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2017年07月07日(金)のFXニュース(2)
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2017年07月07日(金)08時50分
国内・6月外貨準備高
国内・6月外貨準備高
前回:1兆2519億USD 予想:1兆2572億USD 結果:1兆2498億USD
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2017年07月07日(金)08時44分
ドル・円は113円前後で推移か、米雇用統計発表前でリスク選好の円売り抑制も
6日のドル・円相場は、東京市場では112円89銭から113円38銭まで上昇。欧米市場でドル・円は113円47銭まで買われた後に113円03銭まで下落し、113円21銭で取引を終えた。
本日7日のドル・円は113円前後で推移か。6月の米雇用統計発表を待つ状況だが、米国株安を意識してリスク選好のドル買い・円売りはやや抑制される見込み。長期金利の上昇を受けて日本銀行の対応にも注目したい。
欧州中央銀行(ECB)が6日公表した6月7-8日開催の理事会議事要旨によると、必要に応じて資産買い入れを拡大するとの従来の文言を削除することを協議していたことが判明した。6日の欧米市場ではECBの金融緩和策が早い時期に解除されるとの思惑が広がり、ユーロ買いが活発となった。
ただし、理事会メンバーは緩和バイアスの削除によって市場が混乱することを強く警戒しており、行動を急がない公算が大きいことも議事要旨に示されていた。緩和バイアスについては「インフレ見通しへの確信が一段と高まれば、このバイアスを維持するか見直す可能性がある」と指摘している。
市場関係者の間では、ユーロ圏のインフレ鈍化の懸念は後退しており、ECBが失業率の低下や成長率の加速を考慮すれば、2018年前半にも緩和策の縮小に着手する可能性は高いとの見方が広がっている。資産買い入れの段階的な縮小(テーパリング)についてECBは7月20日の次回理事会で協議し、9月7日の理事会でテーパリングの計画を表明するとの声も聞かれている。
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2017年07月07日(金)08時00分
NY市場動向(取引終了):ダウ158.13ドル安(速報)、原油先物0.39ドル高
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 21320.04 -158.13 -0.74% 21433.10 21305.38 3 27
*ナスダック 6089.46 -61.39 -1.00% 6127.98 6081.96 537 1815
*S&P500 2409.75 -22.79 -0.94% 2424.28 2407.70 54 450
*SOX指数 1037.05 -4.73 -0.45%
*225先物 19870 大証比 -100 -0.50%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 113.13 -0.09 -0.08% 113.22 113.14
*ユーロ・ドル 1.1423 +0.0000 +0.00% 1.1425 1.1420
*ユーロ・円 129.23 -0.10 -0.08% 129.34 129.24
*ドル指数 95.80 -0.49 -0.51% 96.34 95.79【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 1.39 -0.01 1.43 1.39
*10年債利回り 2.37 +0.05 2.39 2.32
*30年債利回り 2.90 +0.05 2.92 2.85
*日米金利差 2.26 -0.06【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 45.52 +0.39 +0.86% 46.53 45.18
*金先物 1223.3 +1.6 +0.13% 1229.5 1221.8
*銅先物 266.4 +0.4 +0.06% 267.1 265.2
*CRB商品指数 174.43 +0.78 +0.45% 175.11 173.77【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 7337.28 -30.32 -0.41% 7373.85 7303.46 31 67
*独DAX 12381.25 -72.43 -0.58% 12490.72 12316.43 9 21
*仏CAC40 5152.40 -27.70 -0.53% 5177.62 5111.16 10 30Powered by フィスコ -
2017年07月07日(金)08時00分
東京為替見通し=ドル円、売り材料あるも米雇用指標待ちか
NYタイムは、まちまちな米経済指標にドル円は113円前半で推移した。ユーロは、欧州中央銀行(ECB)理事会議事録の出口戦略を検討との内容が伝わり、対ドルで1.14ドル前半まで強含み、対円では129.42円と昨年2月以来の高値を更新した。ポンドもユーロに連れ高となり、対ドルで1.29ドル後半、対円では146円後半まで上昇した。
本日の東京為替市場のドル円は、米6月雇用統計を控えて動きづらい展開となってしまうか。昨日は米10年債利回りが欧州債に連れ高となり約2カ月ぶりの水準まで上昇したが、まちまちな米経済指標にドル円は113円前半を中心の狭いレンジで推移した。本日も東京タイムでは、今晩発表される米雇用指標に向けて積極的な取引は控えられる可能性が高い。米6月非農業部門雇用者数は+17.9万人と、前回の+13.8万人を上回る数字が予想されている。
ドル円をとりまく状況を考えてみると、まず昨日も上昇した米債利回りに対し、ドル円の反応は鈍かった。今年に入って米10年債利回りが大きく上昇した局面は今回が3度目。過去2度の利回り上昇幅は、2月下旬2.308%から3月中旬FOMCまでの2.627%、4月中旬の2.168%から5月初旬2.421%となっている。今回は6月14日の2.101%を底として、昨日NYタイムに2.389%まで利回りは上昇した。今年の値動きを参考にすると、そろそろ米10年債利回りは高値圏とも捉えられる。
昨日発表された米5月貿易収支では、対日赤字が前年同月比24%増、5月の対日貿易赤字で約5年ぶりの高水準となった。本日から開催される20カ国・地域(G20)首脳会議で、トランプ米大統領の米貿易赤字相手国に対する発言にも要警戒か。
また、大陸弾道弾ミサイル(ICBM)の発射実験を行った北朝鮮を巡る情勢も、現状は円高を強く後押しするものとなってはいないが、地政学リスクとして意識せざるをえない。
これらを考えると、米雇用指標が少しでも悪いものとなれば、ドル円は売られやすくなる可能性はある。いずれにせよ、今晩の指標結果を待ちたい。
オーダー状況は113円後半が売り、114.00円と114.20円は売り厚めであり、本日のNYカットのオプションが114.00円に観測される。ユーロドルは上昇トレンド変わらずか。昨日公表された欧州中央銀行(ECB)理事会の議事要旨(6月8日開催分)では、金融緩和姿勢の変更を検討との内容が伝わった。1.1430-50ドルには依然として売りが控えるが、超えていくとストップロスの買いが観測される。独債利回りの上昇力も強く、ユーロドルの上方向バイアスは継続と思われる。
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2017年07月07日(金)08時00分
7月7日の主な指標スケジュール
7月7日の主な指標スケジュール
7/7 予想 前回
08:50 (日)外貨準備高 6月 予1兆2572億USD 前1兆2519億USD
09:00 (日)毎月勤労統計調査-現金給与総額 前年同月比 5月 0.4% 0.5%
14:00 (日)景気先行指数(CI)・速報値 5月 104.5 104.2
14:00 (日)景気一致指数(CI)・速報値 5月 115.5 117.1
14:45 (ス)失業率 6月 3.0% 3.1%
15:00 (独)鉱工業生産 前月比 5月 0.2% 0.8%
15:45 (仏)鉱工業生産指数 前月比 5月 0.6% -0.5%
15:45 (仏)財政収支 5月 N/A -579億EUR
15:45 (仏)経常収支 5月 N/A -31億EUR
15:45 (仏)貿易収支 5月 -51.00億EUR -55.35億EUR
17:30 (英)鉱工業生産指数 前月比 5月 0.4% 0.2%
17:30 (英)製造業生産指数 前月比 5月 0.4% 0.2%
17:30 (英)貿易収支 5月 -108.50億GBP -103.83億GBP
21:30 (米)非農業部門雇用者数変化 前月比 6月 17.8万人 13.8万人
21:30 (米)平均時給 前月比 6月 0.3% 0.2%
21:30 (米)失業率 6月 4.3% 4.3%
21:30 (カ)失業率 6月 6.6% 6.6%
21:30 (カ)新規雇用者数 6月 1.00万人 5.45万人
23:00 (カ)Ivey購買部協会指数 6月 N/A 53.8Powered by セントラル短資FX -
2017年07月07日(金)07時53分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.11%高、対ユーロ0.52%安
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 113.14円 -0.12円 -0.11% 113.26円
*ユーロ・円 129.24円 +0.67円 +0.52% 128.57円
*ポンド・円 146.78円 +0.27円 +0.19% 146.50円
*スイス・円 117.78円 +0.29円 +0.25% 117.49円
*豪ドル・円 85.80円 -0.32円 -0.37% 86.12円
*NZドル・円 82.33円 -0.24円 -0.29% 82.56円
*カナダ・円 87.19円 -0.23円 -0.27% 87.42円
*南アランド・円 8.42円 -0.05円 -0.53% 8.46円
*メキシコペソ・円 6.20円 +0.01円 +0.12% 6.19円
*トルコリラ・円 31.22円 -0.18円 -0.57% 31.40円
*韓国ウォン・円 9.78円 -0.04円 -0.46% 9.82円
*台湾ドル・円 3.70円 -0.01円 -0.38% 3.71円
*シンガポールドル・円 81.86円 -0.17円 -0.21% 82.03円
*香港ドル・円 14.49円 -0.02円 -0.14% 14.51円
*ロシアルーブル・円 1.88円 -0.00円 -0.19% 1.89円
*ブラジルレアル・円 34.31円 -0.13円 -0.37% 34.44円
*タイバーツ・円 3.32円 -0.01円 -0.29% 3.33円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -3.27% 118.66円 99.54円 116.96円
*ユーロ・円 +5.10% 129.42円 110.87円 122.97円
*ポンド・円 +1.57% 148.46円 121.61円 144.50円
*スイス・円 +2.62% 117.94円 102.10円 114.77円
*豪ドル・円 +1.88% 88.18円 75.05円 84.22円
*NZドル・円 +1.66% 83.81円 72.22円 80.98円
*カナダ・円 +0.20% 88.92円 74.83円 87.01円
*南アランド・円 -1.34% 8.98円 6.79円 8.53円
*メキシコペソ・円 +9.82% 6.32円 4.97円 5.64円
*トルコリラ・円 -6.68% 36.90円 28.62円 33.46円
*韓国ウォン・円 +0.90% 10.20円 8.63円 9.69円
*台湾ドル・円 +2.21% 3.78円 3.10円 3.62円
*シンガポールドル・円 +1.25% 82.30円 72.70円 80.85円
*香港ドル・円 -3.95% 15.29円 12.84円 15.08円
*ロシアルーブル・円 -0.66% 2.02円 1.51円 1.90円
*ブラジルレアル・円 -4.53% 37.45円 29.78円 35.94円
*タイバーツ・円 +1.69% 3.34円 2.84円 3.27円Powered by フィスコ -
2017年07月07日(金)07時50分
金:続伸、米国株安やドル安でしっかり
COMEX金8月限終値:1223.30 ↑1.60
6日のNY金先物8月限は続伸。1221.80ドルから1229.50ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。6月のADP雇用報告が市場予想を下回ったことや、金融緩和の縮小観測で欧州株が売られたことから米国株は下落。為替市場でもドルが主要通貨に対して弱含んだことから金はしっかりとなった。日足チャートでは、1200ドル台前半で下げ渋っているが、反発は弱い。
原油:ガソリン在庫の大幅減少を好感も上げ幅は縮小
NYMEX原油8月限終値:45.52 ↑0.396日のNY原油先物8月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.39ドルの45.52ドルで取引を終えた。原油とガソリンの在庫減少幅が市場予想を大幅に上回ったことから、短期筋などの買い戻しが強まり、NY原油先物は一時46.53ドルまで買われた。しかしながら、米国の生産が増加したことから、原油先物は取引終盤にかけて伸び悩み、結局46ドルを下回って取引を終えた。ロシアが石油輸出国機構(OPEC)主導の減産について、削減幅の拡大には反対していることも引き続き材料視されていたようだ。
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2017年07月07日(金)07時39分
ドル円113円前半で小動き、本日は米雇用統計発表
一昨日113.69円まで上昇したドル円は、昨日は113円半ばで押し戻され、現在は113円前半で取引されている。本日は米国から雇用統計が発表され、本日からドイツでG20が開催されることもあり為替市場は動きにくくなりそうだ。ユーロドルは1.14ドル前半、ユーロ円は129円前半で小動き。
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2017年07月07日(金)07時31分
GLOBEXのナスダック100ミニ先物 前日比+0.05%で推移
グローベックスのナスダック100ミニ先物は、日本時間7時30分現在で5599.50pと前日比+2.75p(同+0.05%)で推移している。一方、S&P500先物は前日比+1.25pの2409.75p(同+0.05%)。
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2017年07月07日(金)07時29分
NY原油先物は反発、原油、ガソリン在庫の大幅減少が好感される
NYMEX原油8月限終値:45.52 ↑0.39
6日のNY原油先物8月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比+0.39ドルの45.52ドルで取引を終えた。原油とガソリンの在庫減少幅が市場予想を大幅に上回ったことから、短期筋などの買い戻しが強まり、NY原油先物は一時46.53ドルまで買われた。しかしながら、米国の生産が増加したことから、原油先物は取引終盤にかけて伸び悩み、結局46ドルを下回って取引を終えた。ロシアが石油輸出国機構(OPEC)主導の減産について、削減幅の拡大には反対していることも引き続き材料視されていたようだ。
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2017年07月07日(金)07時29分
円建てCME先物は6日の225先物比95円安の19875円で推移
円建てCME先物は6日の225先物比95円安の19875円で推移している。為替市場では、ドル・円は113円10銭台、ユーロ・円は129円10銭台。
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2017年07月07日(金)07時08分
本日のスケジュール
[本日のスケジュール]
<国内>
09:00 毎月勤労統計(5月) 0.4% 0.5%
13:30 「生活意識に関するアンケート調査」(第70回)の結果公表(日本銀行)
14:00 景気動向指数(5月)GPIFが16年度運用実績を公表
<海外>
15:00 独・鉱工業生産(5月) 0.3% 0.8%
17:30 英・鉱工業生産指数(5月) 0.3% 0.2%
17:30 英・商品貿易収支(5月) -109.00億ポンド -103.83億ポンド
20:00 ブ・FGVインフレ率IGP-DI(6月) -0.57% -0.51%
21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(6月) -0.13% 0.31%
21:30 米・非農業部門雇用者数(6月) 17.9万人 13.8万人
21:30 米・失業率(6月) 4.3% 4.3%
21:30 米・平均時給(6月) 2.6% 2.5%
21:30 加・失業率(6月) 6.6%中・外貨準備高(6月) 3兆690億ドル 3兆536億ドル
米・FRBが半期に一度の金融政策報告
独・G20首脳会議(8日まで)
注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2017年07月07日(金)07時05分
金:続伸、米国株安やドル安でしっかり
COMEX金8月限終値:1223.30 ↑1.60
6日のNY金先物8月限は続伸。1221.80ドルから1229.50ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。6月のADP雇用報告が市場予想を下回ったことや、金融緩和の縮小観測で欧州株が売られたことから米国株は下落。為替市場でもドルが主要通貨に対して弱含んだことから金はしっかりとなった。日足チャートでは、1200ドル台前半で下げ渋っているが、反発は弱い。
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2017年07月07日(金)06時56分
米6月雇用統計:スラック、賃金動向に焦点
米労働省が発表する6月雇用統計は、米国の労働市場が最大雇用の水準にあることを再確認すると見られる。今後の米国の金融政策決定で鍵を握る雇用統計の6月分で、失業率は4.3%と5月と同じく16年ぶりの低水準を維持する見込み。非農業部門雇用者数も17.8万人増と、5月の13.8万人増から伸びが拡大すると見られている。
雇用統計の先行指標の中で、最も相関関係が強いと見られる米国の民間部門の雇用者数を示すADP雇用統計の6月分は前月比+15.8万人と、伸びは予想+18.8万人を下回り、5月+23.0万人から鈍化。昨年10月来で最低の伸びにとどまった。雇用統計の非農業部門雇用者数の伸びが鈍化する可能性も否めない。
しかし、FOMCメンバーは20万人を超える雇用の伸びは持続不可能で、伸びの鈍化はむしろ労働市場が完全雇用に達した証拠となる能性が強い。このため、伸びが予想を下回っても、FOMCの利上げ軌道を変更する可能性は少ないと考えられる。問題は労働市場のスラックの改善が継続し、インフレが低迷する中、賃金の伸びに改善が見られるかどうかだ。
FOMCメンバー、市場エコノミストは米国の経済がFRBの責務目標である最大雇用をほぼ達成したとの見解で一致。労働市場のスラックも解消しつつある。前月の不完全失業率(U6)も、景気後退、金融危機前2007年以降10年ぶりの低水準に戻した。ただ、強い雇用が賃金インフレの圧力となっている兆候は見られないほか、労働参加率は低下基調を続けていることは引き続きマイナス材料となる。
労働市場のたるみが前月に続き解消し、賃金の伸びに一段の拡大が見られると、年内の追加利上げを後押しし、ドル買いに繋がると考える。逆に賃金の伸びが予想に満たない場合、低インフレが一時的でない可能性を強め、年内の利上げ観測が後退。ドル売りが強まる可能性がある。
■6月雇用統計の先行指標
・米・ADP雇用統計:+15.8万人(予想:+18.8万人、5月:+23.0万人←+25.3万人)
・米ISM製造業指数雇用:57.2(5月53.5)・米ISM非製造業指数雇用:55.8(5月57.8)
・NY連銀製造業景況指数
雇用(現状):7.7(5月11.9)
週平均就業時間:8.5(5月7.5 )6か月先
雇用:12.3(5月17.2、6か月平均20.0)
週平均就業時間:-5.4(5月5.2、6か月平均11.3)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
雇用(現状):+16.1(5月+17.3、6ヶ月平均+15.8)
週平均就業時間:+20.5(5月+21.7、6か月平均+16.7)
6か月先
雇用:30.0(5月29.2、6か月平均33.7)
週平均就業時間:8.4(5月0.3、6か月平均14.8)・リッチモンド連銀製造業景況指数
雇用(現状):5(5月6)
週平均就業時間:-5(5月-3)
賃金::9(5月23)6か月先
雇用(現状):31(5月20)
週平均就業時間:16(5月8)
賃金::34(5月32)
・消費者信頼感指数
雇用(現状)
十分:32.9(5月30.0、前年同月23.2)
不十分:49.2(5月51.7、53.1)
困難:18.0(5月18.3、23.7)雇用(6か月先予想)
増加:19.3(5月18.6、前年同月13.9)
減少:14.6(5月12.1、前年同月17.7)
不変:66.1(5月69.3、前年同月68.4)
所得(6か月先予想)
増加:22.2(5月19.1、前年同月18.2)
減少:9.2(5月8.7、前年同月11.3)
不変:68.6(5月72.2、前年同月70.5)・失業保険申請件数
件数 前週比 4週平均 継続受給者数07/01/17 248,000 4,000 243,000
06/24 244,000 2,000 242,250 1,956,000
06/17 242,000 4,000 245,000 1,945,000
06/10 238,000 -7,000 243,250 1,942,000
06/03 255,000 20,000 239,750 1,929,000
05/27 255,000 20,000 239,750 1,929,000■市場予想
失業率:4.3%(5月4.3%)
非農業部門雇用者数:前月比+17.7万人(5月+13.8万人)
民間部門雇用者数:前月比+17万人(5月+14.7万人)
平均時給:前月比予想+0.3%(5月+0.2%)Powered by フィスコ -
2017年07月07日(金)06時17分
NY為替・6日=ドル円は小動き、米雇用統計への期待は高まらず
NYタイム、ドル円は113円前半で推移。明日に米雇用統計を控えるなか、米6月ADP全国雇用者数、米新規失業保険申請件数、そして米5月貿易収支もさえず。売り優勢だった米株とともに、下値模索が先行した。113円付近へ下押したが、米6月ISM非製造業景況指数が57.4と、市場予想の56.5や前月の56.9を上回ったことを手掛かりに下げ渋り、一時113.40円付近へ戻す場面もあった。しかし、明日のイベントを控え、大きなトレンドは生じにくかった。
ユーロは、ロンドンタイムからの買いの流れが続いた。仏債入札の不調による債券売りや、欧州中央銀行(ECB)理事会議事録の出口検討との内容が伝わり、欧州債金利が上昇。ユーロドルは3日ぶり高値1.1425ドル、ユーロ円は129.42円まで昨年2月以来の高値を更新した。ワイトマン独連銀総裁が、金融政策の正常化に言及したことも材料視された。
ポンドドルは1.29ドル前半、ポンド円は146円前半へ一時下押したが、それぞれ1.29ドル後半、146円後半へ持ち直した。ユーロに連れ高となったほか、マカファーティ英MPC(金融政策委員会)委員から、利上げへの期待を高める発言が聞かれた。
同じく欧州通貨のスイスフラン(CHF)も、ドルCHFが0.9601CHFまでCHF高。CHF円は117.91円まで上昇した。産油国通貨の加ドルは、在庫減少による原油相場の上昇を受けて買いが先行。米週間石油在庫は、原油在庫が-629.9万バレル(前週+11.8万バレル)と減少に転じた。NY原油先物は45ドル後半から46ドル半ばへ上昇。ドル/加ドルは1.2920加ドル台、加ドル円は87.60円台と、それぞれ本日の加ドル高水準へ戻した。しかし米国内・外の増産傾向が原油の上昇を抑制。原油価格とともに加ドルも反落した。
他の資源国通貨はさえない推移を継続。豪ドル/ドルは一時0.7577ドル、豪ドル円は85.73円までじり安。NZドル/ドルは0.72ドル半ばから後半、NZドル円は82円前半から半ばでもみ合った。6時現在、ドル円は113.22円、ユーロドルは1.1423ドル、ユーロ円は129.33円で推移。
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