーを見送る条件として挙げてくれたのが、下記のような要因による「理由があって3σにタッチしたとき」だ。

【Wemofのエントリーを見送る条件】

  • 1 経済指標の発表直後
  • 2 ニュースなどのヘッドライン
  • 3 重要なサポートライン、レジスタンスラインのブレイク
  • 4 ラウンドナンバー(末尾が.00や.50などキリのいいレート)の突破
  • 5 純度が低く階段状に上がっている、下がっているとき

 トランプ大統領の発言や経済指標、重要なラインをブレイクしたときなどは、勢いが続くこともあるためだ。

 「僕はXのニュースアカウント(@financialjuice)をプッシュ通知させています。Wemofのアラートが来ても、ファンダメンタルズなどの要因があるときは見送れるようにです」

理由があって3σにタッチしたのでWemofでのエントリーを見送る例

※筆者作成。チャートの出所はTradingView

利益幅は平均3pips。目安は1日10pips

 では、Wemofの利益確定はどう考えるのだろうか。

 「Wemofは名前のとおりエントリーのモデル。利確は自分でがんばってください!」

 ……読者に目安を示すとしたら?

 「僕の標語は『一日一善10pips』。1日に10pips取れれば十分じゃないですか。1トレードで2~3pipsの利益を1日に3、4回取れたら10pips。そのくらいが目安です」

 わっきゃいさん自身の成績はというと、3月1~3週目までの平均利幅が3.4pips。79トレードで79勝。つまり無敗だ。

 1トレードの利幅は小さいが、勝率が異常に高いのがWemofの特徴といえる。

損切りは事故みたいなもの

 ただ、高勝率な手法は「コツコツドカン」にもなりやすい。Wemofの損切りはどう考えるのだろうか。

 「いかんせん、今は240連勝(2026年3月25日の取材時点)しているので、損切りはあまり考えないんですが……。基本的に『ここが天井なわけがない』『ここが底なわけがない』というところで入っているので、事故のようなことがないかぎり、損切りはしません」

 直近の損切りは1月23日(金)、サプライズで起きた日米協調レートチェックのときだという。

 「右を見て、左を見て、どれだけ安全確認をしても飲酒運転のドライバーが猛スピードで突っ込んでくることはあります。『1カ月分の利益が飛ぶくらいの含み損』を損切り目安にしていますが、それまでに利益をためておく。万が一、事故に遭ったとしても大きなダメージを受けないようにするイメージです」

 含み損に耐えるタイミングもあるし、損切りもゼロではないが、圧倒的な高勝率で勝っていくイメージだ。

わっきゃいさんの写真

どれだけ注意しても避けられないなら、大きなダメージを食らわないようにすることが大切。わっきゃいさんいわく、損切りは事故だ

インジケーター化して効率的にトレード

 2025年10月にWemofを始めてから本記事公開までの約半年で、185万円だった口座は500万円以上に増えている。

 安易に飛びつかず、じっくりチャンスを待つのがWemofの真骨頂。チャートを監視する時間も必然的に長くなりそうなのだが……。

 「チャートを見るのは1日20分くらいです」

 圧倒的に短い時間なのは、Wemofの運用スタイルに理由がある。

 まず、取引する通貨ペアは「米ドル/円」のみだ。その理由を説明するためにわっきゃいさんが例に出したのが、『高市首相、追加利上げに難色示す 日銀・植田総裁との会談で』とのニュース。
2026年2月24日毎日新聞より)

 「外国人に『難色を示す』を説明するのは難しくないですか? そうした微妙なニュアンスを理解できるのは、日本語が第一言語だからです。トランプの発言も本気なのか、冗談なのか、ネイティブだからわかる感覚がありますよね」

 わっきゃいさんはロサンゼルス生まれの帰国子女。英語もネイティブだ。

 「英語と日本語が理解できるので、一次情報が取りやすいのは米ドルと円。ユーロやトルコリラは一次情報がわからないので取引していません」

 「1日20分」で完結できる大きな理由が、TradingView(トレーディングビュー)のインジケーターだ。わっきゃいさんが開発したインジケーターはWemofのチャンスが来ると、スマホなどに通知してくれる。
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 「ずっとチャートを監視するのは僕のなかで負け。チャンスが来たときだけスマホを開けばいいように、Wemofのインジケーターを作りました。エントリー前にチャートを見ることは、ほぼないです」

 Wemofの通知が来たらスマホを開き、純度やニュースの有無、重要なラインをブレイクしていないか、などを確認する。

 「チャートを開いて『見ました、入りました、利確しました』と1分以内に決済できれば大満足です。平均利益幅は3pips強なので、1日3、4回繰り返せば10pips達成です」

「Wemof インジケーター」+特典動画 プレゼントキャンペーン!

 ちなみに、松井証券のFX口座は「Wemof インジケーター」+特典動画 プレゼントキャンペーン!を実施しており、一定の取引条件を満たした人にTradingViewで使えるWemofのインジケーターを配布している。松井証券に口座開設してWemofをもらい、TradingViewに表示してトレードするのもいいだろう。
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松井証券のおすすめポイントや、「スプレッド」「スワップポイント」「取り扱い通貨ペア数」などをまとめて紹介!

 このキャンペーンの期間は、2026年3月2日(月)~8月14日(金)までだ。キャンペーンへのエントリーと30万通貨の取引(新規・決済合計。通貨ペア問わず)を達成すると、特典として「Wemof インジケーター」がもらえる(※)。
(※キャンペーンの詳細は、松井証券の公式サイトなどでご確認ください)

新しい武器「天底紐理論」とは

 わっきゃいさんは最近、もうひとつ手法を開発している。「天底紐(てんぞこひも)理論」だ。

 「エントリーモデルのWemofと違って、天井・底を探す理論・計算式です。天底紐理論も最近トレードに使っていますが、天底がめちゃくちゃ当たります」

 詳細を公開していない理論だが、わっきゃいさんはそう言って、ホワイトボードを使いながらこの理論の概要を説明してくれた。


【天底の計算式】

・ 天井= x+(f→x)/純度
・ 底= x-(f→x)/純度


 「ブレイクまでの値動き(f→x)を1本の紐に見立てて、ブレイク後も純度の閾値を越えたものは同じ紐とみなします。伸び率は進行形の純度で割ることにより、想定天底の価格帯を導き出します」

 わっきゃいさんが考案した天底紐理論の計算式にあてはめて考えると、純度が高い一方通行的な上昇なら仮想天井は低くなるし、純度の低いジリジリした上昇だと仮想天井は高くなる。ブレイクまでの値動きだけでなく、ブレイク後の「純度」を考慮することで、計算式によって導き出す天底(想定天底)を実際の天底に近づけていくのだ。

 「想定天井に達したところでショートする、といったように使っています」

わっきゃいさんの写真

「天底紐理論」のしくみをホワイトボードで解説するわっきゃいさん。予想はなるべくせず、生じた結果に対して逆張りで臨むのが勝つ可能性を高めるポイントだという

 xでロングし、仮想天井で利益確定するのではなく?

 「予想はなるべくしない。わからないところではトレードしません。純度はわからないですし、より可能性が高いのは『ここまで上がった』という結果に対しての逆張りです」

 この天底紐理論のインジケーターもあるそうだが、今のところ一般向けには提供されていない。

江戸時代に流出した大判小判をFXで取り返す!

 ウソのような経歴のわっきゃいさん。FXの目標もウソのような話だ。

 江戸時代に海外へ流出した日本の大判小判を取り戻し、祖父の故郷(宮城県涌谷町)に寄贈する――。

 「江戸時代末期、日本では金と銀の交換比率が世界に比べて著しく低い時期がありました。海外の商人が日本に銀を持ち込んで金へ替えるだけで利益になる時期があったんです。その結果、日本から多くの大判小判が流出しました。それを取り戻したいんです」

 経歴が異色なら目標も異色のわっきゃいさん。Wemof旋風はまだ続きそうだ。

(取材・文/ミドルマン・高城泰 撮影/高野広美 編集担当/ザイFX!編集部・向井友代)

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