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【GMOクリック証券】100万口座達成!最短即日取引可能!

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100万口座達成!GMOクリック証券は最短即日取引可能!

2022年08月11日(木)のFXニュース(3)

  • 2022年08月11日(木)10時05分
    東京外国為替市場概況・10時 ドル円、下げ渋り

     11日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。10時時点では132.77円とニューヨーク市場の終値(132.89円)と比べて12銭程度のドル安水準だった。早朝のドル買いでも133円台を回復できなかったことで、9時過ぎには仕掛け的な売りが入り132.61円まで下落した。もっとも、欧州通貨やオセアニア通貨に対してドルが小幅に買い戻しが入ると、ドル円は下げ渋り132.89円付近まで一時戻した。

     ユーロ円は買い戻し浅い。10時時点では136.72円とニューヨーク市場の終値(136.90円)と比べて18銭程度のユーロ安水準だった。ダウ先物は約80ドル、豪ASX200は1%超上昇するなど株高への反応も限られ、ユーロ円は昨日安値を小幅に下抜け136.60円まで弱含んだ。ドル円の下値トライが失敗すると136.85円前後まで戻したが、ユーロドルの上値も限られていることで買い戻しも浅かった。

     ユーロドルは小幅安。10時時点では1.0298ドルとニューヨーク市場の終値(1.0299ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ安水準だった。ユーロドルはポジション調整で1.0294ドルまでドル買い・ユーロ売りが進んだ。ポンドドルは1.2205ドル、豪ドル/ドルは0.7076ドルまで小幅ながらドル買いが優勢となっている。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:132.61円 - 132.97円
    ユーロドル:1.0294ドル - 1.0305ドル
    ユーロ円:136.60円 - 136.97円

  • 2022年08月11日(木)09時44分
    ドル円 132.85円近辺、欧州通貨もドル買い優勢で下げ渋り

     ドル円は9時過ぎに仕掛け的な売りで132.61円まで弱含んだが下げ渋り、9時43分時点では132.85円近辺で取引されている。ユーロドルが1.0294ドル、ポンドドルは1.2206ドルまでそれぞれドル買いが進んだことも、ドル円が買い戻されたい一因に。

  • 2022年08月11日(木)09時29分
    金正恩朝鮮労働党委員長が新型コロナウイルスとの戦いに勝利したと宣言

    北朝鮮国営の朝鮮中央通信の報道によると、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が新型コロナウイルスとの戦いに勝利したと宣言し、感染拡大抑制措置の解除を命じた。

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  • 2022年08月11日(木)09時24分
    株高も支えにならず、ユーロ円は昨日安値を下抜ける

     ダウ先物は約80ドル、豪ASX200は1%超上昇しているが、クロス円はリスクオンの買いにはならず上値が重い。ユーロ円は昨日の安値を小幅に下抜け136.60円まで弱含んでいる。また、ポンド円は162.00円、豪ドル円は93.96円までじり安。

  • 2022年08月11日(木)09時05分
    ドル円 132.66円までじり安、133円に届かないことで売り仕掛けか

     ドル円は、閑散取引の中で132.66円までじり安に推移している。これまでの高値は132.97円までで、133円に届かなかったことで売り仕掛けか。

  • 2022年08月11日(木)08時06分
    東京外国為替市場概況・8時 ドル円、方向感がない

     11日の東京外国為替市場でドル円は方向感がない。8時時点では132.84円とニューヨーク市場の終値(132.89円)と比べて5銭程度のドル安水準だった。国内の外国為替証拠金取引(FX)業者からの買いが入り、一時133円手前まで買い戻されたが、昨日安値132.03円の戻り高値133.07円には届かなかった。もっとも、下攻め時も崩れることがなく132円後半で方向感のない値動きを繰り返している。

     ユーロ円はもみ合い。8時時点では136.85円とニューヨーク市場の終値(136.90円)と比べて5銭程度のユーロ安水準だった。ドル円同様に買いが入る場面でも137.00円の大台手前で買いが息切れし、136円後半でもみ合い。

     ユーロドルは小動き。8時時点では1.0301ドルとニューヨーク市場の終値(1.0299ドル)と比べて0.0002ドル程度のユーロ高水準だった。昨日のNY引け値近辺で小動き。

    本日これまでの参考レンジ
    ドル円:132.73円 - 132.97円
    ユーロドル:1.0298ドル - 1.0305ドル
    ユーロ円:136.74円 - 136.97円

  • 2022年08月11日(木)08時01分
    NY市場動向(取引終了):ダウ535.10ドル高(速報)、原油先物1.03ドル高

    【 米国株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *ダウ30種平均 33309.51 +535.10   +1.63% 33364.41 33130.63   29   1
    *ナスダック   12854.80 +360.87   +2.89% 12861.44 12698.61 2730  711
    *S&P500      4210.24  +87.77   +2.13%  4211.03  4177.26  465   36
    *SOX指数     2988.71 +121.81   +4.25%
    *225先物       28120 大証比 +330   +1.19%

    【 為替 】               前日比       高値    安値
    *ドル・円     132.90   -2.15   -1.59%   135.30   132.03
    *ユーロ・ドル   1.0300 +0.0087   +0.85%   1.0368   1.0202
    *ユーロ・円    136.92   -1.00   -0.73%   138.40   136.62
    *ドル指数     105.22   -1.15   -1.08%   106.40   104.64

    【 債券 】           前日比       高値    安値
    * 2年債利回り    3.22   -0.05      3.29    3.07
    *10年債利回り    2.78   +0.00      2.81    2.67
    *30年債利回り    3.03   +0.04      3.06    2.94
    *日米金利差     2.59   -0.19

    【 商品/先物 】           前日比       高値    安値
    *原油先物      91.53   +1.03   +1.14%   92.43   87.66
    *金先物       1807.2   -5.1   -0.28%   1824.6   1803.3
    *銅先物       363.8   +5.3   +1.45%   365.8   355.0
    *CRB商品指数   289.27   +4.72   +1.66%   289.27   284.55

    【 欧州株式 】             前日比       高値    安値   ↑ / ↓
    *英FT100     7507.11  +18.96   +0.25%  7520.72  7468.64   76   23
    *独DAX     13700.93 +165.96   +1.23% 13715.56 13455.70   33   7
    *仏CAC40     6523.44  +33.44   +0.52%  6545.64  6453.79   36   4

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  • 2022年08月11日(木)08時00分
    世界各国通貨に対する円:対ドル1.59%高、対ユーロ0.73%高

                      現在値    前日比       %   前日終値
    *ドル・円           132.90円   -2.15円    -1.59%   135.05円
    *ユーロ・円         136.91円   -1.01円    -0.73%   137.92円
    *ポンド・円         162.37円   -0.84円    -0.52%   163.21円
    *スイス・円         140.98円   -0.59円    -0.42%   141.58円
    *豪ドル・円          94.09円   -0.01円    -0.01%   94.10円
    *NZドル・円         85.07円   +0.15円    +0.17%   84.93円
    *カナダ・円         104.03円   -0.72円    -0.69%   104.74円
    *南アランド・円        8.19円   +0.05円    +0.58%    8.15円
    *メキシコペソ・円       6.63円   -0.04円    -0.64%    6.67円
    *トルコリラ・円        7.43円   -0.11円    -1.52%    7.54円
    *韓国ウォン・円       10.19円   -0.17円    -1.61%   10.36円
    *台湾ドル・円         4.49円   -0.00円    -0.07%    4.50円
    *シンガポールドル・円   97.06円   -0.94円    -0.96%   98.00円
    *香港ドル・円         16.94円   -0.26円    -1.52%   17.20円
    *ロシアルーブル・円     2.16円   -0.05円    -2.29%    2.21円
    *ブラジルレアル・円     26.13円   -0.21円    -0.78%   26.34円
    *タイバーツ・円        3.76円   -0.06円    -1.64%    3.82円
                  年初来騰落率 過去1年間での高値/安値 昨年末終値
    *ドル・円           +15.48%   139.39円   109.11円   115.08円
    *ユーロ・円           +4.59%   144.28円   124.40円   130.90円
    *ポンド・円           +4.26%   168.73円   148.96円   155.74円
    *スイス・円          +11.78%   143.76円   117.54円   126.13円
    *豪ドル・円          +12.44%   96.88円   77.90円   83.68円
    *NZドル・円         +8.17%   87.35円   74.57円   78.65円
    *カナダ・円          +14.22%   107.65円   84.67円   91.08円
    *南アランド・円       +13.63%    8.81円    6.94円    7.21円
    *メキシコペソ・円      +18.22%    6.87円    5.14円    5.61円
    *トルコリラ・円       -13.15%   13.34円    6.17円    8.55円
    *韓国ウォン・円        +5.32%   10.73円    9.21円    9.68円
    *台湾ドル・円         +8.22%    4.66円    3.91円    4.15円
    *シンガポールドル・円   +13.69%   99.70円   80.22円   85.37円
    *香港ドル・円         +14.71%   17.76円   14.01円   14.77円
    *ロシアルーブル・円     +41.20%    2.67円    0.68円    1.53円
    *ブラジルレアル・円     +26.53%   27.84円   19.77円   20.65円
    *タイバーツ・円        +8.41%    3.90円    3.26円    3.47円

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  • 2022年08月11日(木)08時00分
    東京為替見通し=ドル円、お盆休みで動意に乏しい展開か

     10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は、7月米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で8.5%上昇に留まったことで、132.03円まで急落した。ユーロドルは米CPIの下振れをきっかけに米金利が低下したことで1.0368ドルまで上昇した。ユーロ円は138.40円まで上昇後、136.62円まで反落した。

     本日のアジア外国為替市場のドル円は、東京市場が山の日の祝日休場のため動きづらい展開が予想される。

     本邦勢は本日からお盆休みに入っており、本邦輸出企業はドル売りオーダーを136円以上に置き、本邦輸入企業はドル買いオーダーを132円以下に置いている模様。
     さらに、毎年恒例の8月15日の米国債償還・利払いに伴う円買い需要も、ドル円の上値を抑える要因となっている。

     米7月のCPIが前年比+8.5%へ低下したことで、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)グループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、9月20-21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.75%の利上げ確率は42.5%へ低下、0.50%の利上げ確率は57.5%へ上昇している。

     パウエルFRB議長は7月27日の会見で、具体的なフォワードガイダンスは示さずに、「今後の利上げについてはデータ次第であり、会合ごとに判断される」と説明した。
     9月20-21日のFOMCまでには重要な雇用・物価データが以下の通り5つある。
    ・7月雇用統計(8/5発表):0.75%の利上げを正当化
    ・7月消費者物価指数(CPI)(8/10発表):+8.5%へ鈍化し、0.75%利上げ確率低下
    ・7月PCE総合価格指数(8/26)※米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として注視
    ・8月雇用統計(9/2)
    ・8月消費者物価指数(9/13)
     米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者は「FRBはインフレ減速のさらなる証拠を求めている可能性が高い。今後のデータで物価圧力が緩和されていることが確認されれば、FRBは9月に0.50%の利上げを実施する可能性があるものの、0.75%利上げの可能性も依然としてある」との考えを示している。

     昨日は、中国政府が「台湾への武力行使排除しない。台湾民進党の行動は平和と安定を損ねるため障害、排除の必要」と警告しており、台湾情勢の地政学リスクには引き続き要警戒となる。中国政府は、ペロシ米下院議長の台湾訪問に対して、軍事演習「72時間作戦計画」を断行し、大規模ミサイル攻撃、領空・領海の封鎖、上陸作戦を行った。英高級紙デーリー・テレグラフが、英外交筋の話として、ロシアがウクライナに侵攻した際、西側指導者が適切に対応するのに少なくとも2日間かかったことから、中国共産党が武力で台湾を統一する決断をした場合、西側に対応する時間を与えないよう電光石火の「48時間攻勢」を完遂することを目指していると、報じている。習中国国家主席は、ウクライナに西側から武器や資金の供与を受ける時間を与えてしまったため、プーチン露大統領の計画は頓挫したと考えているらしい。習中国国家主席は「台湾問題の解決と祖国の完全統一実現は党の歴史的任務」と述べており、第20回共産党大会で3期目続投が決定する前か、後かにレガシーを目指すのかもしれない。

  • 2022年08月11日(木)06時40分
    本日のスケジュール

    <国内>
    株式市場は祝日のため休場(山の日)  


    <海外>
    21:00 ブ・IBGEサービス部門売上高(6月)  0.9%
    21:30 米・新規失業保険申請件数(先週)  26万件
    21:30 米・生産者物価コア指数(7月)  8.2%
    27:00 メキシコ・中央銀行が政策金利発表 8.50% 7.75%

      米・30年債入札
      石油輸出国機構(OPEC)月報
      決算発表 シーメンス、リビアン


    ---------------------------------------------------------------------
    注:数値は市場コンセンサス、前回数値

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  • 2022年08月11日(木)06時35分
    NY金先物は伸び悩み、株高を意識して利食い売りが増える

    COMEX金12月限終値:1813.70 ↑1.40

     10日のNY金先物12月限は伸び悩み。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は、前営業日比+1.40ドル(+0.08%)の1813.70ドルで通常取引終了。時間外取引を含めた取引レンジは1803.30ドル-1824.60ドル。7月米消費者物価指数の発表後に1803.30ドルから1824.60ドルまで買われたが、株高を意識して利食い売りが活発となった。通常取引終了後の時間外取引で一時1803.80ドルまで下げる場面があった。


    ・NY原油先物:反発、米国株高を好感した買いが入る

    NYMEX原油9月限終値:91.93 ↑1.43

     10日のNY原油先物9月限は反発。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+1.43ドル(+1.58%)の91.93ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは87.66ドル-92.43ドル。ニューヨーク市場の序盤にかけて87.66ドルまで下落したが、米国株高を意識した買いが入ったことで反転し、通常取引終了後の時間外取引で92.43ドルまで上昇した。

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  • 2022年08月11日(木)06時06分
    ニューヨーク外国為替市場概況・10日 ドル円、大幅反落

     10日のニューヨーク外国為替市場でドル円は大幅に反落。終値は132.89円と前営業日NY終値(135.05円)と比べて2円16銭程度のドル安水準だった。米労働省が発表した7月米消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.5%上昇と予想の8.7%上昇を下回り、約40年ぶりの伸びを記録した6月の9.1%上昇から鈍化。前月比でも横ばいと予想の0.2%上昇を下回り、エネルギーと食品を除くコア指数も予想より弱い数字となった。米国のインフレがピークアウトしたとの見方が広がると、米連邦準備理事会(FRB)の急激な利上げ観測が後退し、幅広い通貨に対してドル売りが強まった。23時30分過ぎに一時132.03円まで急落した。
     ただ、エバンス米シカゴ連銀総裁やカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁の発言が伝わると、米10年債利回りが上昇に転じ、ドル円にも買い戻しが入った。3時30分過ぎには133.07円付近まで下げ渋る場面があった。
     米CPIの結果を受けて、エバンス氏は「インフレに関して初めてのポジティブな数値となった」としながらも、「インフレは容認できないほど高い」「FF金利を年末までに3.25−3.50%、来年末までに3.75−4.00%に引き上げる可能性がある」などと発言。
     また、カシュカリ氏も「この結果を歓迎すべき」としながらも、「インフレへの勝利宣言には程遠い」として「FF金利を年末までに3.9%、来年末までに4.4%まで引き上げる必要がある」との考えを示した。来年初めに利下げを見込む市場の観測については「現実的ではない」との見方を改めて示した。

     ユーロドルは3日続伸。終値は1.0299ドルと前営業日NY終値(1.0213ドル)と比べて0.0086ドル程度のユーロ高水準だった。米CPIの下振れをきっかけに米金利が低下するとユーロ買い・ドル売りが先行。24時過ぎに一時1.0368ドルと日通し高値を更新した。
     ただ、米長期金利が上昇に転じると徐々に上値が重くなり、4時30分前には1.0295ドル付近まで下押しした。
     なお、米ウォールストリート・ジャーナルのFEDウォッチャー、ニック・ティミラオス記者は「FRBはインフレ減速のさらなる証拠を求めている可能性が高い」と指摘し、「今後のデータで物価圧力が緩和されていることが確認されれば、FRBは9月に0.50%の利上げを実施する可能性があるものの、0.75%利上げの可能性は依然としてある」との考えを示した。

     ユーロ円は7営業日ぶりに反落。終値は136.90円と前営業日NY終値(137.92円)と比べて1円02銭程度のユーロ安水準。21時前に一時138.40円と本日高値を付けたものの、米インフレ指標の結果を受けてドル円が急落するとユーロ円にも売りが波及。23時30分過ぎに一時136.62円と本日安値を付けた。ただ、そのあとは137.00円を挟んだもみ合いに終始した。

    本日の参考レンジ
    ドル円:132.03円 - 135.30円
    ユーロドル:1.0202ドル - 1.0368ドル
    ユーロ円:136.62円 - 138.40円

  • 2022年08月11日(木)05時54分
    大証ナイト終値28110 円、通常取引終値比320円高

    大証ナイト終値28110 円、通常取引終値比320円高

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  • 2022年08月11日(木)05時05分
    8月10日のNY為替・原油概況

     10日のニューヨーク外為市場でドル・円は135円00銭から132円03銭まで下落し、引けた。

    米7月消費者物価指数(CPI)の伸びが予想以上に鈍化したため、連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げ観測が後退、ドル売りに拍車がかかった。その後、エバンス・シカゴ連銀総裁がイベントで、7月消費者物価指数(CPI)の改善を歓迎しつつもインフレが依然高過ぎるとし、雇用も強く成長が続くとの見解に基づき年内から来年にかけて利上げを続けるFRBの計画維持を再表明したためドル売りが後退。

    ユーロ・ドルは1.0243ドルから1.0368ドルまで上昇し、引けた。ロシア国営トランスネフチが中欧への原油供給パイプライン再開との報道で燃料危機による景気停滞を懸念したユーロ売りが後退。

    ユーロ・円は138円40銭から136円62銭まで下落。

    ポンド・ドルは1.2100ドルから1.2276ドルまで上昇。英中央銀行のチーフエコノミスト、ピル氏は「現在の賃金の伸び、ペースが速過ぎる」と述べ、追加利上げの必要性を示唆したためポンド買いが優勢となった。

    ドル・スイスは0.9490フランから0.9394フランまで下落した。

     10日のNY原油先物は反発。ドル安で割り安感が広がったほか、米週次統計でガソリン在庫が予想以上に減少したため供給ひっ迫懸念を受けた買いが先行した。
     
    [経済指標] I
    ・米・7月消費者物価指数:前年比+8.5%(予想:+8.7%、6月:+9.1%)
    ・米・7月消費者物価コア指数:前年比+5.9%(予想:+6.1%、6月:+5.9%)
    ・米・7月消費者物価指数:前月比+0%(予想:+0.2%、6月:+1.3%)
    ・米・7月消費者物価コア指数:前月比+0.3%(予想:+0.5%、6月:+0.7%)
    ・米・6月卸売在庫改定値:前月比+1.8%(予想:+1.9%、速報値:+1.9%)
    ・米・6月卸売売上高:前月比+1.8%(予想+0.5%、5月+0.7%←+0.5%)
     

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  • 2022年08月11日(木)05時00分
    米7月CPI改善も食品は1979年来最大の上昇、FRBの利上げ軌道変わらずか

    米労働省が発表した7月消費者物価指数(CPI)は前月比+0%と、6月+1.3%から予想以上に伸びが鈍化した。マイナスとなった2020年5月来で最小。前年比も+8.5%と、6月+9.1%から予想以上に伸びが鈍化し、4月来で最小となった。連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注視している変動の激しい食品や燃料を除いたコア指数は前月比+0.3%と、6月+0.7%から予想以上に鈍化し3月来で最小。前年比では+5.9%と、予想外に6月と同水準の伸びにとどまった。

    ガソリン価格が6月にピークを付けて以降、下落基調にあることが物価の抑制に繋がったと見られる。内訳で特に賃貸や中古車の価格下落が好感された。9月連邦公開市場委員会(FOMC)でも50ベーシスポイントの利上げ観測が強まりつつある。

    7月消費者物価指数(CPI)
    エネルギー:−4.6%(6月+7.5%、前年同月+32.9%)
    食料品:+1.1%(+1.0%、+10.9%)
    居住費:+0.4%(+0.8%、+7.4%)
    光熱費:−0.3%(+2.5%、+16.6%)

    一方で、コロナからの脱却で、消費動向の移行が見られ、サービス価格は上昇基調にある。食品は前年比+10.9%と1979年来で最大の伸びを記録。コアCPIは鈍化したが、依然FRBの目標である2%のほぼ3倍。過去18カ月のうち、17カ月が予想を上回っており、1カ月の結果での判断は不可能となる。欧州などではロシア制裁などの動きにエネルギー危機が懸念されるなど、エネルギー価格の行方も不透明であるほか、自動車価格も在庫問題がくすぶり、過去最高を記録するなど、インフレのピーク達成を断言するのは時期尚早と見られる。

    シカゴ連銀のエバンス総裁はイベントで、7月CPIの改善を歓迎しつつもインフレが依然高過ぎるとし、雇用も強く成長が続くとの見解に基づき年内から来年にかけて利上げを続けるFRBの計画維持を再表明。年末までにFFを3.25%−3.5%に引き上げ、23年末までにFFを3.75%—4.0%に引上げると予想している。また、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁も、「FRBはインフレ抑制達成の勝利宣言するには程遠い」とし、年末までにFFを3.9%、来年末までに4.4%まで利上げを望んでいると主張。今回の結果を受けて、自分の見通しを変更しないとした。また、高い水準のCPIの中、FRBが利下げに転じるとの考えは非現実的だと述べている。

    また、9月FOMCまでに、8月CPIの結果を待つことになる。

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