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• 2020年01月03日(金)16時36分

  ドル円、さえない　11月1日以来の108円割れ

  　ドル円はさえない。中東情勢の緊迫化で投資家のリスク回避姿勢が強まっているほか、時間外の米長期金利が低下した影響もあり、一時107.99円と11月1日以来の安値を更新した。

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• 2020年01月03日(金)16時28分

  ドル・円は108円を挟んだ水準で推移か、地政学的リスク増大でドル買い縮小も

  [今日の海外市場]

  　3日の欧米外為市場でドル・円は108円を挟んだ水準で推移し、上値の重い状態が続くとみられる。報道によると、米国防総省は、バグダッドの空港で現地時間3日、イラン革命防衛隊部隊の司令官らを乗せた車列を空爆し、司令官を殺害したと発表した。国防総省によると、空爆はトランプ大統領が指示した。イランによる将来の攻撃計画を抑止することが狙いであると説明しており、米軍による先制攻撃が実施された。NYダウ先物は190ドル超の下落となっており、欧州諸国の株安も想定されていることから、欧米市場でもリスク回避的なドル売り・円買いは継続する可能性がある。

  　イランの国営テレビは3日、最高指導者ハメネイ師の声明を発表しており、「犯罪者には厳しい報復が待っている」との警告が発せられた。市場関係者の間からは、「米国の行動は先制攻撃と見なされることから、イラン側の対応次第で大規模な軍事衝突にエスカレートする可能性もある」との声が聞かれている。目先的にリスク選好的な取引は大幅に縮小し、金、原油、米国債などに投資家の資金が向かう可能性がある。

  【今日の欧米市場の予定】
  ・17:55　独・12月失業率（予想：5.0％、11月：5.0％）
  ・18:00　ユーロ圏・11月マネーサプライM3（前年比予想：+5.7％、10月：+5.7％）
  ・18:30　英・12月建設業PMI（予想：45.8、11月：45.3）
  ・18:30　英・11月住宅ローン承認件数(中銀)（予想：6.45万件、10月：6.46万件）
  ・22:00　独・12月消費者物価指数速報値（前年比予想：+1.4％、11月：+1.1％）
  ・24:00　米・12月ISM製造業景況指数（予想：49.0、11月：48.1）
  ・24:00　米・11月建設支出（前月比予想：+0.4％、10月：-0.8％）
  ・01:05　バーキン米リッチモンド連銀総裁講演
  ・03:15　ブレイナード米FRB理事、デイリー米サンフランシスコ連銀総裁、エバ
  ンス米シカゴ連銀総裁がパネル討論会に参加
  ・04:00　米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月10-11日分)
  ・05:30　カプラン米ダラス連銀総裁がパネル討論会に参加

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• 2020年01月03日(金)15時05分

  東京外国為替市場概況・15時　ドル円、下げ渋り

  　3日午後の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。15時時点では108.12円と12時時点（108.06円）と比べて6銭程度のドル高水準だった。米イラン間の緊張の高まりが嫌気されて時間外のダウ先物は一時200ドル超安まで下落し、ドル円も約2カ月ぶりの108円割れを何度か試したが失敗。13時頃には108.23円付近まで持ち直した。革命防衛隊の司令官を殺害されたイランの最高指導者ハメネイ師の発言「容赦ない報復措置をとる」が伝わったものの、ドル円の下押しは限定的だった。

  　ユーロ円は売りが一服。15時時点では120.73円と12時時点（120.72円）と比べて1銭程度のユーロ高水準だった。12時30分前に120.67円まで日通し安値を更新するも、ドル円の買い戻しとともに120.90円台まで反発。その後は120.70円台でもみ合った。

  　ユーロドルはじり安。15時時点では1.1166ドルと12時時点（1.1173ドル）と比べて0.0007ドル程度のユーロ安水準だった。オセアニア通貨の下落につられる形で昨日安値に並ぶ1.1164ドルまで弱含んだ。
  　本日の豪ドル／ドルは0.69ドル後半から0.6958ドルまで、NZドル／ドルが0.67ドル付近から0.6664ドルまで水準を下げた。年末に高値を付けたオセアニア通貨は、リスク回避地合いのなかで年初から利益確定売りがでやすかった。またオーストラリアに関しては、昨年から続く山火事が豪経済への打撃になるのではないかという声も聞かれた。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：108.00円　-　108.63円
  ユーロドル：1.1164ドル　-　1.1179ドル
  ユーロ円：120.67円　-　121.38円

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• 2020年01月03日(金)14時24分

  【速報】東京地検特捜部が5名の国会議員に任意で事情聴取

  報道によると、東京地検特捜部は、中国企業側から現金を受け取ったとされる国会議員5人（秋元衆院議員とは別の議員）に任意で事情聴取していたことが判明。

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• 2020年01月03日(金)13時45分

  スイスフラン　対ユーロでは約4カ月ぶりの高値、中東の地政学リスクを受け

  　米イラン関係が緊迫感を増すなかで、避難通貨スイスフランも対ユーロで強含み。ユーロスイスフランは一時1.0828フランまでフラン買いが進み、約4カ月ぶりのフラン高・ユーロ安を記録している。
  　ドル／スイスフランは、先月31日につけた0.9647フランには届いていないが、本日は0.97フラン前半から0.9688フランまでフラン買い・ドル売りに傾いた。

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• 2020年01月03日(金)13時08分

  ドル円　大台割れに失敗し108.20円付近まで持ち直す

  　11月1日以来の108円割れに失敗したドル円は買い戻しの動きとなり、一時108.20円付近まで持ち直している。ユーロ円も120.67円を底に120.90円近辺まで反発した。時間外のダウ先物は180ドル安、NY原油先物は62ドル後半での推移。

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• 2020年01月03日(金)13時07分

  【ディーラー発】リスク回避の円買い強まる(アジア時間)

  東京市場が休場となるなか、中東を巡る地政学的リスクの高まりを嫌気した円買いが強まる展開に。ドル円はダウ先物や日経先物の下落も重石となり、昨日安値を下抜けると107円99銭付近まで下値を拡大。また、クロス円もユーロ円が120円67銭付近まで、ポンド円が141円76銭付近まで水準を切り下げたほか、豪ドル円も75円21銭付近まで値を崩すなど円全面高の様相となっている。13時07分現在、ドル円108.176-178、ユーロ円120.882-887、ユーロドル1.11746-750で推移している。

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• 2020年01月03日(金)12時23分

  ドル・円は一時108円00銭、地政学的リスク増大への懸念強まる

  　3日午前のアジア市場でドル・円は軟調推移。108円00銭まで続落し、11月1日以来の安値圏で推移している。中東地域における地政学的リスク増大などを嫌気したリスク回避的なドル売り・円買いが継続しており、原油先物は63ドル台後半まで急騰。ドル・円は108円を下回る可能性が高まっている。ユーロ・円、豪ドル・円、ポンド・円などのクロス円レートも円高方向に振れている。ここまでのドル・円は108円00銭から108円63銭、ユーロ・円は120円69銭−121円38銭、ユーロ・ドルは1.1170ドルから1.1179ドル。

  ■今後のポイント
  ・米中通商協議の進展期待
  ・中東地域における地政学的リスク増大の懸念
  ・米国金利の先高観後退

  ・NY原油先物（時間外取引）：高値63.84ドル　安値61.13ドル　直近値62.94ドル

  【要人発言】
  ・特になし

  【経済指標】
  ・特になし

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• 2020年01月03日(金)12時10分

  東京外国為替市場概況・12時　ドル円、軟調

  　3日の東京外国為替市場でドル円は軟調。12時時点では108.06円とニューヨーク市場の終値（108.57円）と比べて51銭程度のドル安水準だった。中東や朝鮮半島の地政学リスクが意識され、円買い・ドル売りが強まった。ドル円は昨日の安値108.21円を下抜けると下げ足を速め、約2カ月ぶりの安値となる108.00円まで売りこまれた。
  　米空軍は本日、イラク・バグダッド国際空港のイラン系武装勢力にミサイル攻撃を実施した。これによりイラン革命防衛隊の軍司令官も死亡と伝わっており、今後、イランと米国の対立激化への懸念が高まっている。また北朝鮮からは、同国高官が「即時、強力」な攻撃を示唆、との新聞報道もあった。
  　小高く推移していた時間外のダウ先物も180ドル超まで下落幅を広げ、NY原油先物も一時4％超高まで急騰した。

  　ユーロ円も下落。12時時点では120.72円とニューヨーク市場の終値（121.32円）と比べて60銭程度のユーロ安水準だった。もともと地合いが弱かったうえに、地政学リスクの高まりに後押しされて円買いが加速した。昨日安値120.98円を割り込み、120.68円まで円高・ユーロ安が進んだ。
  　他クロス円も、豪ドル円は75.24円、NZドル円が72.17円まで下値を広げ、イラン・イラクの隣国トルコの通貨も18.12円までリラ安に振れている。

  　ユーロドルは12時時点では1.1173ドルとニューヨーク市場の終値（1.1172ドル）と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。円絡み中心の動きであり、ユーロドルは1.1170ドル台でもみ合った。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：108.00円　-　108.63円
  ユーロドル：1.1170ドル　-　1.1179ドル
  ユーロ円：120.68円　-　121.38円

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• 2020年01月03日(金)11時50分

  ドル円108.00円まで下げ幅拡大、中東・朝鮮半島の地政学リスク回避

  　ドル円は、東京市場が休場で閑散取引の中、中東や朝鮮半島の地政学リスク回避の円買いで108.00円まで下げ幅拡大している。米軍によるイラク国際空港へのミサイル攻撃により、イラン軍高官2名の死亡、と報じられており、イラン側からの報復措置など紛争拡大への警戒感が高まっている。ダウ先物は180ドル超の下落。

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• 2020年01月03日(金)11時31分

  ドル円、108.00円に買いオーダーとストップロス

  　ドル円は、中東の地政学リスク回避の円買いで108.06円まで軟調推移。上値には、108.75円、108.80-90円にドル売りオーダー、超えるとストップロス買いが控えている。下値には、108.00円にドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えており、売り仕掛けに要警戒か。

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• 2020年01月03日(金)11時27分

  ドル円108.12円まで下げ幅拡大、朝鮮半島と中東の地政学リスク警戒

  　ドル円は、米軍によるイラク国際空港へのミサイル攻撃でイラン軍高官2名が死亡したとの報道、北朝鮮高官が「即時、強力」な攻撃を示唆、との新聞報道を受けて、108.12円まで下げ幅拡大。ユーロ円は120.83円、ポンド円は142.05円、豪ドル円は75.39円、NZドル円は72.25円、トルコリラ円は18.14円まで円全面高の展開。ダウ先物は80ドル超の下落、米10年債利回りは1.87％台で推移し、WTI原油先物相場は63ドル台まで急騰している。

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• 2020年01月03日(金)10時59分

  クロス円　弱含み、リスク回避ムードが強まる

  　イラク・イランを巡る中東の地政学リスクが意識され、クロス円全般にリスク回避の円買い・他通貨売りが強まっている。ユーロ円は120.89円、豪ドル円が75.44円、NZドル円は72.30円まで円高が進んだ。また、イラク・イランの隣国トルコの通貨も弱含み、18.15円までリラ安・円高に振れている。

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• 2020年01月03日(金)10時55分

  ドル円108.18円まで下げ幅拡大、昨日安値108.21円を下回る

  　ドル円は、中東の地政学リスク回避の円買いで108.18円まで下げ幅拡大、昨日安値の108.21円を下回った。

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• 2020年01月03日(金)10時47分

  ドル円108.28円まで下げ幅拡大、中東の地政学リスク回避の円買い

  　ドル円は、米軍によるイラク国際空港への攻撃というリスク回避の円買いで108.28円まで下げ幅拡大。108.20円にはドル買いオーダー、割り込むとストップロス売りが控えている。ユーロ円は120.99円、ポンド円は142.36円まで円高推移。

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