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2021年12月07日(火)のFXニュース(3)

  • 2021年12月07日(火)07時41分
    NY金先物は弱含み、株高を意識した売りが入る

    COMEX金2月限終値:1779.50 ↓4.40

     6日のNY金先物2月限は、弱含み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は、前営業日比-4.40ドルの1779.50ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1776.40ドル-1789.00ドル。アジア市場の序盤で1789.00ドルまで買われたが、その後は伸び悩み、ニューヨーク市場の序盤にかけて1776.40ドルまで下げた。株価反発が嫌気されたようだ。ただ、換金目的の売りは縮小しており、通常取引終了後の時間外取引では1780ドルを挟んだ水準で推移した。


    ・NY原油先物:大幅反発、米国株高を意識して一時70.15ドル

    NYMEX原油1月限終値:69.49 ↑3.23

     6日のNY原油先物1月限は、大幅反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比+3.23ドルの69.49ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは66.72ドル-70.15ドル。米国株式の反発を好感した買いが入ったようだ。新型コロナウイルスのオミクロン変異株の感染拡大が警戒されているが、現時点で大半の国や地域で都市封鎖などの厳格な経済制限措置は導入されていないため、原油需要の減少を意識した売りは縮小。一時70.15ドルまで買われている。通常取引終了後の時間外取引では69ドル台後半で推移。

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  • 2021年12月07日(火)07時40分
    FRBの焦点は高インフレへ移行

    連邦準備制度理事会(FRB)はインフレがもはや「一過性」の要因に留まる可能性が少なく、2022年まで続く可能性があり、12月の連邦公開市場委員会(FOMC)で資産購入縮小ペース加速を協議すると見られている。焦点を高インフレに移行した。今後の焦点は、1)資産購入策の解消ペース、2)利上げのタイミング、3)利上げの幅となる。
    今週は、消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、注目が集まる。第1四半期に縮小を終了すると、インフレが弱まらなかった場合の利上げの余地が広がる。

    バイデン米大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナのオミクロン変異株の重症度を巡り楽観的な見解を示したため、回復を損傷するとの懸念が和らいだ。ゴールドマンサックスはオミクロン感染拡大による回復への影響を織り込み2022年の国内総生産(GDP)成長見通しを従来の3.3%から2.9%へ引き下げた。顧客向けレポートで明らかになった。オミクロン変異株による消費への影響は微量だが、供給不足やオミクロン株による一部国境閉鎖が世界のサプライチェーンのさらなる混乱に繋がる可能性を指摘。高インフレをさらに長期化する要因にもなり得る。FRBの速やかな緩和縮小方針を正当化することになる。

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  • 2021年12月07日(火)07時04分
    ニューヨーク外国為替市場概況・6日 ドル円、反発

     6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は反発。終値は113.48円と前営業日NY終値(112.80円)と比べて68銭程度のドル高水準となった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン株」の感染拡大への警戒感が和らいだことで、米国株相場が堅調に推移すると、リスク・オンの様相が強まり円売り・ドル買いが進んだ。米長期金利の指標である米10年債利回りが1.43%台まで上昇したことも相場の支援材料となり、一時113.55円と日通し高値を更新した。
     なお、バイデン米大統領の首席医療顧問を務める米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長は「オミクロン株」について「断定するのは時期尚早だ」としながらも、「これまでのところ重症化の度合いは、それほど高くないようだ」と発言。ダウ平均は一時770ドル超上昇した。ナイト・セッションの日経平均先物は大証終値比310円高の2万8160円まで買われる場面があった。

     ユーロドルは反落。終値は1.1285ドルと前営業日NY終値(1.1315ドル)と比べて0.0030ドル程度のユーロ安水準だった。米長期金利の上昇に伴うユーロ売り・ドル買いが出て、一時1.1267ドルと日通し安値を更新した。市場では前週末の11月米雇用統計について「雇用者数は予想を下回ったものの、労働市場の堅調ぶりを示唆。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め路線も維持される」との声が聞かれ、ドル買いが入りやすい面もあった。
     国際通貨基金(IMF)はこの日、「ユーロ圏の経済回復は国によって不均衡になるだろう」「ユーロ圏のインフレリスクは上昇サイドに傾いている」との見解が示したが、目立った反応は見られなかった。

     ユーロ円は反発。終値は128.06円と前営業日NY終値(127.64円)と比べて42銭程度のユーロ高水準。米国株相場の上昇を背景に、投資家のリスク志向が改善し円売り・ユーロ買いが進行。4時過ぎに一時128.09円と日通し高値を更新した。
     ユーロ円以外のクロス円も堅調だった。ポンド円は一時150.61円、豪ドル円は80.06円、NZドル円は76.70円、南アフリカランド円は7.15円まで値を上げた。

     産油国通貨はしっかり。WTI原油先物価格が5%超上昇したことで、カナダドルやノルウェークローネに買いが入った。カナダドルは対米ドルで1.2754カナダドル、対ユーロで1.4388カナダドル、対円で89.00円まで値を上げた。また、ノルウェークローネは対ユーロで一時10.2561クローネ、対ドルで9.0899クローネ、対円で12.49円まで上昇した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:112.78円 - 113.55円
    ユーロドル:1.1267ドル - 1.1324ドル
    ユーロ円:127.50円 - 128.09円

  • 2021年12月07日(火)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    08:30 実質賃金総額(10月) -0.5% -0.6%
    08:30 家計支出(10月) -0.5% -1.9%
    08:30 毎月勤労統計-現金給与総額(10月) 0.5% 0.2%
    14:00 景気一致指数(10月) 90.0 88.7
    14:00 景気先行CI指数(10月) 102.5 100.9
    15:00 コール市場残高(11月、日本銀行)
    18:15 黒田日銀総裁が「AMRO's 10th Anniversary Celebration」であいさつ


    <海外>
    12:30 豪・オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利発表 0.10% 0.10%
    15:45 スイス・失業率(11月)  2.7%
    16:00 独・鉱工業生産指数(10月) 1.3% -1.1%
    18:30 南ア・GDP(7-9月) 4.0% 19.3%
    19:00 欧・ユーロ圏GDP改定値(7-9月) 3.7% 3.7%
    19:00 独・ZEW期待指数(12月) 26.1 31.7
    20:00 ブ・FGVインフレ率(IGP-DI)(11月) -0.31% 1.60%
    22:30 加・貿易収支(10月)  18.6億加ドル
    22:30 米・貿易収支(10月) -667億ドル -809億ドル
    22:30 米・非農業部門労働生産性(7-9月) -4.9% -5.0%
    29:00 米・消費者信用残高(10月) 250.00億ドル 299.13億ドル

      中・貿易収支(11月) 794億ドル 845.4億ドル
      中・外貨準備高(11月) 3兆2076億ドル 3兆2176億1千万ドル
      欧・欧財務相理事会
      欧・欧保健相会合


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2021年12月07日(火)06時11分
    大証ナイト終値28100 円、通常取引終値比250円高

    大証ナイト終値28100 円、通常取引終値比250円高

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  • 2021年12月07日(火)06時10分
    EUはアフリカ南部渡航制限を直ちに緩和しない方針か

    欧州連合(EU)は12月7日に開く保健相会合で新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」について討議するが、ロイター通信などの報道によると、拡散防止に向け加盟各国が導入した渡航制限を巡る決定は行わないようだ。

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  • 2021年12月07日(火)06時00分
    12月6日のNY為替・原油概況

    6日のニューヨーク外為市場でドル・円は113円07銭から113円55銭まで上昇し、引けた。

    新型コロナのオミクロン変異株感染を巡り米大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所所長が週末のインタビューで、依然時期尚早と注意を促しながらも、「重症度」判断をめぐる初期の情報に基づくと「やや勇気づけられる」と楽観的な見解を示したため、経済封鎖の拡大懸念が後退。回復期待も再燃し米国債相場が下落。債券利回りの上昇に伴うドル買い、リスク選好の円売りに拍車がかかった。

    ユーロ・ドルは1.1308ドルから1.1267ドルまで下落し、引けた。国際通貨基金(IMF)が「欧州中央銀行(ECB)は大規模な金融緩和の方針を維持する必要がある」との考えを示したため、欧米金利差拡大観測にユーロ売りが優勢となった。_

    ユーロ・円は127円54銭から128円09銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。

    ポンド・ドルは1.3271ドルから1.3230ドルまで下落した。

    ドル・スイスは0.9211フランから0.9269フランまで上昇した。

     6日のNY原油先物は反発。新型コロナのオミクロン変異株の重症度が緩やかとの見方に回復見通しに伴う需要増加を織り込む買いが再燃した。
    【経済指標】
    ・特になし

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  • 2021年12月07日(火)05時50分
    フランス首相:ロックダウン措置や夜間外出禁止令は必要ない

    報道によると、フランスのカステックス首相は12月6日、新型コロナウイルス新変異株「オミクロン」への対応として、クリスマスに向けナイトクラブを閉鎖し、社会的距離措置を強化するが、ロックダウン(都市封鎖)措置や夜間外出禁止令は必要ないと述べた。

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  • 2021年12月07日(火)05時48分
    欧州株式は反発、オミクロン変異株の感染拡大も脅威は和らぐ

    6日の欧州株式市場は反発。新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン株」に感染しても多くは軽症にとどまる可能性があることが好感された。オミクロン株については、南アフリカの保健当局者が軽度の感染を引き起こすと述べており、バイデン米政権
    の首席医療顧問、アンソニー・ファウチ氏は米CNNに対し、「これまでのところ深刻さの度合いは高くないようだ」との見方を伝えている。

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  • 2021年12月07日(火)05時44分
    ロシアとインドは通商と防衛に関する複数の合意に調印

    報道によると、ロシアとインドは12月6日、通商と防衛に関する複数の合意に調印した。60万丁を超えるロシアの自動小銃カラシニコフをインド国内で製造する案件などが含まれている。

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  • 2021年12月07日(火)05時40分
    [通貨オプション]OP売り、リスク警戒感の後退

    ドル・円オプション市場で変動率は低下。リスク警戒感の後退でオプション売りが優勢となった。

    リスクリバーサルはまちまち。短中期物でドル・円下値をヘッジする目的の円コール買いが小幅強まった一方で、1年物では円コール買いに比べ、円先安感に伴う円プット買いが強かった。

    ■変動率
    ・1カ月物7.57%⇒7.48%(08年10/24=31.044%)
    ・3カ月物7.48%⇒7.38%(08年10/24=31.044%)
    ・6カ月物7.45%⇒7.29%(08年10/24=25.50%)
    ・1年物7.34%⇒7.28%(08年10/24=20.00%、21.25%=98年10月以来の高水準)

    ■リスクリバーサル(25デルタ円コール)
    ・1カ月物+1.09%⇒+1.10%(08年10/27=+10.90%)
    ・3カ月物+1.07%⇒+1.08%(08年10/27=+10.90%)
    ・6カ月物+1.04%⇒+1.05%(08年10/27=+10.71%)
    ・1年物+1.03%⇒+1.02%(08年10/27=+10.71%)

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  • 2021年12月07日(火)04時15分
    NY市場動向(午後2時台):ダウ760ドル高、原油先物2.86ドル高

    【 米国株式 】         前日比    高値   安値  ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 35339.78 +759.70 +2.20% 35356.75 34633.43  27   3
    *ナスダック  15264.42 +178.95 +1.19% 15268.18 14931.61 2231 1040
    *S&P500     4607.68 +69.25 +1.53% 4610.94 4540.51 453  52
    *SOX指数     3800.27  -4.27 -0.11%  
    *225先物    28130 大証比 +280 +1.01%  
       
    【 為替 】           前日比    高値   安値 
    *ドル・円     113.51  +0.71 +0.63%  113.55  112.61 
    *ユーロ・ドル  1.1283 -0.0032 -0.28%  1.1326  1.1267 
    *ユーロ・円   128.07  +0.43 +0.34%  128.07  127.16 
    *ドル指数     96.33  +0.21 +0.22%   96.43   96.13 
       
    【 債券 】         前日比       高値   安値 
    * 2年債利回り   0.63  +0.04        0.63   0.61 
    *10年債利回り   1.44  +0.10        2.08   2.05 
    *30年債利回り   1.76  +0.09        2.92   2.88 
    *日米金利差    1.39  +0.10   
       
    【 商品/先物 】        前日比    高値   安値 
    *原油先物     69.12  +2.86 +4.32%  69.29   66.72 
    *金先物      1779.50 -4.4  -0.25%  1789.00 1776.40 
       
    【 欧州株式 】         前日比    高値   安値  ↑ / ↓
    *英FT100    7232.28 +109.96 +1.54% 7246.25 7122.32  87  14
    *独DAX    15380.79 +210.81 +1.39% 15415.46 15150.54  32   8
    *仏CAC40    6865.78 +100.26 +1.48% 6888.07 6776.17  37   3

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  • 2021年12月07日(火)04時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・4時 ドル円、堅調

     6日のニューヨーク外国為替市場でドル円は堅調。4時時点では113.50円と2時時点(113.31円)と比べて19銭程度のドル高水準。ダウ平均が760ドルを超えて上昇するなど、米株式市場の動きに連れてドル円は113.55円まで買われ堅調な動き。また、リスクオンにより米債売りで、米10年債利回りは1.43%台まで上昇したことも、ドル円の支えとなった。
     なお、バイデン米政権は来年2月の北京五輪で政府関係者を派遣しない「外交的ボイコット」を正式に発表した。市場では米中関係の悪化による経済停滞の可能性が囁かれているが、現時点では米株式市場も為替市場も発表後の反応は薄い。

     ユーロドルはもみ合い。4時時点では1.1283ドルと2時時点(1.1282ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。対円でのドル買いでドル買い・ユーロ売りに反応する面もあったが、ユーロ円の買いが支えになり、ユーロドルは1.12ドル後半でのもみ合いに終始している。

     ユーロ円は上値広げる。4時時点では128.06円と2時時点(127.84円)と比べて22銭程度のユーロ高水準。リスクオンにより、クロス円は総じて上値を広げた。ユーロ円は4時過ぎに128.09円まで上昇したほか、ポンド円は150.57円、豪ドル円は80.03円まで買われ、それぞれ日通し高値を更新した。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:112.78円 - 113.55円
    ユーロドル:1.1267ドル - 1.1324ドル
    ユーロ円:127.50円 - 128.09円

  • 2021年12月07日(火)03時55分
    NY外為:景気回復への期待が再燃、ダウ750ドル高、10年債利回りは1.4%台回復

    NY外為市場では景気回復への期待が再燃し、ドル買いやリスク選好の動きに拍車がかかった。ドル・円は113円06銭から113円55銭まで上昇し日中高値を更新。ユーロ・円は127円65銭から128円07銭まで上昇した。ユーロ・ドルは1.1280ドル前後の安値圏で推移した。

    新型コロナのオミクロン変異株感染を巡り米大統領の首席医療顧問を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所所長が5日、「重症度」判断をめぐる初期の情報に基づくと「やや勇気づけられる」側面があるとしたため、経済封鎖の拡大懸念が後退。回復期待も再燃し米国債相場が下落した。米10年債利回りは1.37%から1.43%まで上昇した。3日の高水準である1.47%も視野に入った。

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  • 2021年12月07日(火)03時32分
    ダウ平均 上げ幅拡大、円売り進行でユーロ円は128.06円まで上昇

     ダウ平均が760ドル超上昇していることで、再びリスクオンの円売りが再開。ドル円は113.55円までじり高。ユーロ円も128.06円、ポンド円は150.49円、豪ドル円は80.01円まで買われ、日通し高値を更新している。

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