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• 2021年08月24日(火)08時05分

  東京外国為替市場概況・8時　ドル円、小動き

  　24日の東京外国為替市場でドル円は小動き。8時時点では109.70円とニューヨーク市場の終値（109.70円）とほぼ同水準だった。前日終値付近でのもみ合いとなった。東京勢の本格参入や日本株の取引開始待ちの様相が濃い。

  　ユーロ円も小動き。8時時点では128.85円とニューヨーク市場の終値（128.85円）とほぼ同水準だった。128.80円台での方向感を欠いた動き。本日のアジア時間も株価動向をにらんだ展開となりそうだ。

  　ユーロドルは8時時点では1.1745ドルとニューヨーク市場の終値（1.1745ドル）とほぼ同水準だった。

  本日これまでの参考レンジ
  ドル円：109.67円　-　109.71円
  ユーロドル：1.1744ドル　-　1.1749ドル
  ユーロ円：128.81円　-　128.87円

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• 2021年08月24日(火)08時00分

  東京為替見通し＝27日のパウエルFRB議長講演「経済見通し」控え動意に乏しい展開か

  　23日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、8月米製造業・サービス部門・総合PMI速報値が予想を下回ったことで、110.15円から109.65円まで反落した。ユーロドルは、米長期金利の低下を受けて1.1750ドルまで上昇した。ユーロ円も129.14円まで堅調に推移した。

  　本日の東京外国為替市場のドル円は、27日のジャクソンホール会合でのパウエルFRB議長の講演「経済見通し」を控えて動きづらい展開が予想される。

  　ジャクソンホール会合では、歴代の米連邦準備理事会（FRB）議長が金融政策を示唆している。
  　2010年8月27日のバーナンキ第14代FRB議長の講演「経済見通しと金融政策」では、量的緩和第2弾が示唆された。ドル円は、高値85.46円から安値84.27円まで1.19円下落した。
  　2016年8月26日のイエレン第15代FRB議長の講演では、利上げの開始が示唆された。ドル円は、安値100.06円から高値101.94円まで1.88円上昇した。
  　今年2021年8月27日のジャクソンホール会合では、パウエル第16代FRB議長が、米連邦公開市場委員会（FOMC）での多数派となりつつある年内のテーパリング（資産購入の段階的縮小）開始に言及するのか否かが注目されている。

  　パウエルFRB議長がテーパリングに言及しないとの見方の背景は以下の通り。
  ・講演テーマが「経済見通し」であり、オンライン形式に変更されたこと
  ・FRBのルールでは、FOMCの前に重要な政策変更を表明してはならないこと
  ・7月の消費者物価指数が鈍化（商品価格の下落というディスインフレ圧力の兆候）
  ・新型コロナウイルスのデルタ株の感染拡大
  ・連邦債務上限引き上げやアフガニスタン情勢の不透明感が払拭されないこと

  　年内のテーパリング開始を示唆するとの見方の背景は以下の通り。
  ・7月FOMC議事要旨で圧倒的多数（most）が年内のテーパリング開始を支持
  ・雇用情勢が改善基調にあること

  　本日のドル円のオーダー状況は、109.65円の本日のNYカットオプションを軸にして、上値には、109.90円に24日・25日のNYカットオプション、110.00円にドル売りオーダー、110.10-90円には、本邦輸出企業からの月末に向けたドル売りオーダーが断続的に控えている。下値には、109.00-50円に断続的にドル買いオーダーが控えている。

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• 2021年08月24日(火)07時52分

  NY金先物は上昇、換金目的の売りは一巡

  COMEX金12月限終値：1806.30　↑22.30

  　23日のNY金先物12月限は上昇。ニューヨーク商品取引所（COMEX）の金先物12月限は、前営業日比+22.30ドルの1806.30ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1778.00ドル-1809.10ドル。アジア市場で1778.00ドルまで売られた後、ニューヨーク市場の序盤にかけて1809.10ドルまで反発。株高を意識してやや上げ渋り、一時1800ドルを下回ったが、換金目的の売りは一巡しており、通常取引終了後の時間外取引では清算値を挟んだ水準で推移した。

  
  ・NY原油先物：大幅反発、株高を意識した買いが入る

  NYMEX原油10月限終値：65.64　↑3.50

  　23日のNY原油先物10月限は大幅反発。ニューヨーク商業取引所（NYMEX）のWTI先物10月限は、前営業日比+3.50ドルの65.64ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは61.80ドル-66.00ドル。アジア市場の序盤で61.80ドルまで下げたが、株高を意識した買いが入り、ニューヨーク市場の中盤にかけて66.00ドルまで買われた。通常取引終了後の時間外取引では65ドル台で推移。

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• 2021年08月24日(火)07時46分

  ＮＹ市場動向（取引終了）:ダウ215.63ドル高（速報）、原油先物3.30ドル高

  【 米国株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊ダウ30種平均　35335.71　+215.63 　 +0.61%　35428.91　35160.97 　 21 　　9
  ＊ナスダック 　 14942.65　+227.99 　 +1.55%　14963.47　14776.98　2578 　718
  ＊S&P500 　 　 　4479.53 　+37.86 　 +0.85% 　4489.88 　4450.29 　352 　151
  ＊SOX指数 　 　　3342.01 　+85.51 　 +2.63%
  ＊225先物 　 　 　 27620　大証比 +100 　 +0.36%

  【 為替 】 　 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ドル・円 　 　　109.71 　 -0.07 　 -0.06% 　 110.15 　 109.65
  ＊ユーロ・ドル 　 1.1744　+0.0046 　 +0.39% 　 1.1750 　 1.1693
  ＊ユーロ・円 　 　128.83 　 +0.39 　 +0.30% 　 129.14 　 128.16
  ＊ドル指数 　 　 　93.00 　 -0.50 　 -0.53% 　　93.51 　　92.95

  【 債券 】 　 　 　 　 　　前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊ 2年債利回り 　 　0.22 　 -0.00　　　　 　0.23 　 　0.22
  ＊10年債利回り 　 　1.25 　 -0.00　　　　 　1.28 　 　1.25
  ＊30年債利回り 　 　1.87 　 +0.00　　　　 　1.90 　 　1.87
  ＊日米金利差　 　 　1.23 　 -0.02

  【 商品／先物 】 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　　高値 　 　安値
  ＊原油先物 　 　 　65.44 　 +3.30 　 +5.31% 　　66.00 　　61.74
  ＊金先物 　 　 　 1806.9 　 +22.9 　 +1.28% 　 1809.1 　 1778.0
  ＊銅先物 　 　 　　420.6 　　+8.3 　 +2.01% 　　423.7 　　412.0
  ＊CRB商品指数 　　211.91 　 +4.95 　 +2.39% 　 212.12 　 206.96

  【 欧州株式 】 　 　 　 　 　 　 前日比 　 　 　 高値 　 　安値 　　↑ ／ ↓
  ＊英FT100　　 　 7109.02 　+21.12 　 +0.30% 　7147.80 　7087.90 　 60 　 39
  ＊独DAX　　　 　15852.79 　+44.75 　 +0.28%　15930.72　15799.59 　 20 　 10
  ＊仏CAC40　　 　 6683.10 　+56.99 　 +0.86% 　6699.32 　6657.14 　 32 　　7

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• 2021年08月24日(火)07時46分

  【速報】NZ・4-6月期小売売上高：前期比+3.3％で市場予想を上回る

  24日発表のNZ・4-6月期小売売上高は、前期比+3.3％で市場予想の+2.5％程度を上回った。

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• 2021年08月24日(火)07時45分

  世界各国通貨に対する円：対ドル0.06%高、対ユーロ0.30%安

  　 　 　 　 　 　 　 　 　 現在値 　 　前日比 　 　 　 ％ 　 前日終
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　 109.71円 　　-0.07円 　 　-0.06% 　 109.78円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　　128.83円 　　+0.39円 　 　+0.30% 　 128.44円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　　150.56円 　　+0.98円 　 　+0.66% 　 149.57円
  ＊スイス・円 　 　 　 　　120.21円 　　+0.49円 　 　+0.41% 　 119.73円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　79.12円 　　+0.75円 　 　+0.96% 　　78.37円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　 75.61円 　　+0.61円 　 　+0.81% 　　75.01円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　 　86.66円 　　+1.04円 　 　+1.21% 　　85.62円
  ＊南アランド・円 　 　 　 　7.25円 　　+0.07円 　 　+1.04% 　 　7.18円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　 5.40円 　　+0.01円 　 　+0.20% 　 　5.39円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　　13.00円 　　+0.07円 　 　+0.57% 　　12.93円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　 　9.35円 　　+0.04円 　 　+0.42% 　 　9.31円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　3.93円 　　+0.01円 　 　+0.37% 　 　3.92円
  ＊シンガポールドル・円 　　80.90円 　　+0.30円 　 　+0.38% 　　80.59円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　 14.08円 　　-0.01円 　 　-0.06% 　　14.09円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　　1.48円 　　-0.01円 　 　-0.36% 　 　1.49円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　 20.38円 　　-0.02円 　 　-0.09% 　　20.40円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　 　3.30円 　　+0.01円 　 　+0.22% 　 　3.29円
  　 　 　 　 　 　 　 年初来騰落率 過去1年間での高値／安値　昨年末終値
  ＊ドル・円 　 　 　 　 　 　+6.26% 　 111.66円 　 102.59円 　 103.25円
  ＊ユーロ・円 　 　 　 　 　 +2.10% 　 134.13円 　 121.62円 　 126.18円
  ＊ポンド・円 　 　 　 　 　 +6.66% 　 156.08円 　 133.05円 　 141.15円
  ＊スイス・円 　 　 　 　 　 +3.03% 　 122.77円 　 113.28円 　 116.67円
  ＊豪ドル・円 　 　 　 　 　 -0.44% 　　85.80円 　　73.14円 　　79.47円
  ＊ＮＺドル・円 　 　 　 　　+1.94% 　　80.18円 　　68.64円 　　74.17円
  ＊カナダ・円 　 　 　 　 　 +6.82% 　　91.19円 　　77.92円 　　81.13円
  ＊南アランド・円 　 　 　 　+3.19% 　 　8.18円 　 　6.12円 　 　7.03円
  ＊メキシコペソ・円 　 　 　 +4.06% 　 　5.62円 　 　4.64円 　 　5.19円
  ＊トルコリラ・円 　 　 　 　-6.50% 　　15.26円 　　12.04円 　　13.91円
  ＊韓国ウォン・円 　 　 　 　-1.47% 　 　9.91円 　 　8.87円 　 　9.49円
  ＊台湾ドル・円 　 　 　 　　+7.00% 　 　4.00円 　 　3.58円 　 　3.68円
  ＊シンガポールドル・円 　 　+3.55% 　　83.15円 　　76.21円 　　78.13円
  ＊香港ドル・円 　 　 　 　　+5.66% 　　14.38円 　　13.23円 　　13.33円
  ＊ロシアルーブル・円 　 　　+6.04% 　 　1.54円 　 　1.30円 　 　1.40円
  ＊ブラジルレアル・円 　 　　+2.48% 　　22.63円 　　18.02円 　　19.89円
  ＊タイバーツ・円 　 　 　 　-4.13% 　 　3.56円 　 　3.26円 　 　3.44円

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• 2021年08月24日(火)07時39分

  円建てCME先物は23日の225先物比110円高の27630円で推移

  円建てCME先物は23日の225先物比110円高の27630円で推移している。為替市場では、ドル・円は109円60銭台、ユーロ・円は128円80銭台。

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• 2021年08月24日(火)06時49分

  FRBジャクソンホール会議、ビデオ形式への変更でテーパー先送り観測強まる

  カンザスシティー地区連銀は、ワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムについて、対面形式ではなく、オンライン形式で開催すると発表した。

  シンポジウムが開催される予定であったワイオミング州ジャクソンホールにあるティトンビレッジ 、 グランドティトン国立公園地域のコロナリスクが引き上げられたことが背景となる。カンザスシティー地区連銀のエスター総裁は、残念だが、訪問者や地域住人の安全が最優先だと述べている。

  市場はパウエル議長が27日に予定している経済見通しに関してのビデオでの演説に注目。インフレの上昇や経済活動の再開を受けた回復見通しを理由に、連邦準備制度理事会（FRB）が公表した最新7月連邦公開市場委員会（FOMC）の中で、ほとんどのメンバーが年内の緩和縮小が適切と考えていることが明らかになった。このため、早くて、パウエル議長のこの演説で、緩和縮小の道のりが発表されるとの見方が強まっていた。しかし、新型コロナウイルスのデルタ株感染件数は7月FOMC時点から急増している。加えて、FRBがシンポジウムをビデオ会議に変更したことは、FRBが速やかな緩和縮小計画の修正に迫られるたことを示唆しているとの思惑も浮上した。

  早期の緩和縮小の必要性を訴えていた米ダラス連銀のカプラン総裁も新型コロナウイルス・デルタ株流行が経済の成長を減速させた場合、考えを変えると言及している。

  ゴールドマンサックスに続き、バンク・オブ・アメリカも7−9月期国内総生産（GDP）の成長見通しを引き下げており、パンデミックによる景気への影響はいまだ明確ではない。

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• 2021年08月24日(火)06時40分

  本日のスケジュール

  ＜国内＞
  14:00　スーパーマーケット売上高(7月)　　1.7％

  　　東京パラリンピック開幕(9月5日まで)
  　　タンゴヤが東証ジャスダックに新規上場(公開価格:1600円)

  
  ＜海外＞
  07:45　NZ・小売売上高(4-6月)　2.0％　2.5％
  15:00　独・GDP改定値(4-6月)　9.6％　9.6％
  21:00　ハンガリー・中央銀行が政策金利発表　1.50％　1.20％
  23:00　米・新築住宅販売件数(7月)　70.0万戸　67.6万戸

  　　米・ニューヨーク州知事クオモ氏の後任にキャシー・ホークル氏が就任

  
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  注：数値は市場コンセンサス、前回数値

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• 2021年08月24日(火)06時32分

  ドル円オーダー＝109.65円　本日NYカットOP

  111.50円　売り
  111.00円　売り厚め、OP24日NYカット
  110.10-90円　断続的に売り（110.20円　OP25日NYカット）
  109.90円　OP24・25日NYカット

  109.70円　8/24　6:00現在（高値110.15円 - 安値109.65円）

  109.65円　OP24日NYカット
  109.00-50円　断続的に買い（109.00・109.10円　OP24日NYカット）
  108.82円　OP24日NYカット大きめ
  108.50-80円　断続的に買い

  ※オプション（OP）設定水準の手前では防戦の売買が、抜けたところではストップロスの売買が活発化しやすい。また、期限（カットオフタイム）に向けて設定水準に収れんする動きを見せる場合もある。
  　オプション数量表現の目安　大きめ　：10億通貨単位以上、非常に大きめ：20億通貨単位以上、極めて大きめ：30億通貨単位以上。

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• 2021年08月24日(火)06時04分

  ニューヨーク外国為替市場概況・23日　ユーロドル、続伸

  　23日のニューヨーク外国為替市場でユーロドルは続伸。終値は1.1745ドルと前営業日NY終値（1.1698ドル）と比べて0.0047ドル程度のユーロ高水準だった。ダウ平均が一時300ドル超上昇するなど、米国株相場が底堅く推移するとリスク・オンのドル売りが先行。原油先物相場の大幅反発を背景に、対産油国通貨中心にドル安が進むとユーロに対してもドル売りが出た。米長期金利の低下もユーロ買い・ドル売りを促し、一時1.1750ドルと日通し高値を更新した。
  　なお、新型コロナウイルスのデルタ株感染が世界的に拡大する中、経済情勢を巡る不確実性への警戒感が台頭。27日にパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、市場の一部では「FRBのテーパリング（量的緩和の縮小）後ずれ観測」が浮上している。主要通貨に対するドルの値動きを示すドルインデックスは一時92.95まで低下する場面があった。

  　ドル円は小反落。終値は109.70円と前営業日NY終値（109.78円）と比べて8銭程度のドル安水準だった。欧州株相場や時間外のダウ先物の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善すると円売り・ドル買いが先行。110.00円に観測されていた売りオーダーをこなして、21時前に一時110.15円まで値を上げた。
  　ただ、一目均衡表雲の上限が位置する110.16円がレジスタンスとして意識されると失速。米10年債利回りが低下に転じたことも相場の重しとなり、一時109.65円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。原油や金、銀など商品相場が堅調に推移する中、対資源国通貨中心にドル安が進んだ影響も受けた。
  　なお、8月米製造業・サービス部門・総合PMI速報値は予想を下回った一方、7月米中古住宅販売件数は予想を上回るなど強弱入り混じる結果となったため、相場の反応は限られた。

  　ユーロ円は続伸。終値は128.85円と前営業日NY終値（128.44円）と比べて41銭程度のユーロ高水準。21時30分過ぎに一時129.14円と本日高値を付けたものの、ドル円が失速するとユーロ円もつれる形で128.78円付近まで上げ幅を縮めた。もっとも、そのあとは新規材料難から128円台後半での狭いレンジ取引に終始した。

  　産油国通貨は買いが目立った。WTI原油先物価格が一時6％超の大幅高となったことを受けて、カナダドルやノルウェークローネに買いが集まった。米ドルカナダドルは一時1.2643カナダドル、カナダドル円は86.77円までカナダドル高に振れたほか、ノルウェークローネは対ユーロで一時10.4538クローネ、対ドルで8.8990クローネ、対円で12.33円まで上昇した。

  本日の参考レンジ
  ドル円：109.65円　-　110.15円
  ユーロドル：1.1693ドル　-　1.1750ドル
  ユーロ円：128.16円　-　129.14円

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• 2021年08月24日(火)05時40分

  大証ナイト終値27620円、通常取引終値比100円高

  大証ナイト終値27620円、通常取引終値比100 円高

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• 2021年08月24日(火)04時52分

  ドル円、じり安　一時109.65円と日通し安値に面合わせ

  　ドル円はじり安。一時109.65円とアジア時間に付けた日通し安値に面合わせした。新型コロナウイルスのデルタ株感染が世界的に拡大する中、経済情勢を巡る不確実性への警戒感が台頭。27日にパウエル米連邦準備理事会（FRB）議長のジャクソンホール会議での講演を控える中、市場の一部では「FRBのテーパリング（量的緩和の縮小）後ずれ観測」が浮上している。

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• 2021年08月24日(火)04時45分

  8月23日のＮＹ為替・原油概況

  　23日のニューヨーク外為市場でドル・円は110円15銭から109円69銭まで下落し、引けた。

  連邦準備制度理事会（FRB）が今週開催を予定している経済シンポジウムを控え、調整や金融緩和縮小を巡る思惑に米国債相場が底堅く推移。金利が伸び悩み、ドルの売り戻しが優勢となった。

  ユーロ・ドルは1.1716ドルから1.1749ドルまで上昇して引けた。

  ユーロ・円は129円14銭まで上昇後、128円80銭まで反落。

  ポンド・ドルは1.3680ドルから1.3732ドルまで上昇した。

  ドル・スイスは0.9178フランから0.9123フランまで下落した。

  　23日のNY原油先物は反発。ドル安で割り安感が強まった。また、中国の新型コロナウイルス件数が7月以降で初めてゼロとなったため需要鈍化を警戒した売りが後退した。

  [経済指標]
  ・米・7月シカゴ連銀全米活動指数：0.53（予想0.12、6月：-0.01←0.09）
  ・米・8月製造業PMI速報値：61.2（予想：62.0、7月：63.4）
  ・米・8月サービス業PMI速報値：55.2（予想：59.2、7月：59.9）
  ・米・8月総合PMI速報値：55.4（7月：59.9）
  ・米・7月中古住宅販売件数：599万戸（予想：583万戸、6月：587万戸←586万戸）

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• 2021年08月24日(火)04時40分

  [通貨オプション]まちまち、調整色強まる

  　ドル・円オプション市場で変動率はまちまち。短期物ではオプションの買戻しが優勢となったが、中長期物では連日売られた。

  リスクリバーサルも調整が続き、小動きに終始した。

  ■変動率
  ・1カ月物5.16 %⇒5.44％（08年10/24＝31.044％）
  ・3カ月物5.68 %⇒5.59％（08年10/24＝31.044％）
  ・6カ月物5.85 %⇒5.81％（08年10/24＝25.50％)
  ・1年物6.19 %⇒6.17％（08年10/24＝20.00％、21.25％=98年10月以来の高水準）

  ■リスクリバーサル（25デルタ円コール）
  ・1カ月物+0.29 %⇒＋0.31％（08年10/27=+10.90％）
  ・3カ月物+0.45 %⇒＋0.44％（08年10/27=+10.90％）
  ・6カ月物+0.56 %⇒＋0.54％（08年10/27=+10.71％）
  ・1年物+0.69 %⇒＋0.69％（08年10/27=+10.71％）

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