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2016年07月29日(金)のFXニュース(9)

  • 2016年07月29日(金)20時49分
    ドル・円は103円97銭から103円26銭まで下落

    [欧米市場の為替相場動向]

     29日のロンドン外為市場では、ドル・円は103円97銭から103円26銭まで下落している。日銀の追加緩和措置への失望感によるドル売り・円買いが徐々に優勢になっているもよう。欧州株は大方上昇し、米国債利回りも上昇している。

     ユーロ・ドルは1.1086ドルから1.1113ドルまで上昇。ユーロ圏の4-6月期GDP速報値(前年比上振れ)、7月消費者物価指数速報値(前年比上振れ)、6月失業率(横ばい)を受けて、ユーロ買いが緩やかに進んでいるもよう。ユーロ・円は円買い主導で115円32銭から114円74銭まで下落している。

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  • 2016年07月29日(金)20時27分
    ■LDN午前=ドル円・クロス円は落ち着く 日米イベントこなし

     ロンドンタイム午前の為替相場では円買いが一巡した。日米金融政策イベントをこなし、ドル円・クロス円は落ち着いた動きとなった。黒田日銀総裁の会見には円高に振れる場面もあったが、同総裁の発言内容にサプライズはなく、方向感にはつながっていない。同総裁は市場の失望感を招いた指数連動型上場投資信託(ETF)の増額について、現時点では最も適切な措置と指摘した。また、3年間の緩和の効果を検証し、物価目標の早期実現のために必要な対策を取ると述べた。

     日銀金融政策決定会合の結果公表を受けて一時102.71円まで急落したドル円は、戻しを103円後半にとどめ、103円台で上下した。また、ユーロ円は115円前半、ポンド円は137円前半、豪ドル円は77円前半、79円後半で戻りが一服し、円高の流れは継続した。

     円以外の主要通貨も対ドルで底堅い動きも、今晩の米4-6月期GDP・速報値の発表を控え、値動きは鈍い。ユーロドルは1.1115ドルまで小幅高。ユーロ圏4-6月期GDPは前期比で市場予想通りの+0.3%と、前回の+0.6%から伸びが鈍化し、7月消費者物価指数(HICP)・確報値は前年比で速報値の+0.1%から+0.2%に上方修正された。また、ポンドドルは1.31ドル後半、豪ドル/ドルは0.75ドル前半、NZドル/ドルは0.71ドル前半で小じっかり。

  • 2016年07月29日(金)20時19分
    LDN序盤まとめ=円買い一服、ドル円は103円台で上下

    ・日米金融政策イベントを通過し、円買いは一服

    ・ドル円は103円台、ユーロ円は115円前後で上下

    ・円以外の主要通貨も対ドルで小じっかり、ユーロドルは1.11ドル前半

  • 2016年07月29日(金)20時00分
    東京為替サマリー(29日)

    ■東京午前=日銀結果待ちのなかでも円相場は荒っぽく上下

     東京タイム午前は、日銀の金融政策発表を控え神経質な状態のなか、薄商いの早朝に円買いが強まり、ドル円は105円台から103円半ばへ急落。ユーロ円が116円半ばから114円半ば、豪ドル円が79円付近から77円後半へ下振れるなど、クロス円も下落した。
     円買いはいったん落ち着き、ドル円は105円台回復をうかがう様相となったものの上昇しきれず、再び103台へ振れる円高もあった。ユーロ円は116円付近、豪ドル円が78円後半へ戻すなど、クロス円も円買いを緩めたものの押し戻された。

     円主導の相場で対ドルでは各通貨とも限られて振幅。本邦の強い雇用指標やオセアニアの指標などへの反応は明確ではなかった。

    ■東京午後=円が一段高、日銀はETFの増額で踏みとどまる

     東京タイム午後の為替市場では、日銀金融政策決定会合の結果を受けて円が一段高となった。海外経済の不確実性が高まっているなかで、家計コンフィデンスの悪化を防止し、前向きな経済活動をサポートする観点から日銀はETFの買い入れ額を年間約3.3兆円から約6兆円に増額したが、市場参加者が満足する内容ではなかった。ドル円は102.71円、ユーロ円は113.94円、ポンド円は135.57円、加ドル円は78.14円、豪ドル円は77.52円、NZドル円は73.14円まで下げ幅を広げた。日経平均株価は一時300円超の下げとなった。

     ただ、日銀は物価見通しに関する不確実性が高まっているとし、『2%の「物価安定の目標」をできるだけ早期に実現する観点から、次回の金融政策決定会合において、「量的・質的金融緩和」・「マイナス金利付き量的・質的金融緩和」のもとでの経済・物価動向や政策効果について総括的な検証を行う』とした。黒田日銀総裁の会見や次回の会合に期待が高まりつつある。

     円高一服後、ドル円は103円半ば、ユーロ円は114円後半へ戻した。その他のクロス円も安値からやや切り返している。日経平均株価は下げ幅を消してプラス転換する場面があった。

     ユーロドルは1.10ドル後半で小動き。4-6月期の仏国内総生産(GDP)は前期比±0.0%と弱かったが反応はみられない。1.3217ドルまで強含んだポンドドルは1.31ドル後半へ失速。豪ドル/ドルは0.75ドル前半でしっかりと推移。NZドル/ドルは0.7130ドルの高値から0.70ドル後半へ伸び悩み。

  • 2016年07月29日(金)19時31分
    ドル103円半ば、堅調予想のGDPに期待

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州株が強弱まちまちのなか、ドル・円は103円半ばでの推移が続いている。18時に発表されたユーロ圏・4-6月期域内総生産(GDP)は前期比予想通り、前年比上振れとなり、その後緩やかなユーロ上昇につながっているもよう。

     この後、21時半発表の米・4-6月期GDPが注目される。前期比年率+2.5%と、1-3月期の+1.1%を上回る見通し。米連邦準備制度理事会(FRB)は12月利上げに照準を合わせているとみられるが、今日のGDPや来週発表の7月雇用統計が堅調なら9月利上げに期待が高まり、ドルは104円を目指す展開となろう。

     ここまで、ドル・円は103円50銭から103円97銭、ユーロ・ドルは1.1084ドルから1.1113ドル、ユーロ・円は114円89銭から115円32銭で推移した。

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  • 2016年07月29日(金)19時00分
    国内・7月外国為替平衡操作の実施状況

    国内・7月外国為替平衡操作の実施状況

    結果:0円

  • 2016年07月29日(金)18時52分
    ユーロは対ポンドで買われる 対ドルでも小じっかり

     ユーロは対ポンドで買いがやや強まっている。ユーロポンドは0.8442ポンドまで上値を伸ばし昨日高値の0.8451ポンドに迫っている。また、ユーロドルは1.1111ドルまでレンジ上限を広げ、ユーロ円も115円前半で下げ渋っている。

  • 2016年07月29日(金)18時38分
    来週のスイスフラン「もみあう展開か、引き続きユーロ・円の動向が手掛かり材料に」

    [スイスフラン]
     来週のスイスフランはもみあう展開となりそうだ。引き続きユーロ・円の相場動向を意識した取引が主体となる。リスク回避的なユーロ売りが縮小した場合、ユーロに連動するスイスフランの対円レートは底堅い動きが続く見込み。ただし、スイス中央銀行は通貨高阻止の方針を堅持していること、リスク選好的な円売りのフローはやや少なくなる可能性があることから、スイスフランの対円レートはやや上げ渋る可能性がある。○発表予定のスイス主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:104円00銭-107円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時38分
    来週のカナダドル「弱含みか、堅調な米経済が引き続き下支え」

    [カナダドル]
     来週のカナダドル・円は弱含みか。NY原油先物の下落傾向が引き続きカナダドルへの売り圧力になる。5月GDPのマイナス再転落も懸念され、カナダドル売り圧力は増大へ。7月雇用統計の発表が材料になり、前回まで2カ月連続低下している失業率の動向が注目される。○発表予定の加主要経済指標・注目イベント
    ・5日:7月雇用統計(6月:失業率6.8%)
    ・予想レンジ:77円00銭-80円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時37分
    来週の英ポンド「軟調推移か、金利引き下げで売り優勢の展開も」

    [英ポンド]
     来週のポンド・円は軟調推移か。英中銀は欧州連合(EU)離脱に伴う実体経済への影響が懸念され、8月3-4日開催の金融政策委員会(MPC)での利下げに踏み切る公算。これに伴い、ポンドは売り優勢となるだろう。また、ブレント原油の下落はポンド売りの支援材料に。一方、日本政府による28兆円超規模の大型経済対策への期待でポンドの大幅安は回避される見通し。○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
    ・4日:英中央銀行が金融政策発表(政策金利は0.50%から0.25ポイント低下予想)
    ・予想レンジ:133円00銭-139円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時36分
    来週のNZドル「もみ合いを予想、中国PMIなどを注目」

    [NZドル]
     来週のNZドル・円はもみ合いか。NZ準備銀行の利下げ観測が浮上しているが、中国の7月製造業PMI、非製造業PMI、7月財新製造業PMI、7月財新サービス業PMI、総合PMIの発表が予定されている。中国関連の経済指標の下振れリスクを警戒か。○発表予定のNZ主要経済指標・注目イベント
    ・特になし
    ・予想レンジ:72円00銭-75円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時36分
    来週の豪ドル「弱含みか、0.25ポイント利下げの可能性」

    [豪ドル]
     来週の豪ドル・円は弱含みか。8月2日に開催される豪準備銀行理事会については、政策金利の0.25%ポイント引き下げが予想され、声明内容もハト派的になる可能性があり、豪ドル売り圧力に。4-6月CPIは依然として低水準との見方から利下げ観測は覆らず。○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
    ・2日:6月貿易収支(5月:-22.18億豪ドル)
    ・2日:豪準備銀行が政策金利発表(0.25%引き下げ予想)
    ・4日:6月小売売上高(5月:前月比+0.2%)
    ・予想レンジ:76円00銭-79円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時35分
    来週のユーロ「弱含みか、欧米金融政策の異なる方向性を意識」

    [ユーロ]
     来週のユーロ・ドルは弱含みか。欧州中銀(ECB)は次回理事会で、英国の欧州連合(EU)離脱の影響などを見極める見通しだが、今後の緩和方針に変わりはなく、ユーロの買い手掛かりは乏しい。逆に、米連邦準備制度理事会(FRB)は9月か12月には利上げが見込まれており、欧米の金融政策の異なる方向性が意識され、ユーロ売り・ドル買いに振れそうだ。
    ・予想レンジ:1.0900ドル-1.1200ドル

    「もみあいか、日銀金融政策に対する失望感で円買いも」
     来週のユーロ・円はもみあいか。日本政府による28兆円超規模の大型経済対策への期待はあるが、リスク選好的な円売りが大きく広がる状況ではないとみられる。一方で、オーストラリアや英国で利下げが実施された場合には、短期的な円買いの可能性があろう。また、米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)が節目の40ドルを割り込んだ場合にはリスク回避的な円買いが強まりやすい。○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
    ・2日:6月生産者物価指数(前年比予想:-3.5%、5月:-3.9%)
    ・3日:6月小売売上高(前月比予想:+0.1%、5月:+0.4%)
    ・予想レンジ:112円00銭-117円00銭

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  • 2016年07月29日(金)18時34分
    来週のドル・円「ドルは底堅い展開か、米利上げ方針でドルに優位性も」

    [ドル・円]
     来週のドル・円は、オーストラリア準備銀行(中央銀行)と英中央銀行の金融政策が有力な手掛かり材料になるとみられる。両中央銀行が市場の予想通り利下げに踏み切った場合、豪ドルとポンドの下落をきっかけにドル・円も短期的に値を下げる(ドル安・円高)展開となろう。ただし、米国と他の主要国との金融政策における方向性の違いが意識されることから、資金はむしろドルに流入しやすい地合いとなりそうだ。

     一方、米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は軟調地合いが続いており、下値不安が強まっている。節目の40ドルを割り込む展開となれば資源通貨が売られ、リスク回避的な円買いでドルを押し下げるだろう。また、7月米雇用統計が市場予想を下回った場合、FRBによる年内利上げに悲観的な見方が広がり、ドル売り材料になりやすい。

    【英中銀金融政策委員会(MPC)】(8月3-4日開催予定)
     英中銀は3-4日、金融政策委員会(MPC)を開催し、0.5%の政策金利を0.25%に引き下げ、3750億ポンドの資産買い取りブログラム規模は据え置く見通し。7月22日に発表された7月購買担当者景気指数(PMI)では製造業とサービス業がいずれも前回を大きく下回っており、欧州連合(EU)離脱による英国の実体経済への影響が出始めていることが確認された。

    【米7月雇用統計】(8月5日発表予定)
     7月雇用統計は、失業率4.8%(前回4.9%)、非農業部門雇用者数は+18.0万人(同+28.7万人)、平均時給は前年比+2.6%(同+2.6%)と予想されている。7月に発表された米経済指標は前回を上回るケースが目立ち、早期利上げ観測が再燃。7月雇用統計が堅調な内容を示せば9月利上げへの期待が高まりそうだ。

    ・予想レンジ:102円00銭−106円00銭


    ・8月1日-5日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

    ○(米)7月ISM製造業景況指数 1日(月)午後11時発表予定
    ・予想は53.0
     参考となる6月実績は53.2で5月の51.3を大幅に上回った。新規受注、生産、輸出が上昇した。7月については、先行指標となるマークイット7月製造業PMIが6月実績を上回っていることや新規受注、輸出は順調であるとみられており、6月実績と同水準となる可能性がある。

    ○(米)6月PCEコア指数 2日(火)午後9時30分発表予定
    ・予想は、前年比+1.6%
     参考となる5月実績は前年比+1.6%だった。上昇率は4月と変わらず。2%の目標水準を下回る状態が続いている。労働市場の改善は続いているものの、賃金上昇はやや抑制されており、コアPCEの上昇率は当面1.5%前後で推移する可能性が高いとみられている。

    ○(米)7月ADP雇用統計 3日(水)午後9時15分発表予定
    ・予想は前月比+17.0万人
     参考となる6月実績は前月比+17.2万人。7月については新規失業保険申請件数がやや減少していることから、6月実績に近い雇用増となる可能性がある。ただし、雇用創出ペースはやや鈍化傾向。

    ○(米)7月雇用統計 5日(金)午後9時30分発表予定
    ・予想は、非農業部門雇用数は前月比+18.0万人、失業率は4.8%
     参考となる6月実績は前月比+28.7万人で想定外の増加となった。ただし、4-6月期の雇用者数は平均で15万人を下回っており、6月の数字は反動増とみられている。雇用創出のペースは2015年との比較で鈍化しており、2016年は月間平均で15万人程度の増加にとどまると予想される。市場予想は妥当な水準か。失業率は労働市場がやや拡大しているものの、6月から0.1ポイント低下して4.8%になると予想される。

    ○日米の主な経済指標の発表予定は、3日(水):(米)7月ISM非製造業景況指数、5日(金):(米)6月貿易収支

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  • 2016年07月29日(金)18時30分
    カナダドルは弱含みか、WTIは40ドル台割れを意識

    [欧米市場の為替相場動向]

     欧州株は強弱まちまちのなか、ドルやユーロなど主要通貨は対円で底堅い値動きが続いている。ただ、米原油先物ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は足元では40.60ドル台まで値を下げており、節目の40ドル台を割り込む展開が意識されている。このため、カナダドル・円は売り圧力が強まりやすく、欧米市場では78円台前半で推移しそうだ。

     ここまで、ドル・円は103円62銭から103円97銭、ユーロ・ドルは1.1084ドルから1.1103ドル、ユーロ・円は114円89銭から115円32銭で推移した。

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