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2020年09月03日(木)のFXニュース(3)
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2020年09月03日(木)08時38分
NY金先物は下落、株高を意識した売りが増える
COMEX金12月限終値:1944.70 ↓34.20
2日のNY金先物12月限は下落。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比-34.20ドルの1オンス=1944.70ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは、1938.90ドル−1980.40ドル。2日のアジア市場で1980.40ドルまで買われたが、その後は伸び悩み。上値は次第に重くなり、ニューヨーク市場では株高を意識して1938.90ドルまで一段安となった。
・NY原油先物:反落、需要鈍化予測やドル安一服を意識した売りが入るNYMEX原油10月限終値:41.51 ↓1.25
2日のNY原油先物10月限は反落。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-1.25ドルの1バレル=41.51ドルで取引を終えた。時間外取引を含めた取引レンジは41.23ドル−43.21ドル。原油、ガソリン在庫は減少しているものの、石油精製業者がメンテナンスを近く行うことや、原油需要の減少予測が出ていることが原油安の要因。ユーロ高・ドル安は一服していることも意識されているようだ。
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2020年09月03日(木)08時34分
ドル円106.21円付近、SGX日経225先物は23555円で寄り付き
ドル円は106.21円付近で推移している。シンガポール取引所(SGX)の日経225先物(期近限月)は、大阪夜間終値(23520円)と比べ35円高の23555円でスタート。
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2020年09月03日(木)08時06分
東京外国為替市場概況・8時 ドル円、小動き
3日の東京外国為替市場でドル円は小高い。8時時点では106.20円とニューヨーク市場の終値(106.18円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。本邦勢の本格参入を前に106円台前半でこう着している。なお、昨日NY時間安値の106.11円が目先のサポートとして意識される一方で、上サイドは106.30-40円に断続的な売りが観測されている。
ユーロ円も小動き。8時時点では125.90円とニューヨーク市場の終値(125.88円)と比べて2銭程度のユーロ高水準だった。アジア株式相場の取引開始を待っている状況。なお、昨日のCME日経平均先物は大証終値比205円高の23505円で引けている。
ユーロドルは8時時点では1.1854ドルとニューヨーク市場の終値(1.1855ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。
本日これまでの参考レンジ
ドル円:106.14円 - 106.23円
ユーロドル:1.1851ドル - 1.1856ドル
ユーロ円:125.77円 - 125.91円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年09月03日(木)08時00分
東京為替見通し=ドル円、明日の米8月雇用統計控えて動意に乏しい展開か
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、ダウ平均が510ドル超上昇したことで106.30円まで上昇したものの、米10年債利回りが低下したことで伸び悩む展開。ユーロドルは欧州中央銀行(ECB)当局者のユーロ高けん制発言への警戒感から1.1822ドルまで下落した。ポンドドルは、バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官発言「10月末の厳格な締め切りに対して現実的になるべき」「英国は公平で開かれた競争を保証することを拒んでいる」やラムスデンBOE副総裁発言「必要なら量的緩和(QE)ペースを大幅に拡大することが可能」を受けて、1.3284ドルまで下落した。
本日の東京外国為替市場のドル円は、明晩発表される米8月雇用統計を控えて動意に乏しい展開が予想される。
ドル円のテクニカル分析では、昨日は高値106.30円まで上昇したものの、一目均衡表の抵抗帯である雲の下限106.31円が上値を抑える展開となっており、本日の雲下限は106.26円、明日は105.98円に低下していく。また、酒田罫線法では、8月28日の安倍首相辞任表明を受けた大陰線(始値106.57円・終値105.37円)に対して、3手連続陽線でも106.30円までで、大陰線を埋め切れなかったことで「下げ三法」での売りシグナルが点灯している。
米8月雇用統計は、パウエルFRB議長が、FRBの2つの使命デュアルマンデート(雇用最大化と物価安定)の内、「雇用最大化」を重視して、「物価安定」は2%超のインフレ率を容認する新戦略を打ち出したことで、注目度が増している。
15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フォワードガイダンスの強化や量的金融緩和の拡大観測が高まっていることで、ドル売り圧力が高まりつつある。■米国雇用関連指数 【8月】 【7月】 (〇改善・●悪化)
●非農業部門雇用者数(予想):+140万人 +176.3万人
〇ISM製造業雇用指数: 46.4 44.3
〇ADP全米雇用者数: 42.8万人 21.2万人
〇失業保険継続受給者数: 1453.5万人 1695.1万人 (▲241.6万人)ユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)で、ドラギ第3代ECB総裁とラガルド第4代ECB総裁のブレーンとして金融政策を采配しているレーン欧州中央銀行(ECB)専務理事兼主任エコノミストが、マイナスインフレ率やユーロドル上昇に対して警戒感を示したことで、反落基調にあり、来週の欧州中央銀行(ECB)理事会での追加緩和策の可能性が警戒されている。
ポンドドルは、英国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)を巡る通商交渉が難航して通商合意無きブレグジット(英国の欧州連合からの離脱)の可能性が高まっていること、イングランド銀行による追加緩和策への警戒感から反落基調にある。Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年09月03日(木)07時59分
NY市場動向(取引終了):ダウ454.84ドル高(速報)、原油先物1.19ドル安
【 米国株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*ダウ30種平均 29100.50 +454.84 +1.59% 29162.88 28713.53 28 2
*ナスダック 12056.44 +116.77 +0.98% 12074.06 11836.18 1549 1102
*S&P500 3580.84 +54.19 +1.54% 3588.11 3535.23 463 40
*SOX指数 2370.18 +65.50 +2.84%
*225先物 23520 大証比 +220 +0.94%【 為替 】 前日比 高値 安値
*ドル・円 106.19 +0.23 +0.22% 106.30 105.85
*ユーロ・ドル 1.1854 -0.0058 -0.49% 1.1929 1.1822
*ユーロ・円 125.88 -0.33 -0.26% 126.32 125.56
*ドル指数 92.63 +0.29 +0.31% 92.87 92.21【 債券 】 前日比 高値 安値
* 2年債利回り 0.13 -0.00 0.14 0.13
*10年債利回り 0.65 -0.02 0.69 0.64
*30年債利回り 1.38 -0.04 1.45 1.37
*日米金利差 0.60 -0.07【 商品/先物 】 前日比 高値 安値
*原油先物 41.57 -1.19 -2.78% 43.21 41.23
*金先物 1950.6 -28.3 -1.43% 1980.4 1938.9
*銅先物 303.1 +0.3 +0.07% 304.0 299.9
*CRB商品指数 151.44 -1.90 -1.24% 153.34 151.13【 欧州株式 】 前日比 高値 安値 ↑ / ↓
*英FT100 5940.95 +78.90 +1.35% 5974.70 5862.05 79 21
*独DAX 13243.43 +269.18 +2.07% 13303.17 13062.17 29 1
*仏CAC40 5031.74 +93.64 +1.90% 5062.01 4959.64 34 5Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)07時58分
世界各国通貨に対する円:対ドル0.22%安、対ユーロ0.27%高
現在値 前日比 % 前日終値
*ドル・円 106.19円 +0.23円 +0.22% 105.96円
*ユーロ・円 125.87円 -0.34円 -0.27% 126.21円
*ポンド・円 141.78円 -0.04円 -0.03% 141.81円
*スイス・円 116.59円 +0.07円 +0.06% 116.52円
*豪ドル・円 77.91円 -0.20円 -0.26% 78.11円
*NZドル・円 71.85円 +0.24円 +0.34% 71.61円
*カナダ・円 81.43円 +0.32円 +0.39% 81.11円
*南アランド・円 6.32円 -0.05円 -0.73% 6.37円
*メキシコペソ・円 4.89円 +0.03円 +0.56% 4.86円
*トルコリラ・円 14.37円 -0.02円 -0.11% 14.38円
*韓国ウォン・円 8.92円 -0.01円 -0.13% 8.94円
*台湾ドル・円 3.61円 +0.00円 +0.10% 3.60円
*シンガポールドル・円 77.94円 +0.11円 +0.14% 77.83円
*香港ドル・円 13.70円 +0.03円 +0.21% 13.67円
*ロシアルーブル・円 1.41円 -0.03円 -2.04% 1.44円
*ブラジルレアル・円 19.85円 +0.21円 +1.08% 19.64円
*タイバーツ・円 3.39円 -0.01円 -0.34% 3.40円
年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
*ドル・円 -2.23% 112.23円 101.19円 108.61円
*ユーロ・円 +3.37% 127.08円 114.43円 121.77円
*ポンド・円 -1.59% 147.96円 124.10円 144.07円
*スイス・円 +3.81% 117.89円 106.74円 112.31円
*豪ドル・円 +2.20% 78.46円 59.91円 76.24円
*NZドル・円 -1.77% 73.54円 59.51円 73.15円
*カナダ・円 -2.63% 84.75円 73.82円 83.63円
*南アランド・円 -18.51% 7.83円 5.61円 7.75円
*メキシコペソ・円 -14.77% 6.01円 4.23円 5.74円
*トルコリラ・円 -21.23% 19.16円 14.05円 18.24円
*韓国ウォン・円 -5.08% 9.66円 8.41円 9.40円
*台湾ドル・円 -0.40% 3.71円 3.36円 3.62円
*シンガポールドル・円 -3.49% 81.92円 73.18円 80.75円
*香港ドル・円 -1.79% 14.42円 13.02円 13.95円
*ロシアルーブル・円 -19.61% 1.80円 1.31円 1.75円
*ブラジルレアル・円 -26.43% 27.69円 17.90円 26.98円
*タイバーツ・円 -7.27% 3.73円 3.22円 3.65円Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)07時19分
米8月雇用統計:雇用の伸び一段と鈍化か
米国労働省はワシントンで4日に最新8月の雇用統計を発表する。市場の平均予想は失業率が9.8%と、4月に14.7%と過去最高に達したのち、3月以来の水準まで低下が予想されている。非農業部門雇用者数は前月比+135万人と、6月に+480万人と過去最大の雇用増を記録したのち、拡大ペースが引き続き鈍化する見通し。
先行指標の中で、米労働省が発表する雇用統計と最も相関性が高いとされる民間部門の雇用者数を示すADP雇用統計の8月分は+42.8万人と、予想+100.0万人を大きく下回った。さらに、雇用統計よりも現状の労働市場の状況を図る上で最適と見られている週次失業保険申請件数も8月初旬に3月に経済封鎖以来で初めて100万件を割り込んだのち、ウイルスの再燃で、経済活動の再開が遅れ再び100万件台に増加している。米国経済の中でも比較的順調に回復している製造業の雇用の伸びも緩慢。全米の製造業活動動向を示すISM製造業活動指数は予想を上回る回復を見せたが、雇用は依然弱く、44.4と、13カ月連続で50を割り込み活動は縮小したまま。
コンファレンスボードが発表した8月消費者信頼感指数は84.8と、予想外に7月91.7から低下し2014年5月以降6年ぶり低水準に落ち込んだ。パンデミック以降で最低。特に雇用を得るのが困難と応えた消費者は25.2%と、20.1%から跳ね上がった。昨年同月は12%だった。
追加財政策の遅れや経済活動再開の遅れで、労働市場の回復は停滞。一部企業は従業員の一時的解雇から恒久的解雇を強いられている。航空各社はすでに従業員解雇計画を発表。政府からの追加支援がなかった場合、10月1日に実行する。ウイルス後の経済は雇用体系も大きく変わる可能性があり、より効率化することにより今後、今までのような人員が必要でなくなる可能性も懸念される。労働市場が今後、再び悪化する可能性が警戒され、回復を支援するためのFRBの長期にわたりゼロ金利策を維持する緩和策を正当化する。
■8月雇用統計の先行指標
・ISM製造業景況指数:雇用:44.4、13カ月連続で50を割り込み
・ADP雇用統計:+42.8万人(予想:+100.0万人、7月:⁺21.2万人←+16.7万
人)・NY連銀製造業景況指数:
雇用(現状):+2.4(7月+0.4、6カ月平均−10.6)
週平均就業時間:−6.8(−2.6、6カ月平均−19.2)6か月先
雇用:15.5(7月21.1、6カ月平均13.6)
週平均就業時間:+2.0(3.9、6カ月平均+5.2)・フィラデルフィア連銀製造業景況指数
雇用(現状):9.0(20.1、6カ月平均−5.5)
週平均就業時間:11.3(17.2、-6.5)6か月先
雇用:29.5(32.4、6か月平均27.4)
週平均就業時間:19.1(27.3、6か月平均22.1)・消費者信頼感指数(%)
雇用現況(%)
十分:21.5(22.3、50.3)
不十分:53.3(57.6、37.7)
困難:25.2(20.1、12.0)6カ月後の予想
雇用
増加:29.1(29.6、19.9)
減少:21.9(21.3、13.7)
不変:49.0(49.1、66.4)所得
増加12.7(14.8、24.7)
減少:16.6(15.8、6.3)
不変:70.7(69.4、69.0)・失業保険申請件数
件数 前週比 4週平均 継続受給者数08/22/20| 1,006,000| -98,000| 1,068,000| n/a
08/15/20| 1,104,000| 133,000| 1,175,250| 14,535,000
08/08/20| 971,000| -220,000| 1,254,750| 14,758,000
08/01/20| 1,191,000| -244,000| 1,339,000| 15,480,000
07/25/20| 1,435,000| 13,000| 1,368,750| 16,090,000
07/18/20| 1,422,000| 114,000| 1,362,000| 16,951,000
07/11/20| 1,308,000| -2,000| 1,377,000| 16,151,000
07/04/20| 1,310,000| -98,000| 1,435,000| 17,304,000■市場エコノミスト予想
失業率:9.8%(7月10.2%)
非農業部門雇用者数:前月比+135万人(7月+176.3万人)
民間部門雇用者数:前月比+128.4万人(7月+146.2万人)
平均時給:予想:前月比0%、前年比+4.4%(7月+0.2%、+4.8%)Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)07時11分
円建てCME先物は2日の225先物比210円高の23510円で推移
円建てCME先物は2日の225先物比210円高の23510円で推移している。為替市場では、ドル・円は106円20銭台、ユーロ・円は125円80銭台。
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2020年09月03日(木)06時40分
本日のスケジュール
<国内>
08:50 対外・対内証券投資(先週)
09:30 サービス業PMI(8月) 45.0
09:30 総合PMI(8月) 44.9
10:30 片岡日銀審議委員が沖縄県金融経済懇談会であいさつ(オンライン形式)、記者会見CP買い入れオペ(日本銀行)
<海外>
10:30 豪・貿易収支(7月) 46.50億豪ドル 82.02億豪ドル
10:45 中・財新サービス業PMI(8月) 54.0 54.1
10:45 中・財新総合PMI(8月) 54.5
14:00 印・サービス業PMI(8月)
16:00 トルコ・消費者物価指数(8月) 11.76%
17:00 欧・ユーロ圏総合PMI(8月) 51.6 51.6
17:00 欧・ユーロ圏サービス業PMI(8月) 50.1 50.1
18:00 欧・ユーロ圏小売売上高(7月) 1.7% 5.7%
21:00 ブ・鉱工業生産(7月) 5.0% 8.9%
21:30 米・新規失業保険申請件数(先週) 100.6万件
21:30 米・貿易収支(7月) -517億ドル -507億ドル
21:30 加・貿易収支(7月) -9.0億加ドル -31.9億加ドル
23:00 米・ISM非製造業総合景況指数(8月) 57.2 58.1独・家電見本市「IFA」(5日まで)
米・シカゴ連銀総裁が講演(オンライン)
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注:数値は市場コンセンサス、前回数値Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)06時05分
ニューヨーク外国為替市場概況・2日 ドル円、3日続伸
2日のニューヨーク外国為替市場でドル円は3日続伸。終値は106.18円と前営業日NY終値(105.96円)と比べて22銭程度のドル高水準だった。8月米ISM製造業景気指数が良好だったことを材料にドル買い戻しが進んだ前日の流れがこの日も継続。23時前に一時106.30円と日通し高値を付けた。ただ、一目均衡表雲の下限が位置する106.31円がレジスタンスとして意識されると伸び悩んだ。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重しとなり、106.11円付近まで下押しした。NY午後に入りダウ平均が一時510ドル超上昇し、約半年ぶりの高値を更新すると再び106.30円まで強含む場面もあったが、一目雲下限を上抜けることは出来なかった。なお、NY市場に限れば値幅は19銭程度と小さかった。
ウィリアムズ米NY連銀総裁は「2%超のインフレを容認する米連邦準備理事会(FRB)の新戦略は物価安定と最大雇用の二大目標を達成する能力を強化する」との認識を示したものの、目立った反応は見られなかった。また、21時15分発表の8月ADP全米雇用報告で政府部門を除く非農業部門雇用者数は42.8万人増と予想の95.0万人増を下回ったが、相場の反応は限られた。ユーロドルは続落。終値は1.1855ドルと前営業日NY終値(1.1912ドル)と比べて0.0057ドル程度のユーロ安水準だった。欧州中央銀行(ECB)当局者のユーロ高けん制発言への警戒感が強まる中、NY勢がドル買いで参入すると一時1.1822ドルと日通し安値を更新した。ただ、米長期金利が低下したこともあって引けにかけては下げ渋った。
ポンドドルは軟調だった。バルニエ欧州連合(EU)首席交渉官は「10月末の厳格な締め切りに対して現実的になるべき」「英国は漁業権問題について妥協点を探す姿勢を見せていない」「英国は公平で開かれた競争を保証することを拒んでいる」などと発言。英国がEUと自由貿易協定(FTA)を締結できないまま、EU離脱の移行期限である年末を迎えるリスクが意識されて、ポンド売りが広がった。ラムスデン・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁が「必要なら量的緩和(QE)ペースを大幅に拡大することが可能」と述べたこともポンド売りを促し、一時1.3284ドルと日通し安値を付けた。
ユーロ円は続落。終値は125.88円と前営業日NY終値(126.21円)と比べて33銭程度のユーロ安水準。欧州時間に発表された7月独小売売上高指数が予想を下回ったことを受けて円買い・ユーロ売りが先行。ユーロドルの下落につれた売りも出て一時125.56円と日通し安値を更新した。ただ、NY午後に入ると米国株高やユーロドルの下げ渋りを受けて125.91円付近まで下げ幅を縮めた。
本日の参考レンジ
ドル円:105.85円 - 106.30円
ユーロドル:1.1822ドル - 1.1929ドル
ユーロ円:125.56円 - 126.32円Powered by DZHフィナンシャルリサーチ -
2020年09月03日(木)06時01分
大証ナイト終値23520円、通常取引終値比220円高
大証ナイト終値23520円、通常取引終値比220円高
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2020年09月03日(木)05時15分
バーキン米リッチモンド連銀総裁(WSJ)
バーキン米リッチモンド連銀総裁はウォールストリートジャーナル紙のインタビューで以下のように答えている。
「経済には持続的な金融、財政支援が必要」
「労働市場の回復は、従来考えていたペースよりも遅い」
「現行の金利に関するフォワードガイダンスは期限切れかもしれない」
「新型パンデミックによる不透明感は高く、時間軸を基準にしたガイダンスよりも、指標の特定の結果などを基準にしたガイサンスのようが適しているかもしれない」Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)04時53分
ドル円、伸び悩み ダウ510ドル超上昇も一目雲下限突破出来ず
ドル円は伸び悩み。ダウ平均が一時510ドル超上昇し、約半年ぶりの高値を更新すると再び106.30円まで強含んだものの、一目均衡表雲の下限が位置する106.31円を上抜けることは出来なかった。4時52分時点では106.20円付近で推移している。
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2020年09月03日(木)04時28分
9月2日のNY為替・原油概況(訂正)
2日のニューヨーク外為市場でドル・円は106円11銭まで下落後、106円30銭まで上昇して引けた。
米8月ADP雇用統計が予想を下回ったためドル売りが一時優勢になったが、7月耐久財受注改定値や7月製造業受注が予想を上回ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した米地区連銀経済報告(ベージュブック)で全米の経済活動拡大が確認されドル買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.1876ドルから1.1822ドルまで下落して引けた。
欧州中央銀行(ECB)高官のユーロ高けん制、域内のインフレ低下、ドイツの小売りが予想外のマイナスに落ち込んだためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、126円04銭から125円56銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.3363ドルから1.3284ドルまで下落した。
バルニエEU首席交渉官の英国との通商交渉の進展に悲観的な見解を受けて合意ない離脱への懸念からポンド売りが優勢となった。ドル・スイスは、0.9100フランから0.9133フランまで上昇した。
2日のNY原油先物は反落。ハリケーンの通過で米国の在庫が再び増加するとの憶測に加え、ドル高で割高感が再燃。さらに、米国の民間雇用統計が予想を下回り需要鈍化懸念がくすぶった。
[経済指標]
・米・8月ADP雇用統計:+42.8万人(予想:+100.0万人、7月:⁺21.2万人←+16.7万
人)
・米・7月耐久財受注改定値:前月比+11.4%(予想:+11.2%、速報値:+11.2%)
・米・7月耐久財受注(輸送用機除く)改定値:前月比+2.6%(予想:+2.4%、速報値
:+2.4%)
・米・7月製造業出荷・資本財(航空機を除く非国防)改定値:前月比+2.4%(速報値
:+2.4%)
・米・7月製造業受注:前月比+6.4%(予想:+6.1%、6月:+6.4%←+6.2%)Powered by フィスコ -
2020年09月03日(木)04時20分
クドローNEC委員長、州救済に依然反対
クドロー国家経済会議(NEC)委員長はFOXビジネスとのインタビューで依然、州救済に反対していることを明らかにした。民主党は追加救済策で地方・州政府への支援を必至と考えており、溝は深い。
合意のめどがたつまで、ドルの上値が抑制される。クドロー国家経済会議(NEC)委員長
「ムニューシン米財務長官と焦点を絞った追加支援が必要であることで合意」
「小企業の融資プログラムは大きな支援に」
「議会が小規模の案を検討してくれれば素晴らしい」
「州救済は税金の無駄遣いに」Powered by フィスコ
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