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2012年08月30日(木)のFXニュース(3)

  • 2012年08月30日(木)19時42分
    東京為替サマリー(30日)

    TKY午前=限定的な値幅での推移ながらドルが重い動き   

     東京タイム午前は限定的な値幅での推移ながらドルが重い動きだった。ドル円は78.62円まで下押した。日経平均の安寄りを眺めてクロス円の下押しとともに水準を下げ始めた。しかしクロス円が下げ止まる中でも、対ドルでも各通貨が戻したことによる相対的なドルの弱含みに影響され、ドル円は下押しを継続。米株価先物の軟化や、それにともない米10年債利回りが1.64%台へ水準を下げたことが重しとなった。
     ユーロは底堅い動き。軟調な株価動向を受け、株価・景気動向への感応度が強いオセアニア通貨とともに対ドルやクロス円で下押しが先行した。しかし、欧州危機への対応に根強い期待感があるなか、下方向への動きは強い方向感を見せることなく落ち着いた。ユーロドルは1.2524ドルまで下押した後に1.2540ドル手前まで、ユーロ円も同じく98.55円から朝方につけていた本日のレンジ上限98.70円の手前まで戻した。ポンドは対ユーロでの弱さが重しとなったが、対ドルでは1.58ドル前半、対円では124円後半から半ばのレンジで推移した。
     オセアニア通貨はまちまち。日経平均寄り付き後の対ドルやクロス円での各通貨の下押しが落ち着くと、NZドルは前月より強いNZ企業の景況指数も一定の支えとなり戻した。NZドル/ドルは0.8000ドルを下値に0.8028ドルへ、NZドル円は62円後半から63円台に水準を回復。一方で豪ドルは、豪7月住宅建設許可件数が前月比-17.3%と大幅に弱い結果となったことから、対ドルで一時1.0317ドル、対円で81.17円まで下押した。ただ、同時刻に発表となった豪4−6月期民間設備投資が+3.4%と市場予想の3.0%より強い結果だったことは下支えの一因となったようで、レンジを大きく広げて売り込まれることはなかった。

    TKY午後=ユーロ買いに傾く、中国首相の発言が要因   

     午後の東京市場では、日経平均の下げ幅が再度100円を超える場面があったほか、上海総合株価指数も一時下値を広げたことで、リスク回避の円高やドル高の流れが続いた。ただ、温家宝・中国首相の発言が伝わると、この流れが後退。中国首相はメルケル独首相との共同記者会見で「欧州債市場へ投資する意思がある」とあらためて表明し、ユーロ買いを誘った。
     ドル円は午前からの流れを引き継いで78.59円までじり安。クロス円も円高の流れが続き、ユーロ円は98.52円、ポンド円は124.33円、豪ドル円は81.13円まで下落した。ただ、中国首相の発言を受けてユーロ円に買い戻しが入ると、その他の通貨でも円高推移は一服。ユーロ円は98.79円まで反発した。
     ユーロドルは1.2561ドルまで上昇。温家宝・中国首相の発言がユーロ買いの手掛かりとなった。同首相は欧州債への投資を再表明したにすぎないが、メルケル独首相の訪中によってあらためて引き出された発言であるなら、欧州危機沈静化へ向けた策として評価できる。ポンドドルは午前からのレンジを引き継ぎ1.58ドル前半で推移した後、ユーロドルに連れて1.5842ドルまで強含み。豪ドル/ドルは軟調な上海総合株価指数を受けて1.03ドル前半で戻りは鈍かったほか、NZドル/ドルも0.80ドル前半で上値が重かったが、下値はユーロドルの上昇によって支えられた。

  • 2012年08月30日(木)18時46分
    ユーロドル、高値更新後は伸び悩む

     ユーロドルは1.2564ドルへと上値を伸ばす場面もあったが、その後は伸び悩んでいる。同水準にはグッドネームの米系・欧州系の売りが厚く並んでいるとの観測があり、ロンドン午前の方向感は引き続き薄い。
     先ほど発表された伊債の入札では10年債の発行額が目標上限を達成したうえ、平均落札利回りは前回の5.96%から5.82%へ低下、応札倍率も1.42倍となり前回の1.29倍を上回ったが、5年物の変動利付債の発行額は8億ユーロ足らずと目標上限の10億ユーロには届かなかった。入札結果発表前、売られていた伊債には買い戻しが入っていたが、結果発表後はこの動きが続いておらず、ユーロを押し上げる要因にはなっていない。

  • 2012年08月30日(木)18時31分
    欧州前場概況--経済指数にも反応薄

    欧州経済指数の発表がいくつかあったが反応は限定的。また、格付け会社ムーディーズが『スペインをジャンク級に格下げ』とのヘッドラインにも現在は無反応。週末のジャクソンホールに向けてQE3期待が台頭しセンチメントはユーロよりドルの動き。ドル円はドル堅調で買い手は輸入と月末絡み、輸出は78円80銭付近から見受けられ上値は限定的。欧州株式は軟調、米国10年債利回は1.652で推移中。18時31分現在ドル円78.63-64、ユーロ円98.70-72、ユーロドル1.2552-54で推移している。

  • 2012年08月30日(木)18時30分
    南ア・6月生産者物価指数

    南ア・6月生産者物価指数(前月比)

    前回:+4.4% 予想:+2.0% 今回:+1.6%

    南ア・6月生産者物価指数(前年比)

    前回:+6.6% 予想:+5.8% 今回:+5.4%

     

     

  • 2012年08月30日(木)18時00分
    ユーロ圏・8月消費者信頼感

    ユーロ圏・8月消費者信頼感(確定値)

    前回:-24.6 予想:-24.6 今回:-24.6

  • 2012年08月30日(木)17時56分
    ポンドドル軟化、対ユーロでのポンド売りが重しに

     ポンドドルは1.5814ドルへ下押し。ユーロ買い・ポンド売りが出ており、ポンドドルを圧迫。このほか、資源国通貨に対してもユーロ買いがやや強まっており、ユーロ/豪ドル、ユーロ/NZドル、ユーロ/加ドルは高値更新の動きとなっている。本日のロンドン午前は円やドルストレートよりもユーロクロスのほうが値動きが目立つ。

  • 2012年08月30日(木)17時30分
    英・7月マネーサプライM4

    英・7月マネーサプライM4(前年比)

    前回:-5.2% 予想: N/A 今回:-4.6%

    英・7月マネーサプライM4(前月比)

    前回:-1.6% 予想: N/A 今回:+0.5%

    英・7月消費者信用残高

    前回:+6億GBP 予想:+5億GBP 今回:+5億GBP

     

     

  • 2012年08月30日(木)16時59分
    独失業者は5カ月連続で増加、市場予想並みでユーロは反応薄

     先ほど発表された独雇用統計で、失業率は前回から変わらずの6.8%となったほか、失業者数は9000人増となり、5カ月連続で増加した。ただ、市場予想並みの結果であり、ユーロの反応は限定的。ユーロドルは1.25ドル半ば、ユーロ円は98円後半で取引されている。

  • 2012年08月30日(木)16時55分
    独・8月失業率

    独・8月失業率

    前回:6.8% 予想:6.8% 今回:6.8%

    独・8月失業者数

    前回:+0.7万人 予想:+0.7万人 今回:+0.9万人

  • 2012年08月30日(木)16時17分
    ユーロドルは押し戻される、欧州株価指数は売り先行

     ユーロドルは温家宝・中国首相の発言を受けて1.2561ドルまで強含んだ後、1.2540ドル付近へと押し戻されている。関連市場では、スペイン債や伊債が売り優勢となっているほか、欧州株価指数も弱い出足で、ユーロ高が続くような環境は整っていない。ユーロ円も98.60円付近で上値が重い。

  • 2012年08月30日(木)15時30分
    TKY午後=ユーロ買いに傾く、中国首相の発言が要因

     午後の東京市場では、日経平均の下げ幅が再度100円を超える場面があったほか、上海総合株価指数も一時下値を広げたことで、リスク回避の円高やドル高の流れが続いた。ただ、温家宝・中国首相の発言が伝わると、この流れが後退。中国首相はメルケル独首相との共同記者会見で「欧州債市場へ投資する意思がある」とあらためて表明し、ユーロ買いを誘った。
     ドル円は午前からの流れを引き継いで78.59円までじり安。クロス円も円高の流れが続き、ユーロ円は98.52円、ポンド円は124.33円、豪ドル円は81.13円まで下落した。ただ、中国首相の発言を受けてユーロ円に買い戻しが入ると、その他の通貨でも円高推移は一服。ユーロ円は98.79円まで反発した。
     ユーロドルは1.2561ドルまで上昇。温家宝・中国首相の発言がユーロ買いの手掛かりとなった。同首相は欧州債への投資を再表明したにすぎないが、メルケル独首相の訪中によってあらためて引き出された発言であるなら、欧州危機沈静化へ向けた策として評価できる。ポンドドルは午前からのレンジを引き継ぎ1.58ドル前半で推移した後、ユーロドルに連れて1.5842ドルまで強含み。豪ドル/ドルは軟調な上海総合株価指数を受けて1.03ドル前半で戻りは鈍かったほか、NZドル/ドルも0.80ドル前半で上値が重かったが、下値はユーロドルの上昇によって支えられた。
     ロンドン午前には、8月の独雇用統計が発表される。独8月失業者数は前回7月に続き、7000人増と見通されており、市場予想並の結果となれば5カ月連続で失業者数が増加することになる。失業率も昨年12月以降は6.8%で横ばいを続けており、独雇用環境の改善が一巡した様子も見受けられる。欧州の中心である独景気にも懸念は常につきまとっており、本日の独雇用統計も市場予想からかい離するようならユーロに反応はありそうだ。温家宝・中国首相の発言を受けてユーロ買いが入っている状況からすれば、独雇用環境の改善基調が示唆されたほうがユーロの反応は大きいか。ただ、バーナンキFRB議長の週末の講演を控えて引き継ぎ積極的な動きは限られそうだ。

  • 2012年08月30日(木)15時08分
    東京後場概況--ユーロは中国首相発言から上昇

    午後も相場は材料を欠いて小動き。さえないアジア株を背景に対円通貨は上値の重い展開が続いた。ドル円は78円59銭までじり安。ユーロ円、豪ドル円もそれぞれ、本日安値圏で方向を失っていた。ただその後、中国の温家宝首相が「中国は欧州債券市場に投資を行う意思がある」と語ったことが一部報道で伝わると、ユーロでは買いが優勢となり、対ドルで1.2560、対円で98円76銭まで上昇した。アジア株で押し目が入ったこともあり、ドル円や豪ドルも小幅持ち直し。15時07分現在、ドル円78.62-63、ユーロ円98.69-71、ユーロドル1.2552-54で推移している。

  • 2012年08月30日(木)15時00分
    南ア・7月マネーサプライM3

    南ア・7月マネーサプライM3(前年比)

    前回:+6.99% 予想:+6.62% 今回:+8.26%

  • 2012年08月30日(木)14時51分
    中国首相の発言以降、ユーロ買い継続 メルケル訪中の成果か

     ユーロドルは1.2561ドルまで上値を切り上げた。ユーロ円も98.77円の高値をつけた。温家宝・中国首相の発言以降、ユーロ買いが続いている。中国による欧州債への投資意思表明についてはこれまでの発言を繰り返しただけだが、メルケル独首相の訪中によってあらためて引き出された発言であるなら、欧州危機沈静化へ向けた動きとして評価されそうだ。

  • 2012年08月30日(木)14時18分
    中国・温家宝首相

    ○中国は欧州債券市場に投資を行うことをいとわない

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