(22日終値:23日3時時点)
ドル・円相場:1ドル=156.87円(22日15時時点比▲0.45円)
ユーロ・円相場:1ユーロ=176.07円(▲0.94円)
ユーロ・ドル相場:1ユーロ=1.1224ドル(▲0.0027ドル)
FTSE100種総合株価指数:10725.03(前営業日比▲27.85)
ドイツ株式指数(DAX):25371.75(▲273.29)
10年物英国債利回り:5.325%(▲0.053%)
10年物独国債利回り:3.334%(▲0.087%)
※△はプラス、▲はマイナスを表す。
(主な欧州経済指標)
<発表値> <前回発表値>
10月仏企業景況感指数
97 96
10月ユーロ圏消費者信頼感指数
(速報値) ▲17.9 ▲16.8
※改は改定値を表す。▲はマイナス。
(各市場の動き)
・ユーロドルは下げ渋り。2027年のフランス大統領選挙の行方や、財政赤字の削減を進める予算案の審議の見通しに対する不透明感から、仏財政悪化への懸念が広がる中、仏10年債利回りは一時5.1%台まで上昇し、2002年以来約24年ぶりの高水準を記録。為替市場ではユーロ売りが先行した。NY勢参入直後は全般ドル買いが強まった影響もあり、23時30分前には一時1.1189ドルと日通し安値を更新した。10月ユーロ圏消費者信頼感速報値が▲17.9と予想の▲17.0を下回ったことも相場の重し。
ただ、売り一巡後はじりじりと下値を切り上げた。米長期金利の指標とされる米10年債利回りが節目の5%を割り込み、一時4.93%台と約1カ月ぶりの低水準を付けると次第にドル売りが優勢に。2時30分前には1.1231ドル付近まで下げ渋った。
・ドル円は売り先行後、もみ合い。アジア株相場の大幅下落をきっかけにリスク回避の円買い・ドル売りが先行すると、20時30分前に一時156.69円と日通し安値を付けた。ただ、9月30日の安値156.38円が目先サポートとして意識されると下げ渋った。NY勢参入直後は全般ドル買いが入った影響もあり、157.36円付近まで持ち直す場面もあった。
もっとも、米10年債利回りが節目の5%を割り込むと次第にドル売りが優勢となり、156.78円付近まで押し戻された。
・ユーロ円は下落。仏財政悪化への懸念が広がる中、世界的な株安に伴うリスク回避の円買い・ユーロ売りが入ると一時175.55円と昨年10月以来1年ぶりの安値を付けた。ただ、そのあとはドル円の下げ止まりやユーロドルの下げ渋りを受けて、ユーロ円も176円台前半まで下げ幅を縮めた。
・トルコリラ円は3.15円台と史上最安値圏で推移した。同国の高インフレや政治・地政学リスクにより、リラへの売り圧力が続いている。
なお、トルコ中銀はこの日、政策金利を現行の37.00%から36.00%へ引き下げることを決めたと発表。市場予想通りの結果となった。声明では「月次データには変動があるものの、最近のインフレ統計や先行指標は基調的な物価上昇圧力が和らいでいることを示している」と説明した一方、「地政学的緊張の継続によるエネルギー価格の高騰は、インフレ見通しに対する上振れリスク」と指摘し、インフレ期待への影響を注視し、物価見通しが著しく持続的に悪化すれば金融引き締めに転じる姿勢も示した。
・ロンドン株式相場は小反落。日本や韓国などアジア株相場の下落を受けて英株にも売りが先行したものの、売り一巡後は徐々に買い戻しが優勢となり下げ幅を縮めた。人工知能(AI)投資の収益化を巡る懸念が改めて意識されているものの、同指数は構成銘柄にAIや半導体関連と位置づけられる銘柄が少なく、悪影響を受けにくかった。
・フランクフルト株式相場は反落。AI投資の収益化を巡る懸念が再び高まる中、売りが優勢となった。本日のアジア株や米国株の下落も相場の重し。個別ではシーメンス・エナジー(8.56%安)やインフィニオンテクノロジーズ(6.04%安)、ホッホティーフ(4.71%安)などの下げが目立った。
・欧州債券相場は上昇。仏財政懸念や政治不安から仏国債への売りが続いた一方、相対的に安全資産とされる独国債には買いが入った。
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