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2015年12月03日(木)のFXニュース(2)

  • 2015年12月03日(木)12時14分
    東京ランチタイムのドル円は123円前半、米利上げ観測が支え

     東京ランチタイムのドル円は123.30円付近で推移している。一時123.35円と、昨日NYタイム後半のドル失速による下落幅をじりじり取り戻す動きを見せている。イエレンFRB議長が講演で改めて年内の米利上げに前向きな姿勢を示したことが、ドルの下値を支えている。ユーロドルは1.0592ドル、ユーロ円は130.62円を本日ここまでのレンジ下限に、重い動きとなっている。

  • 2015年12月03日(木)11時52分
    ■東京午前=ドル小幅持ち直し、イベント控え様子見

     東京タイム午前は今夜にECB、明日に米雇用統計を控え、基本的に様子見ムード。為替は昨日NYタイム後半のドル失速による値幅をやや取り戻した程度。ドル円は123円前半で小幅高、ユーロドルは1.06ドル割れまでじり安。ユーロ円も一時130.62円と小幅安。ユーロ軟化に連れ、ポンドドルは1.4927ドル、ポンド円は184.06円まで小幅に水準を下げた。

     豪ドルは、豪10月貿易収支が33.05億豪ドルの赤字と、市場予想の26.00億豪ドルや、前月の改定値24.03億豪ドルの赤字を上回ったことから軟化。豪ドル/ドルは0.7284ドル、豪ドル円は89.80円まで小幅に下落。NZドル/ドルも一時0.6629ドル、NZドル円は81.74円へ水準を下げた。しかし強い方向感はなく、持ち直している。中国11月財新/サービス業PMIは51.2と、前月の52.0から低下。しかしオセアニア通貨は、特にネガティブな反応を示さなかった。

     午後もイベント前の調整中心の動きに終始しそう。市場は、今夜のECB緩和強化の既定路線を念頭に、ユーロを売り直す姿勢か。ただ、追加緩和の内容や、織り込みの行き過ぎによる思わぬ反発には注意が必要だろう。

  • 2015年12月03日(木)11時17分
    ユーロドル1.06ドル割れ、緩和強化への警戒感が根強い

     東京午前も終盤に差し掛かるなか、ユーロが軟化。ユーロドルは1.0594ドル、ユーロ円は130.63ドルと、昨日NYタイムの反発幅を縮小している。今夜のECB理事会では、緩和策の強化が予想されている。ポンドドルも1.4930ドル、ポンド円は184.06円とじり安。

  • 2015年12月03日(木)10時42分
    ユーロは今夜にECB控えるなか、じり安

     ドル円が、昨日NYタイム後半のドル安の値幅を取り戻す一方、ユーロは対ドルで小幅に下押し。今夜にECB理事会を控え、ユーロ高が進み続ける流れになりにくい。ユーロドルは1.0603ドルまでじり安。ユーロ円は130.74円を安値に戻りが鈍い。

  • 2015年12月03日(木)10時12分
    ドル円じり高、昨日NY後半のドル失速の値幅を少しずつ取り戻す

     ドル円は、日経平均株価が前日比プラス圏に持ち直すなか、123.33円までじり高。昨日NYタイム後半のドル失速による下落幅を少しずつ取り戻している。

  • 2015年12月03日(木)09時56分
    ドル円は123円前半で小動き、株安寄りも下落広がらず

     東京朝方のドル円は123円前半で小動き。日経平均株価が安寄りしたことで、やや上値の重い動きとなる場面もあった。しかし株価は一時プラスに転換しており、ドル円も下押しを強める動きにはならなかった。

  • 2015年12月03日(木)09時26分
    豪ドル円は90円付近、この後に豪貿易収支の発表

     東京朝方の為替市場で、豪ドル/ドルは0.73ドル付近、豪ドル円は90円前後で推移している。本日はこの後に豪10月貿易収支(予想 26.00億豪ドルの赤字、前月 23.17億豪ドルの赤字)の発表が控えている。市場の注目は今夜のECB理事会や明日の米雇用統計に向かっているが、取引が手控え気味ななかで、指標結果を受けて豪ドルが動意する展開には留意したい。NZドル/ドルは0.66ドル前半、NZドル円は81円後半で推移。

  • 2015年12月03日(木)08時02分
    東京為替見通し=ユーロ円の下落懸念も、ドル高がドル円を下支え

     NYタイムは強いADP全国雇用者数や米当局者の年内利上げに前向きな発言を受け、ドル高が先行。しかし米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、利上げサイクルの加速をイメージさせる内容ではなく、ドル高の流れは緩んだ。ドル円は123.68円と前月18日以来の高値をつけた後、123円前半へ押し戻された。一方で、ユーロドルは4月14日以来の安値1.0550ドルまで下落したが、その後1.06ドル前半へ戻している。クロス円は各通貨まちまちで、ユーロ円は130円前半へ下押した後に130.98円まで上昇。一方、豪ドル円は、8月21日以来の高値90.49円まで上伸後、本日の上昇幅をほぼ吐き出した。ポンド円はさえない建設業PMIの結果が尾を引き183.98円まで下落幅を広げた。

     東京タイムは、今夜に欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、様子見ムードが続きそうだ。ユーロは、昨日NYタイム後半のドル失速で底堅いが、ECBの緩和強化が既定路線となっているなかでは、調整のユーロ買い以上の動きにはなりにくいだろう。ECBは「2016年9月までと一時的な期限を設けていた追加緩和措置の先延ばしや、預金ファシリティ金利などの、ごく小幅な金利引き下げに加え、資産購入の対象拡大などで追加措置に説得力を持たせることが考えられる」(シンクタンク系エコノミスト)という。ユーロ下落によるユーロ円での円買いが、ドル円の下押し圧力になる可能性はあるが、「あくまで為替市場の主語はドル」(外銀筋)との見方で、対ユーロでのドル買いが、ドル円の下値も支えるだろう。

  • 2015年12月03日(木)07時10分
    ■NY為替・2日=当局者発言でドル買い先行も後半失速

     NYタイムは後半ドルが失速。今週末の米雇用統計の前哨戦といわれる、11月ADP全国雇用者数が6月以来の高水準となる+21.7万人となったほか、米当局者の年内利上げに前向きな発言を受け、ドル高が先行した。ただ、午後に公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)は、利上げサイクルの加速をイメージさせる内容にはならず、ドル高の流れは緩んだ。

     今年のFOMCで投票権を有するロックハート米アトランタ連銀総裁が「経済はもはや緊急の扱いを必要としない」、「利上げの論拠強い」と述べたほか、イエレンFRB議長は「長過ぎる利上げ先送り、後に突然の引き締めリスク」、「労働市場の改善、インフレに対する自身の見方を強める」と語った。ベージュブックでは、「米経済は大半の地区で緩慢なペースで成長」、「製造業はまだら模様、ドル高が悪影響」、「物価は全般落ち着いていた」とされた。

     ドル円は123.68円と前月18日以来の高値示現後に123円前半まで押し戻された。一方で、ユーロドルは4月14日以来の安値となる1.0550ドルまで低下したが、その後1.06ドル前半へ戻した。「ECBスタッフがマクロ経済の見通しは現状からほとんど変わらず」との見解をまとめたと伝わり、ECB理事会が予想ほど踏み込んだ緩和策を打ち出さないのではとの思いもユーロ買い戻しを誘った感じだった。一方で、スイスフラン(CHF)はしっかり。明日のECB理事会を見据えて、対ユーロで買い戻しが入った。ドルCHFは1.0180CHFまでCHF高推移。CHF円も1円超上昇し、121.09円と11月20日以来の高値を示現した。

     加ドルは小幅高。市場予想通り、カナダ銀行(BOC)は政策金利を0.50%で据え置いた。声明では、追加緩和期待を強めるような文言は見られず、加ドル円は92.70円、ドル/加ドルは1.3309加ドルまで加ドル高が進む場面があった。一部報道が「イランがOPECメンバーの大多数が減産に同意と述べた」と伝えたことも、加ドル上昇を後押しした可能性はある。ただ、同報道は同時に「サウジアラビアなどの湾岸アラブ諸国は減産を支持しないだろう」とも伝えている。

     クロス円はまちまち。ドルに対する円や他通貨の動向に挟まれて、明確な方向性は定まらなかった。ユーロ円は130円前半へ下げた後に130.98円まで反発。かたや豪ドル円は、8月21日以来の高値となる90.49円まで上伸後に、本日の上昇幅をほぼ吐き出した。そのほか、さえない建設業PMIの結果が尾を引きポンド円は183.98円までレンジ下限を広げた。

     7時現在、ドル円は123.24円、ユーロドルは1.0615ドル、ユーロ円は130.83円で推移。

  • 2015年12月03日(木)03時58分
    ベージュブック控えドル高一服、ユーロドルは1.06ドル台回復

     この後の米地区連銀経済報告(ベージュブック)公表を控えてドル買いの流れが一服。ドル円は123.40円付近へ押されているほか、ユーロドルは1.06ドル台を回復している。

  • 2015年12月03日(木)02時49分
    ユーロドルは安値から切り返す、CHFは買いが継続

     ドル高の流れに若干修正が入った。ユーロドルは1.0550ドルから1.0580ドル付近へ切り返したほか、ドル円は123.68円を高値に123.55円付近で伸び悩み。また、スイスフラン(CHF)が上昇。ドルCHFは1.0227CHF、CHF円は120.80円までCHF高推移。

  • 2015年12月03日(木)02時34分
    ドル円、イエレン議長の発言後に一段高 ユーロは4月以来の安値

     ドル円は上昇幅を拡大。イエレンFRB議長が「長過ぎる利上げ先送り、後に突然の引き締めリスク」、「労働市場の改善、インフレに対する自身の確信高める」と述べたことを受けて、ドル高が進行。ドル円は123.68円と11月18日以来の高値をつけた。一方で、ユーロドルは1.0550ドルまでレンジ下限を広げ、4月14日以来の安値をつけた。また、ポンドドルは1.49ドルを割り込み、1.4895ドルまで低下した。

  • 2015年12月03日(木)01時54分
    ドル円、123.52円まで上昇幅を拡大 CHF円も上昇

     ドル円はじり高基調。ドル買いの勢いはそれほど強くないが、対ポンドでのドル買いの流れが影響して、123.52円までレンジ上限を広げた。また、スイスフラン(CHF)も欧州通貨での買い戻しが幅広い通貨に波及。CHF円は120.26円まで上昇した。

  • 2015年12月03日(木)01時37分
    ポンドドル、4月以来の安値更新 ユーロドルは下げ渋り

     ポンドドルは4月以来の安値となる1.4936ドルまで下げ幅を拡大。米国と英国の金融政策に対する温度差がポンドの上値を重くしている。一方で、ユーロドルは1.0560ドルを安値に下げが一服。ユーロポンドでの、ユーロ買い・ポンド売りの流れがユーロドルを下支えしている感じだ。

     クロス円でも同様の値動きで、ポンド円は184.41円まで下落し、ユーロ円は130.60円付近へ下値を切り上げている。

  • 2015年12月03日(木)01時24分
    ■LDNFIX=好調な雇用指標を受けてドル買い

     ロンドンフィックスにかけてはドルが上昇。今週末の米雇用統計の前哨戦といわれる、同ADP全国雇用者数の好調な結果を受け、今月の米利上げ開始に対する期待がさらに強まったことが要因。ドル円は、昨日高値を上抜けして123.51円までレンジ上限を広げた。また、今年のFOMCで投票権を有するロックハート米アトランタ連銀総裁が「経済はもはや緊急の扱いを必要としない」、「利上げの論拠強い」と述べたことも、ドルの上昇を後押しした。

     ユーロドルは1.0560ドルと、前月末安値1.0558ドルに迫った。他通貨でもドル買いが優勢で、ポンドドルは1.4940ドル、ドル/スイスフラン(CHF)は1.0308CHF、NZドル/ドルは0.6636ドルまでそれぞれドル高推移。

     クロス円はまちまち。ドルに対する円や他通貨の動向に挟まれて、明確な方向性は定まらなかった。ユーロ円は130円半ばで上値が重くなったほか、さえない建設業PMIの結果が尾を引き、ポンド円は184.41円までレンジ下限を広げた。一方で、豪ドル円はドル円の上昇や対欧州通貨中心に豪ドルが強含んだため、90.49円まで上伸。8月21日以来の高値を塗り替えた。

     加ドルは上昇。市場予想通り、カナダ銀行(BOC)は政策金利を0.50%で据え置いた。声明では、追加緩和期待を強めるような文言は見られず、加ドル円は92.70円、ドル/加ドルは1.3309加ドルまで加ドル高が進んだ。また、一部報道が「イランがOPECメンバーの大多数が減産に同意と述べた」と伝えたことも、加ドル上昇を後押しした可能性はある。ただ、同報道は同時に「サウジアラビアなどの湾岸アラブ諸国は減産を支持しないだろう」とも伝えている。

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