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2019年09月06日(金)のFXニュース(2)

  • 2019年09月06日(金)10時05分
    東京外国為替市場概況・10時 ドル円、107円挟みもみ合い

     6日の東京外国為替市場でドル円は107円挟みのもみ合い。10時時点では107.03円とニューヨーク市場の終値(106.94円)と比べて9銭程度のドル高水準だった。日経平均が続伸して始まったこともあり、ドル円は107.09円までじり高となった。株価の上げ幅が縮小したことや、1カ月ぶりの107円台ということもあり、本邦実需勢の売りで頭を抑え106.92円付近まで戻る場面もあったが、東京仲値にかけて再び買いも入り107円台を回復した。

     ユーロ円ももみ合い。10時時点では118.06円とニューヨーク市場の終値(118.01円)と比べて5銭程度のユーロ高水準だった。ドル円に連れて118.17円まで上がったが、ドル円の上値が限られるとユーロ円は118円を挟んだもみ合いになった。

     ユーロドルは小動き。10時時点では1.1030ドルとニューヨーク市場の終値(1.1035ドル)と0.0005ドルのユーロ安水準だった。欧州通貨は東京時間ではニュース等も少ないことで動意に乏しく、ユーロドルの朝からのレンジも9Pipsにおさまっている。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.89円 - 107.09円
    ユーロドル:1.1030ドル - 1.1039ドル
    ユーロ円:117.96円 - 118.17円

  • 2019年09月06日(金)09時56分
    ドル円仲値、107.07円 三菱UFJ銀行

     三菱UFJ銀行が6日発表したドル円相場の仲値は107.07円となった。前日の106.42円から65銭程度の円安・ドル高水準となった。

  • 2019年09月06日(金)09時20分
    日経平均寄り付き:前日比115.89円高の21201.83円

    日経平均株価指数前場は、前日比115.89円高の21201.83円で寄り付いた。
    ダウ平均終値は372.68ドル高の26728.15。
    東京外国為替市場、ドル・円は9月6日9時13分現在、106.97円付近。

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  • 2019年09月06日(金)09時11分
    ドル・円は107円を挟んだ水準で推移か、リスク選好のドル買い継続も

     5日のドル・円相場は、東京市場では106円33銭から106円75銭まで上昇。欧米市場でドルは107円23銭まで一段高となり、106円94銭で取引を終えた。

     本日6日のドル・円は107円を挟んだ水準で推移か。米長期金利の上昇を意識してリスク選好のドル買いは継続する見込み。

     5日のニューヨーク市場では、米中貿易協議の10月再開への期待でリスク選好的な取引が拡大した。米国債券市場では、長期債などの利回り水準が上昇した。この日発表された雇用関連の経済指標が市場予想を上回ったことも材料視されたようだ。10年債利回りは一時8月23日以来となる1.589%近辺まで上昇。2年債利回りは1.574%近辺まで上昇した。市場関係者の間からは、「10月中に行われる米中協議で双方が合意する保証はないものの、通商問題などで何らかの進展はあり得る」との声が聞かれている。

     ただし、一部の市場関係者は「対中輸入関税の引き上げを受けて中国側が大幅に譲歩することは想定できないため、米中協議での劇的な進展は期待できない」と指摘し、米中協議再開について慎重な見方を示している。中国商務省報道官は5日、「両国の閣僚級電話協議は非常に良かった。10月初旬の会議で大きな進展が得られるよう尽力する」と述べているが、輸入関税の早期撤廃につながる協議となるかどうかは定かではないとみられる。

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  • 2019年09月06日(金)09時07分
    ドル円 107.09円まで上昇、日経平均も堅調にはじまる

     市場予想通りだが日経平均が堅調にはじまったこともあり、ドル円はじり高で一時107.09円まで上昇している。9時6分時点でドル円は107.06円前後、ユーロ円は118.12円付近で推移している。

  • 2019年09月06日(金)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、じり高

     6日の東京外国為替市場でドル円はじり高。8時時点では107.02円とニューヨーク市場の終値(106.94円)と比べて8銭程度のドル高水準だった。本日のアジア市場で株高への期待感が高まるなか、一時107.03円まで値を上げた。8月1日以来、約1カ月ぶりに終値ベースで一目均衡表・基準線を上抜けてきたため上値を試しやすいとの声が聞かれる一方で、107円台も約1カ月ぶりとあって東京市場では本邦輸出企業の売りに警戒する必要もあるだろう。

     ユーロ円もじり高。8時時点では118.10円とニューヨーク市場の終値(118.01円)と比べて9銭程度のユーロ高水準だった。ドル円の上昇につれる形で一時118.12円まで値を上げた。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比80円高の21150円で引けた。

     ユーロドルは小動き。8時時点では1.1035ドルとニューヨーク市場の終値(1.1035ドル)とほぼ同水準だった。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:106.89円 - 107.03円
    ユーロドル:1.1033ドル - 1.1039ドル
    ユーロ円:117.97円 - 118.12円

  • 2019年09月06日(金)08時00分
    東京為替見通し=リスクオン継続も梯子が外される可能性には要警戒、英政局動向は依然注目

     NY外国為替市場でドル円は、米中両国が閣僚級の貿易協議を10月初めにワシントンで開催することで合意したと伝わると、米中貿易摩擦が和らぐとの期待が広がり、世界的に株価が上昇。投資家のリスク志向が改善し円売り・ドル買いが優勢となった。
     また、8月ADP全米雇用報告では市場予想を上回ったほか、8月米ISM非製造業指数も強い内容となった。米景気の先行きに対する懸念が後退すると、米10年債利回りが1.5891%前後まで上昇し全般ドル買いを促した。ドル円は一時107.23円と8月2日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。
     ユーロドルは、良好な米経済指標が相次ぎ、米長期金利が大幅に上昇すると一転ドル買いが優勢となった。来週12日の欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げをはじめとした緩和策への期待も根強く、一時1.1032ドル付近まで押し戻された。

     本日の東京市場のドル円は、引き続きリスクオンで底堅い展開か。英・伊・香港のリスクが減退したことに続き、米中通商摩擦解消への期待でドル円は堅調地合いを維持している。
     昨日は東京時間には動意薄となると市場参加者が思っていた時の、米中貿易協議再開発表だったこともあり、買い遅れている市場参加者も多いため106円半ばから下は新たな買い意欲も出てきそうだ。
     しかしながら、リスクオンの梯子が週末にかけて外される可能性もあることは常に頭に入れておきたい。
     米中貿易協議再開にもかかわらず「中国は世界貿易機関(WTO)提訴を取り下げる計画はない」と中国商務省報道官は発言している。トランプ米大統領がこの件に関しても強い態度で臨むことも予測されるため、1カ月以上先の会談が決定しただけで、両国の関係が改善されると楽観視するのは危険だろう。
     また、香港問題も中国がこのままデモ参加者を放置するとも思えない。10月1日に建国70周年を迎えるなか、中国共産党は10月に党の重要会議である第19期中央委員会第4回総会を開くことを決定している。習近平・中国国家主席も強気な姿勢を崩すことも出来ないため、まだまだ予断を許せないだろう。
     NY時間には、8月の米雇用統計が発表され、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演も予定されていることもあり、大きく動く可能性がある。
     ドル円以外では引き続きポンドの動きには要警戒になる。
     ジョンソン英首相は、いまだに10月15日の総選挙を望み、演説で「10月末のEU離脱期限を延期するよりは野垂れ死にすることを選ぶ」と発言している。解散カードとしてはジョンソン英首相の意を組んで、政権与党の保守党が内閣不信任案を提出する可能性すら否定できないだろう。
     法案成立と違い、過半数で可決でき、その場合は野党がどのような対応をとるかなども注目される。議会の閉会が来週予想されることで、今週末に様々な憶測が出る可能性もありポンドの動きは目が離せない。

  • 2019年09月06日(金)07時55分
    NY市場動向(取引終了):ダウ372.68ドル高(速報)、原油先物0.07ドル安

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 26728.15 +372.68   +1.41% 26836.30 26603.15   26   4
    *ナスダック   8116.83 +139.95   +1.75%  8134.42  8061.29 1891  640
    *S&P500      2976.00  +38.22   +1.30%  2985.86  2960.60  404  101
    *SOX指数     1566.21  +46.66   +3.07%
    *225先物       21130 大証比 +60   +0.28%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     106.95   +0.56   +0.53%   107.23   106.33
    *ユーロ・ドル   1.1034 -0.0001   -0.01%   1.1085   1.1017
    *ユーロ・円    118.01   +0.61   +0.52%   118.61   117.28
    *ドル指数      98.40   -0.05   -0.05%   98.54   98.09

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    1.53   +0.10      1.57    1.43
    *10年債利回り    1.56   +0.09      1.59    1.46
    *30年債利回り    2.05   +0.08      2.09    1.97
    *日米金利差     1.82   +0.35

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      56.19   -0.07   -0.12%   57.76   55.75
    *金先物       1526.4   -34.0   -2.18%   1561.9   1514.3
    *銅先物       263.2   +3.7   +1.41%   264.9   258.8
    *CRB商品指数   172.35   -0.35   -0.20%   173.74   172.31

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7271.17  -40.09   -0.55%  7330.71  7250.63   69   31
    *独DAX     12126.78 +101.74   +0.85% 12151.31 12084.17   22   8
    *仏CAC40     5593.37  +61.30   +1.11%  5605.88  5559.82   26   13

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  • 2019年09月06日(金)07時54分
    NY金先物は大幅反落、米中協議再開や米長期金利上昇を意識した売りも

    COMEX金12月限終値:1525.50 ↓34.90

     5日のNY金先物12月限は大幅反落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比−34.90ドルの1オンス=1525.50ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは1514.30−1561.90。米経済指標の改善や米中協議再開を意識して、金先物は一時1514.30ドルまで売られた。米長期金利の上昇やドル高を嫌気した売りも観測された。


    ・NY原油先物:上げ渋り、利食い売りが増える

    NYMEX原油10月限終値:56.30 ↑0.04

     5日のNY原油先物10月限は上げ渋り。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比+0.04ドルの56.30ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは55.75ドル−57.76ドル。原油在庫の減少、米経済指標の改善、米中協議再開を好感して原油先物は一時57.76ドルまで買われたが、ドル高を嫌気して利食い売りが増えた。

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  • 2019年09月06日(金)07時54分
    世界各国通貨に対する円:対ドル0.54%安、対ユーロ0.53%安

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           106.96円   +0.57円    +0.54%   106.39円
    *ユーロ・円         118.02円   +0.62円    +0.53%   117.40円
    *ポンド・円         131.87円   +1.53円    +1.17%   130.34円
    *スイス・円         108.44円   -0.03円    -0.02%   108.47円
    *豪ドル・円          72.91円   +0.59円    +0.81%   72.32円
    *NZドル・円         68.18円   +0.53円    +0.78%   67.66円
    *カナダ・円          80.86円   +0.40円    +0.50%   80.45円
    *南アランド・円        7.19円   -0.00円    -0.03%    7.19円
    *メキシコペソ・円       5.42円   +0.02円    +0.45%    5.40円
    *トルコリラ・円       18.79円   +0.02円    +0.08%   18.77円
    *韓国ウォン・円        8.93円   +0.10円    +1.08%    8.83円
    *台湾ドル・円         3.42円   +0.02円    +0.63%    3.40円
    *シンガポールドル・円   77.28円   +0.43円    +0.55%   76.85円
    *香港ドル・円         13.65円   +0.08円    +0.59%   13.57円
    *ロシアルーブル・円     1.62円   +0.01円    +0.36%    1.61円
    *ブラジルレアル・円     26.01円   +0.01円    +0.05%   25.99円
    *タイバーツ・円        3.49円   +0.00円    +0.09%    3.48円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円            -2.49%   114.55円   104.46円   109.69円
    *ユーロ・円           -6.21%   133.13円   115.87円   125.83円
    *ポンド・円           -5.72%   149.72円   126.55円   139.87円
    *スイス・円           -2.85%   118.06円   105.92円   111.62円
    *豪ドル・円           -5.69%   84.03円   69.97円   77.31円
    *NZドル・円         -7.49%   78.86円   66.32円   73.71円
    *カナダ・円           +0.55%   89.22円   76.98円   80.41円
    *南アランド・円        -5.86%    8.36円    6.78円    7.63円
    *メキシコペソ・円       -2.91%    6.16円    5.19円    5.58円
    *トルコリラ・円        -9.16%   22.05円   16.51円   20.68円
    *韓国ウォン・円        -9.22%   10.28円    8.59円    9.84円
    *台湾ドル・円         -4.63%    3.74円    3.33円    3.59円
    *シンガポールドル・円    -3.98%   83.32円   75.04円   80.48円
    *香港ドル・円         -2.57%   14.61円   13.32円   14.01円
    *ロシアルーブル・円     +1.96%    1.76円    1.52円    1.58円
    *ブラジルレアル・円     -7.92%   31.33円   25.22円   28.24円
    *タイバーツ・円        +2.81%    3.57円    3.26円    3.39円

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  • 2019年09月06日(金)07時13分
    円建てCME先物は6日の225先物比80円高の21150円で推移

    円建てCME先物は6日の225先物比80円高の21150円で推移している。為替市場では、ドル・円は106円90銭台、ユーロ・円は118円00銭台。

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  • 2019年09月06日(金)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(7月) 0.1% 0.4%
    08:30 実質賃金総額(7月) -0.7% -0.5%
    08:30 家計支出(7月) 0.8% 2.7%
    14:00 景気先行CI指数(7月) 93.2 93.3
    14:00 景気一致指数(7月) 100.7 100.4


    <海外>
    15:00 独・鉱工業生産(7月) 0.5% -1.5%
    18:00 欧・ユーロ圏GDP確報値(4-6月) 1.1% 1.1%
    19:30 露・ロシア中央銀行が政策金利発表 7.00% 7.25%
    20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(8月)  -0.01%
    21:00 ブ・拡大消費者物価指数(IPCA)(8月)  0.19%
    21:30 加・失業率(8月)  5.7%
    21:30 米・非農業部門雇用者数(8月) 16.2万人 16.4万人
    21:30 米・失業率(8月) 3.7% 3.7%
    21:30 米・平均時給(8月) 3.0% 3.2%

      独・家電見本市「IFA」開幕(11日まで)


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2019年09月06日(金)06時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・5日 ドル円、続伸

     5日のニューヨーク外国為替市場でドル円は続伸。終値は106.94円と前営業日NY終値(106.39円)と比べて55銭程度のドル高水準だった。米中両国が閣僚級の貿易協議を10月初めにワシントンで開催することで合意したと伝わると、米中貿易摩擦が和らぐとの期待が広がり、世界的に株価が上昇。投資家のリスク志向が改善し円売り・ドル買いが優勢となった。また、8月ADP全米雇用報告では非農業部門雇用者数が前月比19万5000人増と予想の14万9000人程度増を上回ったほか、8月米ISM非製造業指数は56.4と予想の54.0より強い内容となった。米景気の先行きに対する懸念が後退すると、米10年債利回りが1.5891%前後まで上昇し全般ドル買いを促した。ドル円は23時30分前に一時107.23円と8月2日以来約1カ月ぶりの高値を付けた。
     ただ、107円台では戻りを売りたい向きも多く滞空時間は短かった。2時過ぎには一時106.88円付近まで下押ししている。

     ユーロドルは横ばい。終値は1.1035ドルと前営業日NY終値(1.1035ドル)とほぼ同水準だった。ユーロ円の上昇につれたユーロ買い・ドル売りが先行し23時前に一時1.1085ドルと日通し高値を付けたものの、良好な米経済指標が相次ぎ、米長期金利が大幅に上昇すると一転ドル買いが優勢となった。来週12日の欧州中央銀行(ECB)理事会での利下げをはじめとした緩和策への期待も根強く、一時1.1032ドル付近まで押し戻された。市場では「一目均衡表基準線が位置する1.1088ドルや21日移動平均線1.1093ドル付近が目先上値の目処として意識される」との指摘もあった。

     ユーロ円は続伸。終値は118.01円と前営業日NY終値(117.40円)と比べて61銭程度のユーロ高水準。ダウ平均が一時480ドル超上昇し、ナイト・セッションの日経平均先物が190円上げると、全般リスク・オンの動きが広がり円売り・ユーロ買いが優勢に。23時30分前に一時118.61円と8月15日以来の高値を付けた。ただ、そのあとはユーロドルの下落につれた売りが出たため118.00円まで伸び悩んだ。

    本日の参考レンジ
    ドル円:106.33円 - 107.23円
    ユーロドル:1.1017ドル - 1.1085ドル
    ユーロ円:117.28円 - 118.61円

  • 2019年09月06日(金)05時46分
    大証ナイト終値21130円、通常取引終値比60円高

    大証ナイト終値21130円、通常取引終値比60円高

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  • 2019年09月06日(金)05時28分
    米8月雇用統計、ネガティブサプライズにも備える、ISMの雇用が鈍化

     米国労働省はワシントンで6日に最新8月の雇用統計を発表する。市場エコノミストの平均予想は失業率が3.7%と、7月と同様ほぼ50年来の低水準を維持すると見られている。また、非農業部門雇用者数は前月比+16万人と、7月+16.4万人に続いて順調な伸びを示すと予想されている。平均時給も前月比+0.3%、前年比+3.0%と強いペースでの上昇が予想されている。

    先行指標の中でも労働省が発表する雇用統計と相関関係が最も強いとされている民間の雇用統計となるADP雇用統計の8月分は前月比+19.5万人と、伸びは予想を上回り4月来で最大を記録。一部では8月雇用統計へのポジティブサプライズ期待も浮上した。

    一方で、雇用低迷を示唆する先行指標も見られる。関税や貿易の不透明、世界経済の成長鈍化が響き特に製造業の雇用減速は避けられないようだ。全米の製造業景況を示すISM製造業景況指数の8月雇用は47.4。2カ月連続の低下で、2016年9月以降初めて50を割り込み縮小した。50は活動の拡大と縮小の境目を示す。また、ISMサービスセクターでの雇用はかろうじて50を上回り拡大を継続。ただ、ISM非製造業の雇用は53.1と、2017年3月来で最低を記録した。米国経済は7割が消費が占めるため、同指数の低下で雇用の伸びが低迷する可能性も残る。

    ポジティブサプライズの可能性があるが、ネガティブサプライズに備える必要があるかもしれない。

    ■8月雇用統計の先行指標

    ・ADP雇用統計:前月比+19.5万人(予想:+14.8万人、7月:+14.2万人←+15.6万人)

    ・ISM製造業雇用::47.4(7月51.7)2016年9月来の50割れ、縮小

    ・ISM非製造業雇用::53.1(7月56.2)、2017年3月来で最低

    ・NY連銀製造業景況指数:
    雇用(現状):−1.6(7月−9,6、6カ月平均2.6)
    週平均就業時間:-1.3(7月+3.8、6カ月平均0.9)

    6か月先
    雇用:21.1(7月14.2、6カ月平均17.0)
    週平均就業時間:0.0(7月0.7、6カ月平均3.8)

    ・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
    雇用(現状):+3.6(7月+30.0、6カ月平均+15.3)
    週平均就業時間:+6.8(7月+23、6か月平均+11.6)

    6か月先
    雇用:25(7月24.9、6か月平均24.0)
    週平均就業時間:7.7(7月7.9、6か月平均8.2)

    ・リッチモンド連銀製造業景況指数

    雇用(現状):−6(7月−3、6カ月平均+18)
    週平均就業時間:+4.0(7月−9、6か月平均+2)
    賃金:22(7月20、6カ月平均31)
    6か月先
    雇用:5(7月13、6か月平均22)
    週平均就業時間:−4(7月3、6か月平均10)
    賃金:45(7月44、6カ月平均49)


    ・消費者信頼感指数(%)

    雇用現況(%)
    十分:51.2(7月45.6、前年42.3)
    不十分:37.0(7月41.9、45.6)
    困難:11.8(7月12.5、12.1)

    6カ月後の予想
    雇用
    増加:19.7(7月19.9、前年21.5)
    減少:13.6(11.1、13.2)
    不変:66.7(69.0、65.3)

    所得
    増加:23.8(7月24.9、25.4)
    減少:5.8(6.6、6.9)
    不変:70.4(68.5、67.7)

    ・失業保険申請件数
        件数 前週比 4週平均 継続受給者数     

    08/31/19| 217,000| 1,000| 216,250 |   n/a |n/a
    08/24/19| 216,000| 5,000| 214,750 |  1,662,000 |
    08/17/19| 211,000| -10,000| 215,000 |  1,701,000
    08/10/19| 221,000| 10,000| 214,000 |  1,676,000 |
    08/03/19| 211,000| -6,000| 212,750 |  1,728,000 |
    07/27/19| 217,000| 10,000| 212,000 |  1,687,000 |
    07/20/19| 207,000| -9,000| 213,250 |  1,699,000 |
    07/13/19| 216,000| 8,000| 218,750 |  1,677,000 |
    07/06/19| 208,000| -14,000| 219,000 |  1,689,000

    ■市場予想
    失業率:3.7%(7月3.7%)
    非農業部門雇用者数:前月比+16万人(7月+16.4万人)
    民間部門雇用者数:前月比+15万人(7月+14.8万人)
    平均時給:予想:前月比+0.3%、前年比+3.0%(7月+0.3%、+3.2%)

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